詩人の嘉奈
- (2020/01/30 00:40)
蘇嘉奈語霜街風含雨語Togo 筆。
呪いは黒猫に込められた芸術作品
猫で有名な作品に、エドガー・アラン・ポーの『黒猫』がある。
ポーの生涯を見ると、記者として生計を立てていたが貧乏が続き、妻は床に伏し、起死回生の小説がこの『黒猫』だったようだ。
書ける妻もしくは愛人との共作なのではないか?
六割方、妻もしくは愛人の文章のような気がする。
変貌する男の描写が女の視点であり、最後に飼い猫が仇をとってくれるのも、女性的だ。
小説自体は短いが凄みがあり、哀れな女性の呪いが込められていて、私は衝撃を受けた。
これが小説を書き始めた理由だ。
例え、小説の作家名が他人の名前に変えられようと、呪いや言いたい事が芸術家には伝わるのだと。
同じ目に遭い易い芸術家は、神霊と繋がり、芸術家の真骨頂を芸術家に伝えるのだ。
芸術家魂を受け継ぐ者として、私は『黒猫』の悲しみを感じとり、私の絵作品にも顕れた三尾ノ黒猫に、大昔から続く呪いを託す。
芸術の域
科学装置殺人被害で体が病んでも、精神や心までは病んでいない画家&小説家詩人は、ブログで作品を発表できる。出版費用が捻出できないから本になっていないだけだ。
私は役所関連の人ではないし、犯罪も嫌いで、政府ともヤカラとも深い繋がりがない普通の人だ。
私を利用する人々は、多分、私の作品が羨ましい連中で、私の作品のコピーで金持ちになりたいのだろう。
芸術作品で金持ち坊ちゃんやお嬢様を籠絡して玉の輿や逆玉に乗るのも1つの目的のはずだ。
騙されても愛を捧げる坊ちゃんやお嬢様は、愛の為に、ペテン師及び詐欺師及び犯罪者を愛し抜くかもしれないからだ。
犯罪が気づかれても、ヤカラにとっては、何でもない物語が始まるだけだ。
中国は旅行で行っただけでよくわからない国だ
大学時代に北京からの留学生と仲良くしていた私だが、旅行で行っただけでよくわからない国だ。
小皇帝と呼ばれる一人っ子政策の申し子たちは、とてもわがままだった。
たまたま寂しかったら私は、(彼が)好きな時に私の部屋に遊びに来る留学生と何となく時間を潰した。別に変なことはされず、友人として隣りにいてくれたのは良い思い出だ。
ただ、法律までわがまま放題なら、治安はとても悪いだろう。心神喪失の殺人犯が、逮捕され裁かれるかどうかは謎だ。日本では、そういう殺人犯はほとんど無罪らしい。納得いかない。
狂犬病と凶人病を、区別する必要はない気がする。