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No. 761をぜひご参照ください。差出人は京畿道の憲兵隊将校一同でありまして、宛先は政池覺造憲兵中尉の子息であります。成川分隊に付近に中尉の住居があり、家族で暮らしていたものと考えられますが、彼の長男に父の戦死を悼んで送られた弔辞の葉書と思われます。
念のために文章を上げておきます。絵葉書は黒枠になっております。
御尊父殿暴徒掃滅ニ當リ壮烈ナル戰死ヲ遂ケラレタルハ軍人ノ亀鑑トシテ感激措ク能ワス且ツ哀悼ノ情ニ不堪謹テ弔辞ヲ呈シ候
大正八年三月十二日
広州憲兵隊将校同相当官一同
植民地である朝鮮の統治と維持はかくも厳しいものでした。