このところ、お天気の状態やら、墓参りやらで、暫く自転車に乗ってない。今日は、そんなアレコレから開放されて、穏やかな冬の陽射しと、冷たい空気に当たりながら、自転車でゆっくり、たっぷり走った。2時半に家を出た時は青空で、名木の栴檀の金色の実が光って見えた。近頃決めた暫定コースの奥田新田突き当たりの海岸へ出て、そこから海岸沿いの堀川縁を走っている頃、日が西に傾き出して、早くも夕日の風景になって来た。赤く染まった空を撮ろうと堤防に上ったら、その又遥か向うに堤防が見えて、あたり一面がススキやセイダカアワダチソウの荒涼たる原っぱになっていた。工業用地として造成されたのだろうが、今では利用される気配もない。傾いた太陽が雲に隠れて、只、モノトーンの風景が広がっているだけだった。なんだか、背筋がぞくっとするような、冬の風景だった。家の近くの棚尾橋を渡る頃には、空が真っ赤に染まっていた。
走行データ D:29.67 T:1.45.43 A:16.8 M:32.8 O:28189



走行データ D:29.67 T:1.45.43 A:16.8 M:32.8 O:28189


