今頃シリーズ第3段(笑)






2月には第32回ペンギン会議が東京でありました。
前回は2020年2月長崎ペンギン水族館での開催でした。それ以降はコロナ禍によりオンラインだったので、リアル開催は実に5年ぶりだそうです。
私は長崎が初参加で、東京での開催には初めて行きました。
ペンギン会議とは、動物園や水族館のペンギン飼育員の情報交換や交流の場で、2日間行われます。そのうち1日は一般参加もできて、専門家、はたまたペンギン好きな小学生の話まで聴講することができます。
いつも私が忙しい時期に開催されることが多く、遠方ゆえ参加しなかったのですが、今回はどうしても足寄動物化石博物館長の安藤達郎博士の基調講演が聴きたかったので、時間をやりくりして行ってきました。

(ペンギン会議は会場内での撮影はNGです)
安藤先生とは、長崎でのペンギン会議の時に初めてお会いました。先生に軽い気持ちでポサダ「ドンキホーテ」×ペンギンの絵をスマホで見てもらったところ、
先生曰く「ツッコミどころ満載ですね」(笑)

私の絵がペンギンの骨格としていかに間違っているかを、後日詳しく教えてくださいました。
生物学苦手の私は反省しかりです😢
それでも「これは松島さんの作品なのでよしとします」とフォローまでしていただき、恐れ多いお言葉に感謝しかありません。
それから私は色々と本を読んだり、水族館で骨格標本をみたりしたのですが、どうも私は生物学的に正確な骨格を認識するのが苦手だと理解しました。たぶん3D認識そのものが苦手なのです。
なので、考え方を変えて、アートとしてペンギンの骨を捉えることにしました。
それらが過去に制作したこれらです。



(完売しています)
今回はどうしても安藤先生に再びお会いしてお礼が言いたくて、講演後に挨拶に伺いました。
私のことを覚えてくださっており嬉しかったです。
今のところ自分なりに咀嚼したペンギン骨格ではありますが、安藤先生に指摘いただいたところはきちんと守って、今後も作品のモチーフの一つとして描いていきたいと思います。
それにしても、ペンギンに関係する人は誰だろうとお優しいです。
これはなんでだろうといつも思いますが、それこそがペンギンの魅力なのかもしれません。
そんな出会いのあるペンギン会議。
ご興味がある方はぜひネットで調べて今後開催される時はぜひ参加してみてください。
おまけ
ペンギン会議で久しぶりに仲間に会いました。まるで同窓会みたいでした。みんなからの心づくしがとても嬉しかったです。

もったいなくて飾ってましたが、そろそろ食べていきたいと思います😆