雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

小雨の欅平(猿飛)

2013-06-16 12:35:23 | 黒部峡谷

1週間ほど前に整備が終わって通行可能になった、猿飛峡への遊歩道を行きます。

この辺りから振り返ると、白馬連山の唐松岳方面が望めるのだが、さすがにこの天候では・・・・・・


駅の対岸にそびえる奥鐘山も上のほうは見えない状態です。


見えないものをみようとしても仕方がないので
久しぶりの雨に洗われた新緑と、流れの迫力を感じながら先へ進みます。


5月ごろだとこの遊歩道沿いでは、色んな山野草の花が見られるのだが
今頃は端境期だと思われ、あまり目にできない。

これはヨツバヒヨドリのつぼみ。

シャクナゲやツツジもすでに終わって、ミズキやサワフタギの白い花が目に付く。






途中、猿飛まで行って帰ってこられたご夫婦とすれ違う。
「どうでしたか?」と声をかけたら
「すばらしかった。すごいですね。」と感動のご様子。
「ところで、なんで猿飛っていうんですか?」
「主人は猿飛佐助が修行をしていたんだろうって言うんですけど・・・・・」
と聞かれました(--;
「そうかもしれませんね。たぶん霧隠才蔵も一緒だったから今日のように
 時々山が霧で見えなくなったりするのかもしれません。」
とは答えませんでしたが・・・・・・・

 猿飛峡到着!


ここの淀み↓ でしばしば魚影(たぶんイワナ)を見ることができます。

滋賀県から来たという元気な学生グループと遭遇。
「人間として生きているうちに、一度は体感しておくべきだと思います。」
とすごい感想を聞きました。
お礼に
「ここで猿飛佐助が修行をしたんだ。」と教えてあげました(嘘www)

カメラを動画モードに切り替えて撮ってみました。
黒部川の流れ

一応、お決まりの河原展望台からのショットも載せておきます。