映画「母べえ」

今日は、母や姉と上野へ、山田洋次監督の映画「母べえ」（かあべえ）を見に行きました。

黒澤明監督のスクリプターを勤めていたという野上照代さんの自伝的作品を映画化したもので、お母さん役を吉永小百合さん、お父さん役を坂東三津五郎さん、お父さんのかつての教え子で一家を何かと助けてくれる山ちゃん役を浅野忠信さん、義理の妹役を檀れいさんが演じています。
山田洋次作品にいつも出ている笹野孝史さんも刑事役でやっぱり出ていました。

埼玉県の川口で作ったというセットがすばらしく、脚本も良かったし、演技も上手い人ばかりで、戦前・戦中の苦しい時代と母親の優しさ・強さが良く描かれていて涙が出て困りました。
平日なので中高年の観客が多かったのですが、ぜひ若い人にも見てもらいたい映画でした。

吉永小百合さんは孫が何人かいてもおかしくない年なのに、３０代のお母さん役がちっとも変じゃないのは不思議です。
女優さんてすごいですね。

そのあと食べたランチがとても良かったのですが、明日載せたいと思います。




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