最近NHKのBSプレミアムでやっている、山田洋次監督の選んだ映画喜劇百選を良く見ています。
昨日は、荻上直子監督の「トイレット」という映画でした。
私は題名が面白いな、と思っただけで予備知識が全くありませんでした。
始まってみるとびっくり!
舞台はアメリカだし、出てくる人もアメリカ人やインド人等外国人ばかり、
日本人はもたいまさこさん1人で英語が喋れないという設定なのでひとことも喋りません。
当然せりふは全部字幕付きで、アレッ日本映画じゃなかったの?と戸惑いました。
1週間前に亡くなったお母さんが少し前に連れてきた英語の喋れない日本人のおばあちゃんと
孫たち3人のちぐはぐした共同生活の物語です。
ロボット好きのオタクや少々気の強い姉さんやパニック障害のあるひきこもりの弟等ばらばらの家族が
言葉の通じないばーちゃんの世話をしているうちに心が通じ合ってひとつになっていくのです。
荻上直子監督の映画は以前「かもめ食堂」を見ましたが、直接的でなくちょっと変わった描き方を
するのが新しい感じで面白いです。
この喜劇百選は、戦前の白黒映画からこんな新しい映画まで幅広い映画を見せてもらえるので、
毎週楽しみにしています。
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