まずヤクロ商会とは何かですが、第四十六(帝国)議会はヤクロ商会は日本人及び朝鮮人の経営するウラジオストックにある「メ」政権から許可を得て阿片の栽培、売買等を行う浦塩阿片専売所であると定義しています。(アジア歴史資料センター) 資料の提供、ありがとうございました。
消印は第一野戦局(浦塩)で日付は(大正)9/1/1でございます。帝国議会が定義しているということは日本政府の認可のあった事業体と思われます。それであれば郵便料金は無料で兵士と同様の扱いをしてるのも、うなずけるところがございます。
戦争とはすべての種類の非合法なことがまかり通る世界が来ます。そのためには大量の裏金が必要になりますので、その供給先として麻薬が絡んでくることは必定と思われます。