来年の車の販売台数は500万台を割り込むらしい。日本自動車工業会の青木会長がテレビで冴えない顔をしながら話していた。何十年振りかの低水準で、全く意気が上らない様子だった。見ている方は、連日の新聞報道で、これでもかと自動車関連の雇用調整記事を見ているので驚かない。自分の車を考えても、もう直ぐ10年になのに、全く故障もないし、なんとも無い。しからば、メーカーサイドは、台数UPにどんな手を考えているのだろう。一つは、もう一度、若者を車に呼び寄せるため、安くてファンなスポーツカーを作ることらしい。二つ目は、エンジンをエコ指向に全面的に切り替えて、「賢い消費者はエコを選ぶ」とぶち上げるようだ。二つ目のエコ指向は何とか分るが、最初のファンなスポーツーカーって、ゲーム機世代の若者を屋外に引っ張り出す力があるのかなあ。