いよいよ年の瀬。毎年何かと忙しくなるはずなのですが今年はどうも違うようで……暇だ~!時間はあるけどお金が無い。こんな時は温泉に限りますね。自称温泉愛好家としてはまだ行ってない有名処は……そういえば「酸ヶ湯」に行ってないなぁ。過去に(30年前)行ったきりでしばらく近寄ってもいない。よし!行って見よう。片道1時間30分ドライブに出発。
東北自動車道、黒石ICで降りて約30分、標高900M。もうこんなに積ってる。神秘的な別世界な風景であります。
やっぱり山奥だねぇ~雪かき大変だろうなぁ。
玄関で入浴券を購入。ここの温泉は浴場が二箇所。男女別の「玉の湯」、混浴の「ひば千人風呂」片方だけの入浴は600円、両方入り放題(タオル、バスタオル付き、休憩所も使える)が1000円。とりあえず1000円の方を購入。
さて、千人風呂は混浴です。私自身混浴は始めて(小学生の頃来てるが)まったく意識するなってのが無理な話なのです。まぁ出来るだけ努力するつもりではありまするが……。
ここの浴場は源泉の違う4つの浴槽がある何とも贅沢な浴場なのであります。そのためか入浴指南みたいなものが存在します。「冷の湯」で体を洗って「熱湯」に5分、「四分六分の湯」に半身浴5分、「冷の湯」を頭から掛け「湯滝」で3分、再度、「熱湯」に3分。
まぁ入りたいように入れば良いだけなのですが……。この浴槽(源泉)「熱湯」は41°くらいとあまり熱くない、まして「四分六分の湯」の方が熱い。これは浴槽の底から湧く源泉で水で薄めていないぶん体の芯まで温まる。湯冷めし難いからだそうです。私は「四分六分の湯」の熱さの方が好きですが。(熱交換方式で水入れないで冷ませばいいのに)
混浴の方ですが以前より(5,6年前)より男女を仕切るついたてが設置されてるようです。「熱湯」は半分に仕切られ、「四分六分の湯」はセミ仕切り。以前、入浴マナーの悪いお客の為の処置だそうです。私が入ってる時は数人、女性の方が居たみたいです(湯煙の彼方、しかも、私、目が悪いので)べつに気にかかることは無かったですョ。先方の方もそうみたいです。ほんと風情が無くなってて残念です(パンフの写真は良い味だしてるよねぇ)
ここの泉質はpH1.8位の強酸性。玉川温泉よりは酸性は弱いけどひげ剃り痕はピリピリ、卵の腐ったような臭いがする酸性硫黄泉。白く濁ったお湯です。これがまた玉川と違い目に入ると痛い!でもお湯の効能は良いみたいです(今、丁度湯あたり中、体中が痛気持ちいい。効くー!)泉質で石鹸、シャンプーは泡立たない(使えない)、玉ノ湯ほうで体を洗いました。
ここの客層は玉川温泉と同じ湯治客が大半を占めてるかと思いきや観光客(スキー帰りや登山帰り客)も多い。この点は玉川温泉の方が好きだなぁ(玉川は入浴のプロしか居ない感じ)
後、お土産売店にちょっと変わった飴が売ってました。やるね!酸ヶ湯温泉。ここ来たら子宝に恵まれそうです。
酸ヶ湯温泉旅館 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=2000152" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
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