6月9日、
村山さんと河野さん、
2人の爺やさんが、そろって記者会見(?)しました。
企画した日本記者クラブによると、
「村山富市元首相、河野洋平元官房長官が『戦後70年を語る』と題して対談し、記者の質問に答えた」
というモノだそうです。
対談の様子は、
日本記者クラブによる動画→https://www.youtube.com/watch?t=2366&v=3Ml6_u0xuII
で、見られます。が・・・
全体で、1時間42分37秒。
とにかく、無意味に長い。
河野談話と村山談話を互いに持ち上げてるだけ。
かつ、司会の倉重篤郎(毎日新聞)という人まで、
批判精神のカケラもなく、ご両人に阿る始末。
3人で讃え合う(傷を舐め合う)姿は、まさに「自社さ政権の悪夢再び」な感じです。
ようやく1時間17分頃、質疑応答に入りましたが、
それも、見事に期待を裏切られました。
河野談話、村山談話、それ自体に関しては質問しない、
そういうお約束でもあったのか、っていうくらい誰もツッコマなかった。
何、何、何なの?
何のためにやってんの?
つまり「昔の名前で出ています」ってだけの、そういう企画なの?
で、あります。
常々、原典に当たるべしと申しておりますが、
これは、もう見なくてイイです。
時間の無駄です。
それでも、という方には、
作業用BGMにして聞き流しつつ、耳についた時だけ茶々入れる、
くらいをオススメします。
(白状します。私もそうしました)
で、まあ、当然の成り行きなんでしょうけど、
朝日新聞は、
「首相に戦後談話の継承要求 村山元首相と河野氏が会見」
ということで、両氏の意を汲む報道。
→http://www.asahi.com/articles/ASH695JM9H69UTFK00J.html?iref=reca
産経新聞は、
「村山、河野両氏が対談 互いの談話たたえ合う 反省示さず」
なんて突き放してます。
→http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt1506090040-n1.html
さて、私の感想・・・
1993年、河野談話当時、洋平さん56歳、現在78。
1995年、村山談話当時、富市さん71歳、現在91。
それぞれ22年、および20年の月日が流れましたが、
言うことが全ッ然変わってない。
この間、お二人とも何して生きてたんでしょうか?
ただ息してただけなんでしょうか?
あいも変わらず、フワフワと高みに浮いていて、
徹頭徹尾、中国・韓国の側に寄り添う「いい人気分」な人達です。
そりゃ、その立ち位置からなら、
安倍談話は「後退」しそうだし、
日本は「右傾化」して見えるでしょうよ。
まあ、ブレてないと言えば、ブレてないんでしょうけど、
いわゆる「新しい知見」なり「情勢の変化」なり、
そういうことは、全く関係ナシなんでしょうか?
それとも、
ご両人とも頭の上がらない誰かのために、
日本記者クラブと一緒になって、
「私達、安倍談話には精一杯抵抗してますよ」
ってなアリバイ作りでもしているんですか?
映像全編に流れるぬる〜い雰囲気と、
2人(司会も含めて3人)が発する言葉の端々には、
両談話が、
「もともと事実関係から出発したものじゃなかった、だから異論はナシね」
というホンネが滲み出ているような気がしました。
だからこそ、
(↓)「真実」(河野さん)だの、
(↓)「思無邪」(おもいよこしまなし、村山さん)だの、
揮毫して強調するんですね。
(会見の最後3分くらい、ここだけは見る価値あり!皮肉ですが)
そんなわけで、
「『村山談話』であそぼ」の締めです。
「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
全文:外務省ホームページ→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html
第7段落
①「杖るは信に如くは莫し」と申します。
②この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。
(改行、数字は引用者)
Statement by Prime Minister Tomiichi Murayama
"On the occasion of the 50th anniversary of the war's end"
(15 August 1995)
英語版全文:外務省ホームページ→http://www.mofa.go.jp/announce/press/pm/murayama/9508.html
①It is said that one can rely on good faith.
②And so, at this time of remembrance, I declare to the people of Japan and abroad my intention to make good faith the foundation of our Government policy, and this is my vow.
はぁ、です。
もう、何も言うことはありません・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「村山談話」であそぼ その1→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/e37329fcc0b0a3e34dd6d7e8314f4a3e
「村山談話」であそぼ その2→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/b452358a015063396e91bc8835ab711e
「村山談話」であそぼ その3→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/d1708ad47d342a8c872b58996262cddb
「村山談話」であそぼ その4→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/e8bca6ba2bdff25fa52bc45a04deec40
「村山談話」であそぼ その5→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/8ed7d87528a5dd600d5aadbf951d9f94
「村山談話」であそぼ その6→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/30f141329f476b56095d054fc3bfdc50
村山さんと河野さん、
2人の爺やさんが、そろって記者会見(?)しました。
企画した日本記者クラブによると、
「村山富市元首相、河野洋平元官房長官が『戦後70年を語る』と題して対談し、記者の質問に答えた」
というモノだそうです。
対談の様子は、
日本記者クラブによる動画→https://www.youtube.com/watch?t=2366&v=3Ml6_u0xuII
で、見られます。が・・・
全体で、1時間42分37秒。
とにかく、無意味に長い。
河野談話と村山談話を互いに持ち上げてるだけ。
かつ、司会の倉重篤郎(毎日新聞)という人まで、
批判精神のカケラもなく、ご両人に阿る始末。
3人で讃え合う(傷を舐め合う)姿は、まさに「自社さ政権の悪夢再び」な感じです。
ようやく1時間17分頃、質疑応答に入りましたが、
それも、見事に期待を裏切られました。
河野談話、村山談話、それ自体に関しては質問しない、
そういうお約束でもあったのか、っていうくらい誰もツッコマなかった。
何、何、何なの?
何のためにやってんの?
つまり「昔の名前で出ています」ってだけの、そういう企画なの?
で、あります。
常々、原典に当たるべしと申しておりますが、
これは、もう見なくてイイです。
時間の無駄です。
それでも、という方には、
作業用BGMにして聞き流しつつ、耳についた時だけ茶々入れる、
くらいをオススメします。
(白状します。私もそうしました)
で、まあ、当然の成り行きなんでしょうけど、
朝日新聞は、
「首相に戦後談話の継承要求 村山元首相と河野氏が会見」
ということで、両氏の意を汲む報道。
→http://www.asahi.com/articles/ASH695JM9H69UTFK00J.html?iref=reca
産経新聞は、
「村山、河野両氏が対談 互いの談話たたえ合う 反省示さず」
なんて突き放してます。
→http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt1506090040-n1.html
さて、私の感想・・・
1993年、河野談話当時、洋平さん56歳、現在78。
1995年、村山談話当時、富市さん71歳、現在91。
それぞれ22年、および20年の月日が流れましたが、
言うことが全ッ然変わってない。
この間、お二人とも何して生きてたんでしょうか?
ただ息してただけなんでしょうか?
あいも変わらず、フワフワと高みに浮いていて、
徹頭徹尾、中国・韓国の側に寄り添う「いい人気分」な人達です。
そりゃ、その立ち位置からなら、
安倍談話は「後退」しそうだし、
日本は「右傾化」して見えるでしょうよ。
まあ、ブレてないと言えば、ブレてないんでしょうけど、
いわゆる「新しい知見」なり「情勢の変化」なり、
そういうことは、全く関係ナシなんでしょうか?
それとも、
ご両人とも頭の上がらない誰かのために、
日本記者クラブと一緒になって、
「私達、安倍談話には精一杯抵抗してますよ」
ってなアリバイ作りでもしているんですか?
映像全編に流れるぬる〜い雰囲気と、
2人(司会も含めて3人)が発する言葉の端々には、
両談話が、
「もともと事実関係から出発したものじゃなかった、だから異論はナシね」
というホンネが滲み出ているような気がしました。
だからこそ、
(↓)「真実」(河野さん)だの、
(↓)「思無邪」(おもいよこしまなし、村山さん)だの、
揮毫して強調するんですね。
(会見の最後3分くらい、ここだけは見る価値あり!皮肉ですが)
そんなわけで、
「『村山談話』であそぼ」の締めです。
「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
全文:外務省ホームページ→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html
第7段落
①「杖るは信に如くは莫し」と申します。
②この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。
(改行、数字は引用者)
Statement by Prime Minister Tomiichi Murayama
"On the occasion of the 50th anniversary of the war's end"
(15 August 1995)
英語版全文:外務省ホームページ→http://www.mofa.go.jp/announce/press/pm/murayama/9508.html
①It is said that one can rely on good faith.
②And so, at this time of remembrance, I declare to the people of Japan and abroad my intention to make good faith the foundation of our Government policy, and this is my vow.
はぁ、です。
もう、何も言うことはありません・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「村山談話」であそぼ その1→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/e37329fcc0b0a3e34dd6d7e8314f4a3e
「村山談話」であそぼ その2→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/b452358a015063396e91bc8835ab711e
「村山談話」であそぼ その3→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/d1708ad47d342a8c872b58996262cddb
「村山談話」であそぼ その4→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/e8bca6ba2bdff25fa52bc45a04deec40
「村山談話」であそぼ その5→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/8ed7d87528a5dd600d5aadbf951d9f94
「村山談話」であそぼ その6→http://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/30f141329f476b56095d054fc3bfdc50
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