真言宗や禅宗のお寺では、釈迦の入滅した2月15日の
涅槃会に、5色の団子を撒く風習がある。
私の住む集落には同じ真言宗のお寺が2ケ寺あり、一方が2月15日に行い
もう一方が月遅れで3月15日に行う。
速い話が、その涅槃団子づくりに狩り出されたという話。
米粉20Kg入りの袋を8袋!
1升づつ盥に入れ、お湯を少しづつ入れながらこねていく。
かなり力仕事!
ある程度の塊に、こねたところで隣の部屋で待機する
女性部隊にバトンタッチし2~3㎝ぐらいの団子に丸めてもらう。
最後に、特別部隊が、丸めた団子を蒸籠で蒸して、乾燥する作業と移っていく。
子供のころ拾いに行った団子が、どうやって作られているのか
興味半分で、今年初めて参加したんだが、量が量だけに結構きつかった(苦笑)
男性部隊の一升の米粉を一塊にこねる作業は、20分から30分。
それを何度も繰り返すわけで、終わりごろには腰や腕や足が悲鳴を
あげそうになった。とほかの人は言っていました。
炭火のある囲炉裏端で休憩タイム。
ほぼ終了して、団子の民はこういう状態です。
明後日、これらを小さな袋に詰めて15日の涅槃会に、善男善女に配られる
というわけです。
出来たらその写真を撮ってほしいです。
私の故郷では、たぶん3月のお彼岸の頃だったと思います。
それと、書き忘れてましたが、いろり、が通常に使われているのですねぇ。オドロキです。
まふゆさんの故郷ではやっぱり2月でしたか?
すごい数のお団子ですねー!
お疲れ様でした!
これ、袋詰めするのも大変そう。
こういう風習が続いているのは素晴らしいです。
私の故郷でも真言宗なので、「お涅槃さん」といって、お寺さんに檀家が集まって、おまつりごとをしていました。祖母が主にやっていた記憶があります。
「お涅槃さん」と聞くと、もう春が近いなあ~と感じたものです。