PROM.30 解題・保育園（また）潰されちゃうの？

一般論として「保育園をもっと増やすべきですか？」と聞けば、
まあ、ほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

けれど「あなたのお住まいの地区に計画があります」とか、
あるいは「お近くの公園を保育園に一部転用しようと考えてます」とか、
身近で具体的な話になると途端に反対する「声」だか「意見」だかが噴出します。

総論賛成各論反対というやつですね。
反対する理由なんて、その気になればいくらでも出せますし。

それにしても・・・

自治体（正確に言えば、選挙を経た首長なり議会議員なり）が、
今、現在の優先順位として公園よりも保育園を取ったという、その重みは、
その自治体に在る住民として、ひとまず受け止めなきゃいけないんじゃないかと思います。

もちろん、それぞれ意見はあって良いんですよ。
「私の優先順位としては、保育園よりも公園です」と言えばいい。

それを言わず、キレイな言葉で飾りながらも、
結局のところ「他所ならイイけど此処はイヤ」という意味にしかならない発言は、
それは大人がするものじゃない気がします。

道路を造るにも、公園を確保するにも、それこそ保育園を建設するにも、
圧倒的に土地が足りない都会に住んでいて、
それでいて、アレもコレもと望む、あるいは、アレも嫌コレも嫌と反対する、

そういう人は、自分の生き方なり人生観なりの中での、
優先順位を今一度突き詰めて考えてみたら良いと思います。

それでも、
（誰かのために必要な）保育園よりも（私が現に使っている）公園を選ぶというなら、もうね、
広々とした公園が普通にある地方へと、
「I」でも「U」でも、さっさとターンしてくださいな。

仕事が云々は言いっこなしですよ。
優先順位の1位は公園なんですから！

・・・スミマセン、いつになく熱くなってしまいまして、字ばっかですね。