何かを求める時には理由がございます。この場合は鶉の模様でございます。この製品は明治時代の作でありまして、古き良き時代の古伊万里の絵柄を維持しております。
それではつまんないお話です。読まないほうがいいですよ。日本人から見れば隣国は自己中心、不義理、欠礼、欺瞞、甘え、約束の不履行、裏切り、妄想、知性や理想の欠如の世界に見えます。これらは近代的な世界では一応はダメということになっております。
しかし、考えようによれば、それらは隣国の精神文化の精華であり彼らの世界で生き残るための必需必須とも言えるものかもしれません。皮肉でも非難でもございません。今更、皮肉を言ったり非難をしてなんの実益もございません。
そこで両国間の無理な調和を求めずに、隣国の有り様の総体を現実的に認知することが大切と思われます。違いを認めて両国が争うのではなくて、正しい距離をとり互いの文化を個別的に発展させていくことが最も現実的と思われます。