katydid's blog

ハネナガキリギリスが住んでいるところに生息しています。

キリギリスのために たんぽぽ開花への挑戦

2013-12-06 22:00:35 | 2013
12月の札幌 冷え込む日も多くなりました。

揺れながら静かに舞う雪が

時を止めた静寂と繰り返される季節の懐かしさを感じさせてくれます。



この子達は姫の子どもが生まれた時のパートナーを産んでほしくて家に来てもらいました。

でも相性が、と言うかそれ以前に

♂君のお腹は精包で一杯になっていましたが

♀さんのお腹が膨らんでいて、産んだとしても初卵ではない可能性もあり

1年卵という確証が得られなったので

美味しいものをご馳走してから直ぐに帰ってもらいました。

そして何故か縁というものも感じられなかったんです。

何度も出会っていると、こんなことまで思うようになるんです。

不思議ですねえ

なのでパートナー探しはあきらめて

家に残す姫の卵もひとつだけにしました。

そろそろ土中の昆虫達も活動が鈍ってくる頃なので

姫の子ども達を故郷に帰そうと思っています。

そして初めての試み

姫子が生まれたら直ぐにたんぽぽを食べさせてあげたいと思い

鉢に植えて育てることにしました。



たんぽぽの花を食べるのと同時に近づいてくる昆虫を狙うという本能的な行動は

もちろん知っています

幼生の一時期だけというのも分かっています。

セイヨウタンポポは発芽から半年で花が咲くという記事もありましたが

冬に成長を抑制して生きる、根は50㎝にも及ぶ植物を

そんなにタイミング良く咲かせる自信もありません。

でも挑戦してみます。

思えば最初はキリギリスの生態知識にも乏しかったけれど

それでも何とか幸せにしてあげたいという一心で育てて

ここまでたどり着けたのですから


家に残す姫のそれは、姫が誤って外に落としてしまった卵です。

野生下なら、まず生きられない運命の子です。

それならばなおのこと

何としても、あらん限りの知識をもって

全力でこの子を育てたいと思っています。


で、ちょっと気になることが これはたんぽぽなのだろうか(;・∀・)



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