朝早くから元気な声が玄関の方から聞こえて来た。「来たよ~、磨くよ~」と孫二人の大声だ。お手伝いは有難いが、2歳と5歳にたのむのは、ジジババとしてはかなり心配。お茶を飲む間もなく、「さあ、始めようと」急かす。よほど面白いことをすると思っているらしい。暫く休んだ後、仏壇を開けたら、急に怪訝な顔になって、やっと何をするのか理解できたようだ。チョッと期待はずれみたい。それでも、光物とおりんの鳴り物に興味を示してやりだした。その手付きたるや危なっかしくて見ていられない。ババは、夫々が一つずつピカピカに磨き終えたところで、二人にはお引取り願うことに。公園へ行くよと連れ出した。仏具は、息子が全部磨いて仏壇に納めた頃、ババに連れられて行った公園から帰って来た。綺麗になりました。又、来年も頼みます。ババが公園で撮った写真です。

