「小太郎の左腕」

以前このブログで書いた「のぼうの城」の著者
和田竜氏の作品です。


これも戦国時代もの。
「雑賀（さいか）衆」から抜け出した要蔵と
その孫「小太郎」。
雑賀衆といえば、「雑賀孫市」で知られる、
戦国時代の鉄砲狙撃集団。
忍者みたいなイメージですかね。

一国の武将：林半左衛門に強引に導かれ、
要蔵に「神の宿った腕」とまで言わせた
狙撃の腕を持つ小太郎が、戦場へ・・・

「のぼうの城」同様、時代背景の説明が多いのは
ちと読みづらいですが、その時分の武士の思考も
物語には欠かせないので我慢です(^^;)

最後は切ないような結末でしたが、それはそれ。
なかなかいい話でオススメですぞ！
時代物入門者の方、是非どうぞ(^^)/