昨日のブログで四字熟語の「花鳥風月」について書いたら、コメント欄に、「風」は姿も見えないし、風情も含めて表現するのが難しい、というような書き込みを頂いた。「な~るほど」だ。風流の心を持って、花・鳥・風・月を眺め、風情まで含めて表現するのが、本当の意味の「花鳥風月」なんだろう。花や鳥の姿だけをありのままに撮ったとこころで、そこに風流・風情が無ければ「花鳥風月」とは言わないのかもしれない。「風」については、特にそうだ。雨で長い間休んでいた自転車に、夕方になってやっと乗った。風が強くて汗だくになりながら河口近くまで来た。そこで、強風を利用して、気持ち良さそうにウインドサーフィンしている若い人達を見掛けた。ウンウン唸りながらペダルを漕ぐジジに比べて、風を受け、波乗りする彼らの涼しそうなこと。ペダルを止めて一休み、彼らをパチリ。さて、これは「花鳥風月」の「風」を表現したことになるのだろうか。その時、ジジの気持ちは「彼らは涼しそうで・・・羨ましい」だった。これでは風流でないし、風情も出ない。「花鳥風月」を撮るのは難しい。
走行データ D:25.57 T:1.34.14 A:16.2 M:32.3 O:32037
走行データ D:25.57 T:1.34.14 A:16.2 M:32.3 O:32037