かとう整骨院 よもやま話

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腰痛になりやすい人、その特徴とは?? 【香里園 かとう整骨院】

2016-11-24 12:42:28 | 腰痛

今さらですが、インターネットって本当に便利ですよね。調べたい言葉を入力すればいろんな情報が一気に見ることができます。もちろん、健康情報などもそれこそ溢れんばかりの記事が出てきます。そんな中で、最近おもしろい記事を発見したので、その紹介と補足説明をしてみたいと思います。

腰痛になりやすい選手の身体的特徴【フィジカルチェック】


この記事ではサッカー選手を例にとり、腰痛になりやすい人の特徴をまとめています。これは、サッカー選手のみならず他のスポーツをされている方や、そうでない腰痛持ちの方にも当てはまると思います。この記事によると腰痛になりやすい人の特徴として①持久力がない②軸足の安定が悪い③大腿四頭筋が硬い④前屈が硬いという事が書かれています。なかなか興味深いデータです。『身体が硬いと、ケガしやすい』というのは、感覚的にご存知かもしれませんが、このようにデータとして表すとより信憑性が増しますね。では、これらをもう少し詳しく解説してみたいと思います。

①持久力がない人
持久力がないという事は、言い換えれば体力がないとも言えます。体力がないと、スポーツでは正しいフォームを維持することができません。その結果、誤った動作やクセがつきやすくなります。それが腰痛発生の一因になると思われます。スポーツ以外でも同様で、立つ、しゃがむ、歩くといった日常生活動作においても体力不足による誤った動作の反復は腰痛発生の原因になります。

②軸足の安定が悪い人
軸足というのは、動作を起こす際に身体を支える側になります。サッカーでなら、右足でボールを蹴る際の左足が軸足になります。より強くボールを蹴ろうとすれば身体を安定させなければなりません。軸足の安定が悪ければ身体の他の部位、主に上半身でバランスを取らなければなりません。このような“余計な力”が腰に対しての負担になるのです。

③大腿四頭筋が硬い人
大腿四頭筋というのは、太ももの前側の筋肉で膝から下を伸ばす筋肉です。立った状態やうつ伏せで片足の膝を曲げて、踵がお尻につかないひとはこの筋肉が硬いといえます。大腿四頭筋は足を伸ばす以外にも身体を支えるのにとても大切な筋肉です。この筋肉が硬いと身体の安定性が低下します。また、硬い筋肉は衝撃を吸収してくれません。走ったり、ジャンプした際に地面からくる衝撃を腰にダイレクトに伝えてしまいます。これらも腰には大きな負担になります。

④前屈が硬い人
身体を前かがみにする動作は腰を前に倒しますが、それは腰の柔らかさではなく股関節の柔らかさなのです。前屈動作は本来、股関節が曲がる事で行われるのですが、股関節が硬い人は腰を曲げなければなりません。腰の筋肉は支える動きには強いですが、動かすのは苦手な筋肉です。ですので、必要以上に動かす機会が多いと腰痛の原因になる訳です。

この4つの特徴は、どれも関連があります。持久力がない→安定が保てない→身体が硬くなる(疲れやすい)とも言えますし、身体が硬い→フォームが安定しない(軸が作れない)→無駄な体力をつかってしまう(持久力がない)とも言えます。腰痛をお持ちの皆さんは、いずれか心当たりがあると思います。一時的な腰の痛みを取り除く事はそんなに難しい事ではありません。しかし、繰り返す痛みや慢性的な痛みを改善していくのはとても大変です。それは、これらの原因が複雑に入り組んでいるからです。腰痛にお悩みの皆さんは、一番の原因が何であるかを把握しそれを改善していくのが最も効果的な方法です。次回では具体的な対策について触れてみたいと思いますので、参考にしてみて下さい!

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