「村山談話」であそぼ、その4です。
ここは簡単。
談話の折り返し点として、
如何にして、この後に続く「痛切な反省」と「心からのおわび」に持っていくか、
どうすれば、村山さんが一番言いたかったこと(たぶん)を、唐突でなく自然な流れで盛り込めるか、
そのためだけの段落ですね。
はっきり言って。
第4段落(ちなみに全文はこちら)
いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
英文(ちなみに全文はこちら)
Now, upon this historic occasion of the 50th anniversary of the war's end, we should bear in mind that we must look into the past to learn from the lessons of history, and ensure that we do not stray from the path to the peace and prosperity of human society in the future.
さて、
発表当時から様々な意見がある「村山談話」です。
手続き的にもイロイロと言いたいことはあるんですが、
ともかく閣議決定された公文書であることは間違いないんで、
無かったことには出来ないんです。残念ながら。
ただ、
だからと言って「踏襲」だの「継承」だの、
そうしなければならない、というモノでもないわけでありまして。
ちょっと前には、こんな(↓)ベタ記事もありました。
(産経新聞H.27-4/12大阪6版より Web版はこちら)
そうなんですよ。
「村山談話」からでも、既に20年経ってるんですから。
ウチの娘なんか生まれてないんですよ。
その娘が、この第4段落につけたタイトルは
「我々のすべきこと」
まあ「来し方を訪ねて〜、未来を望んで〜」が「銘記」がすべきことではあります。
一般論としてなら、ケチの付けようがない。
要旨は、
「人類社会の平和と繁栄への道を考えるために、
私たちは、過去の戦争について深く学び、
他国との関係性についても考える必要がある」
おいおい娘よ、
またまた要旨なのか、感想なのか判らんではないか。
しかも、原文とほとんど変わらない長さになっているぞ。
ま、いっか。
どっちにしても、所詮ツナギなんだし。
(その5につづく)
ここは簡単。
談話の折り返し点として、
如何にして、この後に続く「痛切な反省」と「心からのおわび」に持っていくか、
どうすれば、村山さんが一番言いたかったこと(たぶん)を、唐突でなく自然な流れで盛り込めるか、
そのためだけの段落ですね。
はっきり言って。
第4段落(ちなみに全文はこちら)
いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
英文(ちなみに全文はこちら)
Now, upon this historic occasion of the 50th anniversary of the war's end, we should bear in mind that we must look into the past to learn from the lessons of history, and ensure that we do not stray from the path to the peace and prosperity of human society in the future.
さて、
発表当時から様々な意見がある「村山談話」です。
手続き的にもイロイロと言いたいことはあるんですが、
ともかく閣議決定された公文書であることは間違いないんで、
無かったことには出来ないんです。残念ながら。
ただ、
だからと言って「踏襲」だの「継承」だの、
そうしなければならない、というモノでもないわけでありまして。
ちょっと前には、こんな(↓)ベタ記事もありました。
(産経新聞H.27-4/12大阪6版より Web版はこちら)
そうなんですよ。
「村山談話」からでも、既に20年経ってるんですから。
ウチの娘なんか生まれてないんですよ。
その娘が、この第4段落につけたタイトルは
「我々のすべきこと」
まあ「来し方を訪ねて〜、未来を望んで〜」が「銘記」がすべきことではあります。
一般論としてなら、ケチの付けようがない。
要旨は、
「人類社会の平和と繁栄への道を考えるために、
私たちは、過去の戦争について深く学び、
他国との関係性についても考える必要がある」
おいおい娘よ、
またまた要旨なのか、感想なのか判らんではないか。
しかも、原文とほとんど変わらない長さになっているぞ。
ま、いっか。
どっちにしても、所詮ツナギなんだし。
(その5につづく)
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