FPの胃袋 ~FP・社労士 川部紀子のブログ~

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 川部紀子の腹の内。

FP・社労士事務所 川部商店

パーソナル日本語

2007-02-28 | FPの胃袋(旧ブログ)

①「三角コーナーに生ゴミ入れたらのろのろになるからお母さんイヤなんだ。」

母は言った。

“のろのろ”。

“どろどろ”と“ぬるぬる”が混ざり合ったオリジナルの副詞であろう。

“どるどる”とか“ぬろぬろ”とか言わないあたりがニクい。

なぜなら、文字だけではなく発音も混ざっているからだ。

文字だけが混ざった言葉ならありがちだ。

例えば、“タラモ”(タラコ+イモ)。

しかし、“のろのろ”については、dorodoroとnurunuruの発音が混ざっている絶妙な副詞と言える。

そう考えると、三角コーナーや排水溝なんかの汚れは、“どろどろ”でも“ぬるぬる”でもなく“のろのろ”のような気がしてきた。

ぬるぬる超どろどろ未満の状態の副詞は間違いなく“のろのろ”だ。

②「大機で出ちゃったから立ちっぱなしで…。」

は?と思って聞いていたら電話のことだ。

電話の“子機”を彼女は“小機”だと思っていたらしい。

だから、“親機”は“大機”(発音はオオキらしい)となる。

確かに、言われてみれば、親と子でもいいが、大と小でも問題は無いような気がしてくる。

しかし、これは①ほど説得力は無いので、単なる勘違いということで片付けるとする。