雲雀野と郭公の森と

北アルプスと黒部川に育まれた片田舎
の住人の気まぐれ日記
あの「森の近況」の代替として・・・・・

三本の矢 (黄砂考さ)

2013-03-09 11:32:22 | 雑記
三本の矢といっても毛利元就でも
アベノなんちゃらでもありません。

黄砂、花粉、PM2.5 の空気汚染です。

今日は、お天道様もサンサンと日差しを注いでいるのに
遠くの山はかすんでよく見えません。

持病のある人は外出を控えた方がいいとか・・・・・・
私も金欠病もちだから、なるべく引き籠った方がいいのかなぁ

ところで、いにしへの頃より「春はかすみ、秋は霧」を題材に
多くの歌が詠まれてきてますが
あの頃から黄砂はやってきていて、春かすみの情景を生む
一因であったのだろうか?

だとしたら、情緒というものも突き詰めると
案外がっかりなことだったりするんやろか?



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11 コメント

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Unknown (鷲猫)
2013-03-09 19:20:29
黄砂・・・それ自体は、古よりあったのでしょうね。
   これは、ロマンでしょうね? 行くことの出来ぬ国から    の飛来物ですから。。いろいろ想像を湧かせたのでし   ょう。
 東風吹かば・・・の梅香の香りみたいなもんでしょね?

 「知る」ということは、ある意味、残酷なことであります。

 三ツ矢サイダーを飲んで、三ツ輪石鹸で よく
  洗いましょう。。。  そんな もんです。。

 しかし! 今年の粉じん・・・頭痛が・・痛い。。

  
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Re:鷲猫さんへ (達加)
2013-03-10 09:54:07
黄砂が古よりあったのだろうという賛同表明はうれしいのですが
いにしえ人が、行くことの出来ぬ国からの飛来物だと
認識していたかという点については
否定的な見解を主張したいと思います。
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誰がいつ? (鷲猫)
2013-03-11 12:26:09
 砂だ。。 と、認識したのでしょうね?

  現象としては、あったのでしょうか?

 テーマとして、面白いですね。

  「万葉集」あたりで、現象としての記録は、ないものか?
 研究中。。 
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Re:誰がいつ? (達加)
2013-03-11 14:54:41
謎ですね。
ただ、霾る(つちふる)という詞(季語)があるようです。

かの奥の 細道に「雲端に霾る心地して・・・・・」という記述があったり
万里ただ霾る中の鳶一つ 有馬朗人
まんまるき夕日霾る中に落つ 汀女
などの句があります。

降る土が大陸からのものと認識されたのはいつか
黄砂といういい方はいつからか?
その解明は、「研究中」の方に委ねます。

推測するに、スモッグとか大気汚染とかが
騒がれるようになって、詳細が明らかになり始めたような気がします。
タクラマカンやゴビの砂漠化が進行して、運ばれる
砂の量が多くなったということもあるのかないのか
謎です。
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つちふる・・・ (鷲猫)
2013-03-11 16:17:45
とんでもない漢字を引っ張り出しましたネ。。

 今頃の季語ですか?
 
 たなびく。。 という、人麻呂の語彙はありますが、
  煙ですものね。。

 書記・古事記でも、竈の煙り・・くらいはわかりますが、

 「砂」 は、無いですね。。 
  西方へ西方へ・・・と、訪ねて行かないとわかりませんね。 意外と、、火山灰の動きで、、砂を認識したか?

 とすれば、かなり古く たどれそうですが・・・

 「黄砂」は? うむ、良いテーマだ。
  それを 情緒で 捉えていたら???

 やっぱり、情緒も ガッカリしちゃうかも。。

  「つちふる」も 科学を持ってきたら、、隕石みたくなるかなぁ・・・ 流れ星という情緒も隕石。。。
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Unknown (まふゆ)
2013-03-11 23:43:38
達加さん、鷲猫さん、

モンゴルや中国北部は昔(あいまい(笑)から黄土地帯なんでしょうかねぇ?
草が生え揃うまでの二ヶ月間くらい、黄土が飛ぶらしいですね。

有馬朗人さんは、実際に万里の長城で、黄砂の中でこの句を読まれたと思われます。83歳になられた現在でも、年に十数回は海外に出かけられるのだそうですよ。
物理学者でもあり、元東京大学総長、元文部大臣で、現在、俳人としてもトップクラス。私、ファンなんです(*^_^*)

霾ぐもり(よなぐもり)という季語もありますね。
季語って良いなあ~~
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Re:まふゆさんへ (達加)
2013-03-12 17:36:06
黄河の濁りが上流の黄土によるものらしいから
昔からなんだと思います。

ジンギスカン走りし日より霾れる
というのを見つけましたよ (^^)

万里ただ霾る中の鳶ひとつ
の万里は万里の長城のそれでしたか
私は、見渡す限り一面に霾るようすかと思いました。
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Unknown (まふゆ)
2013-03-12 20:26:07
そうですか、昔からなんですね。
ジンギスカンと言ったら、義経が連想させられます、、となると相当昔ですねぇ。

>万里ただ霾る中の鳶ひとつ
>の万里は万里の長城のそれでしたか
>私は、見渡す限り一面に霾るようすかと思いました。

ごめんなさい!
その通りだと思います。私の早とちりでした<m(__)m>
「万里」だけでは、万里の長城を表しているとは言えないです。有馬先生は海外でたくさん詠まれているので、てっきり思い込んでしまいました。
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Re:まふゆさんへ (達加)
2013-03-12 21:36:25
>>「万里」だけでは、万里の長城を表しているとは言えないです。

いえいえ、そこはどちらにとってもいいのかもしれません。
どちらにとってもいいのが俳句であり文学だと
自己流で接しています。
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今日も凄い!! (鷲猫)
2013-03-13 12:09:38
先日、日曜日の風以上の風速!!

 車体の砂の上に、、また? 
 ネギの破片がひっついていたので、中国産かと思われます。(ウソです)

 江戸川河川・・ネギ畑・・・校庭・・・・

 映像をお送りします。。 ・・・が、、風・・怖い~~~。
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