アンツーカー往復

今日も自転車日和。だが、今日は、いつもの糸の切れたタコのように、何処までも行ってしまう訳にいかないことがある。お昼近くに来客がある予定で、ババから走っているジジに連絡が入ったら、直ぐに帰ってこられる範囲に居なければならない。となると、日課の自転車コースはダメ。目の前の矢作川河川敷のアンツーカー・２ｋｍコースを往復して距離を稼ぐことにした。何往復しただろう。最初は、腰の携帯が何時鳴るか、気にしながら走っていたが、その内に、だんだん見ている景色も印象に残らなくなり、何時の間にか携帯のことも忘れてペダルを踏み続けてしまった。頭の中の会話がなくなっているのに気がついた。いつもは「おっ、花が咲いた」、「鳥が飛んだ」、「写真を！」と、走りながら変る景色を見て、自分自身の中で対話しているのだが・・。結局、そんな状態で２５ｋｍ走り終わった。今日の経験から想像すると、移り気なジジの性格上、アンツーカーの往復だけだと、日課の自転車走も挫折するだろう。何か新しいことが起こるのを探して走っているうちに、結果として距離が伸びる。そんな、軟弱ななんちゃってチャリダー・ジジであることを自覚した。


走行データ D:25.87 T:1.24.46 A:18.3 M:31.0 O:28471