昔「安保闘争」というものがありました。
(自分、生まれてませんが)
〈1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)、1970年(昭和45年)の2度にわたり、日本で展開された日米安全保障条約(安保条約)の与党自民党による慎重審議なくして強行採決を行ったことに関して反発した国会議員、労働者や学生、市民および批准そのものに反対する国内左翼勢力が参加した日本史上で空前の規模の反政府、反米運動とそれに伴う政治闘争である〉
ということなんですが、政府(首相岸信介=安倍さんの祖父さんですね)としては、
〈安保条約を単にアメリカ軍に基地を提供するための条約から、日米共同防衛を義務づけたより平等な条約に改正する〉
ことを目指していたのに、何で?だったようです。
(引用:Wikipedia安保闘争 冒頭写真も)
ものの本など読むと、
当時運動に参加していた人のほとんどは、
安保条約改定の内容や意義など関係ナシに、
ただ、とにかく反対のための反対、
そのために、政府の「やり方」を問題としていただけ、
ということだそうで。
そこで昨今の「安保法制反対」運動(?)なんですが、
ほとんどの人が、法案の中身を理解していない、
という点では、全く同じですね。
デモの規模なんかは、まあ比較にならないくらいチャッチイですが。
ただ、例によって朝日新聞さんは、熱烈応援してます。
たとえば、地元愛知県、
〈安保法制「急ぎすぎ」 名古屋で反対デモ、約4千人参加〉
「安保法制、絶対反対」(世の中に絶対なんて無いですよ)
「戦争関連法制を許さないぞ」(戦争関連法制って何?)
「安倍政権の暴走を止めよう」(何㌔出したら暴走なんでしょう)
「法律ができたら終わりと思い、今日は参加した」(終わるの?何が?)
「しっかり質問に答えないのに法ができてしまうのか。安倍政権は急ぎすぎている」
(マトモな質問をしてから言って欲しい。ずっと前から議論もしてたし)
(全文:朝日デジタル→http://www.asahi.com/articles/SDI201506146300.html)
東京では、
〈「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む〉
これには野党の政治家も参加したそうで、
民主党の長妻昭代表代行「憲法の範囲を超えて政治家は法律を制定してはいけない」
(いや、なんとしても憲法の枠内に収めようということで苦労してるんじゃないかと)
共産党の志位和夫委員長「潮目は変わりつつある。戦後最悪の戦争法案を廃案にしたい」
(戦後最悪、一体何回あるんですか?)
社民党の吉田忠智党首「70年間の私たちの行動が平和を守り抜いた。国民に背を向けた政治を止めないと」
(え〜と、どんな行動?)
参加者の声、
建築士さん「これだけ民意を無視した暴走には声を上げることが大事。年代を問わず、反対を訴えたい」
(確かに、貴方の意見は無視してるかも)
介護ヘルパーさん「今の政権は選挙で数を占めたかもしれないが、進め方は強引。戦争に踏み込んでしまうことは許せない」
(どうやったら強引でないと認めてくれるのだろう)
プラカード、
「9条壊すな!」(いや、壊すモノじゃないし)
「戦争させない」(言う相手が違うでしょ)
(全文:朝日デジタル→http://www.asahi.com/articles/ASH6G5W4WH6GUTIL005.html)
さらに、
〈国会前で抗議の座り込み始まる 安保法制反対の市民ら〉
普段、何をして生活してる人達なのか分かりませんが、
横断幕「戦争法案絶対反対」(だから、勝手なレッテル貼って反対するの、止しましょうよ)
記事は、前日の集会で拾った声にもふれて、
大学生さん「若い世代が訴えれば訴えるほど社会は変わる」(それは、確かにそうかもしれない。頑張れ)
主婦さん「国民にもアジアの人たちにも平和を誓ってきたのに、海外で活動する人の命が狙われかねない」(???)
(全文:朝日デジタル→http://digital.asahi.com/articles/ASH6H1W39H6HUTIL001.html)
え〜と・・・
少しだけアチラの方々に理解を示しますと、
確かに「安保法制」って難しいんです。
私自身「解りにくい」と思います。
でもね、
例えば、
実際にイラク復興支援で現場に立っていた元自衛官、
参議院議員の佐藤正久さん(公式ウェブサイト→http://hige-sato.jp/)らが、
政治家として「現場のことを考えれば必要な法整備なんです」って言うなら、
やっぱり必要なんです。
そういう判断で良いではないですか。
これまで、助けることが出来なかった同胞なり隣人なりを助けられるようにする。
それが一番の目的なんでしょ。
本当は、
「自分と自分の傍らにいる人を守るためなら、コレコレ以外は何をしたっていい」
っていう法律(いわゆるネガティブリスト)が、現場にとっては一番なんですよ。
それが、要らん憲法の縛りがあるために話がややこしくなっているだけなんです。
どこかの国会議員のように(!)、
暴力におよぶことがないなら反対するのも自由ですけど、
とにかく反対する、という結論が先にあって、
後から理屈(それも屁だったり、レッテルだったり)を付けたり貼ったりするのは、
大の大人がすることじゃないですね。
そんなワケで、
「安保法制」よく分かりません。
でも、
「安保法制反対」には反対します。
(自分、生まれてませんが)
〈1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)、1970年(昭和45年)の2度にわたり、日本で展開された日米安全保障条約(安保条約)の与党自民党による慎重審議なくして強行採決を行ったことに関して反発した国会議員、労働者や学生、市民および批准そのものに反対する国内左翼勢力が参加した日本史上で空前の規模の反政府、反米運動とそれに伴う政治闘争である〉
ということなんですが、政府(首相岸信介=安倍さんの祖父さんですね)としては、
〈安保条約を単にアメリカ軍に基地を提供するための条約から、日米共同防衛を義務づけたより平等な条約に改正する〉
ことを目指していたのに、何で?だったようです。
(引用:Wikipedia安保闘争 冒頭写真も)
ものの本など読むと、
当時運動に参加していた人のほとんどは、
安保条約改定の内容や意義など関係ナシに、
ただ、とにかく反対のための反対、
そのために、政府の「やり方」を問題としていただけ、
ということだそうで。
そこで昨今の「安保法制反対」運動(?)なんですが、
ほとんどの人が、法案の中身を理解していない、
という点では、全く同じですね。
デモの規模なんかは、まあ比較にならないくらいチャッチイですが。
ただ、例によって朝日新聞さんは、熱烈応援してます。
たとえば、地元愛知県、
〈安保法制「急ぎすぎ」 名古屋で反対デモ、約4千人参加〉
「安保法制、絶対反対」(世の中に絶対なんて無いですよ)
「戦争関連法制を許さないぞ」(戦争関連法制って何?)
「安倍政権の暴走を止めよう」(何㌔出したら暴走なんでしょう)
「法律ができたら終わりと思い、今日は参加した」(終わるの?何が?)
「しっかり質問に答えないのに法ができてしまうのか。安倍政権は急ぎすぎている」
(マトモな質問をしてから言って欲しい。ずっと前から議論もしてたし)
(全文:朝日デジタル→http://www.asahi.com/articles/SDI201506146300.html)
東京では、
〈「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む〉
これには野党の政治家も参加したそうで、
民主党の長妻昭代表代行「憲法の範囲を超えて政治家は法律を制定してはいけない」
(いや、なんとしても憲法の枠内に収めようということで苦労してるんじゃないかと)
共産党の志位和夫委員長「潮目は変わりつつある。戦後最悪の戦争法案を廃案にしたい」
(戦後最悪、一体何回あるんですか?)
社民党の吉田忠智党首「70年間の私たちの行動が平和を守り抜いた。国民に背を向けた政治を止めないと」
(え〜と、どんな行動?)
参加者の声、
建築士さん「これだけ民意を無視した暴走には声を上げることが大事。年代を問わず、反対を訴えたい」
(確かに、貴方の意見は無視してるかも)
介護ヘルパーさん「今の政権は選挙で数を占めたかもしれないが、進め方は強引。戦争に踏み込んでしまうことは許せない」
(どうやったら強引でないと認めてくれるのだろう)
プラカード、
「9条壊すな!」(いや、壊すモノじゃないし)
「戦争させない」(言う相手が違うでしょ)
(全文:朝日デジタル→http://www.asahi.com/articles/ASH6G5W4WH6GUTIL005.html)
さらに、
〈国会前で抗議の座り込み始まる 安保法制反対の市民ら〉
普段、何をして生活してる人達なのか分かりませんが、
横断幕「戦争法案絶対反対」(だから、勝手なレッテル貼って反対するの、止しましょうよ)
記事は、前日の集会で拾った声にもふれて、
大学生さん「若い世代が訴えれば訴えるほど社会は変わる」(それは、確かにそうかもしれない。頑張れ)
主婦さん「国民にもアジアの人たちにも平和を誓ってきたのに、海外で活動する人の命が狙われかねない」(???)
(全文:朝日デジタル→http://digital.asahi.com/articles/ASH6H1W39H6HUTIL001.html)
え〜と・・・
少しだけアチラの方々に理解を示しますと、
確かに「安保法制」って難しいんです。
私自身「解りにくい」と思います。
でもね、
例えば、
実際にイラク復興支援で現場に立っていた元自衛官、
参議院議員の佐藤正久さん(公式ウェブサイト→http://hige-sato.jp/)らが、
政治家として「現場のことを考えれば必要な法整備なんです」って言うなら、
やっぱり必要なんです。
そういう判断で良いではないですか。
これまで、助けることが出来なかった同胞なり隣人なりを助けられるようにする。
それが一番の目的なんでしょ。
本当は、
「自分と自分の傍らにいる人を守るためなら、コレコレ以外は何をしたっていい」
っていう法律(いわゆるネガティブリスト)が、現場にとっては一番なんですよ。
それが、要らん憲法の縛りがあるために話がややこしくなっているだけなんです。
どこかの国会議員のように(!)、
暴力におよぶことがないなら反対するのも自由ですけど、
とにかく反対する、という結論が先にあって、
後から理屈(それも屁だったり、レッテルだったり)を付けたり貼ったりするのは、
大の大人がすることじゃないですね。
そんなワケで、
「安保法制」よく分かりません。
でも、
「安保法制反対」には反対します。
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