合歓の花が咲くと梅雨があける
梅雨があけると合歓の花が咲く
どっちか知らないけど、そういう経験則?があるそうな。
梅雨と夏から連想する花といえば
アヤメ、あじさい、ひまわり あさがおが定番なおいらではある。
「夏の日差しに」
宣言された梅雨明けを惜しんだのは
庭の紫陽花ばかりで
道端の向日葵は
好ましい高さで揺れ始めている
釣り人の麦わら帽子をからかう
黒部の川風は
笑う涼しいボクの恋人だ
村の子供らにつばさを与え
学習机の向こう側へ
光る雲をつかみに飛び立たす
けやきの陰に靴を脱いだ
カナカナゼミの輪唱は
彼女の自転車と連れ立ってくる
二階の窓の風鈴
なのだが-----
見知らぬ街で
唐突に
見慣れぬ法律原書を掲げる老人たちがいるから
時々 ボクの恋人は
愛本橋のたもとで笑いを落とし
夏の日差しの中に押さえこまれてしまう
最近、車などで色んなところを出歩く遊びにはまりまして
ちょっと生活パターンが変わってきてます。
その分、見えるもの感じることも
変わった。
といっても、それほどのことでことはなく、
見えていなかったものが見えるようになっただけなのだろう。
だから、やっぱり今の時期涼しくはないし、
過ごしやすくもないのは一緒です。
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
くれぐれもご自愛ください。
って そっけないレスですんません
それを愛でる心にも変わりはないのですね。
かたや、変わらず、愚かな人たちがいて、
それを許している私たちがいるんですね。イタイことです。
ちょっとネタばらしをしますと
「夏の日差しに」は 実は81年に書いたものでして、
その時は
「破れた経済原書などを開く老人たちがいるから」
としていたのですが
今回ちょこっと書き換えてみました
今年の夏ならではのフレーズが、盛り込まれていて、とても考えさせられます。
私も、笑う涼しいボクの恋人に誘われて、光る雲をつかみに行きたい。
我が家の庭の欅にも、脱ぎ捨てられた靴が転がっています。
なのだね・・・
台風の影響無かったですか~♫
飛んでください~~