この御品は頂き物です。昔なぜか先代がいろいろな御品を頂戴する立場でありまして、旅行のお土産としてプレゼントされた御品と理解しております。つまりは昔の我が家の調度品でした。察するに昭和30年代後半くらいに製造された御品ではないかと存じます。
無尽蔵の石炭から作られた御品ですのでほぼ無数に作られたのでしょう。しかし、私が他にこの手の御品を見たのは撫順炭鉱の製品(No. 511参照)だけです。それにしても、エネルギーの主力が石炭から原油に代わり、さらに原子力に、そして現在は天然エネルギーへ転換中ですので全てが幻のように感じられる今日この頃でございます。
Products in the late 1960s. made in Japan for reference No. 511(description about the same kind of product made in Fusun Coal in Mancuria)