風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

四次元パーラー「あんでるせん」その2

2010-01-09 21:52:00 | 1996~97原付日本一周後半編
さて、長い事待った(待たされたと言った方が正しいか?)エスパーショーが始まった。

早い者順に店の開店前に整理券が配られ、早い人はカウンターのいちばん近い所で見る事ができる。
このショー自体は無料だ。
何でも信じやすい自分は、目の前で起こっているこれらの「奇跡」が単なる手品であるとは到底思えなかった。
本物の超能力だと感じていた。
こういった「不思議」を目の当たりにしたのは生まれて初めて。

千円札を手のひらで浮かすのは序の口。
まるで蝶のようにヒラヒラと宙を舞う。
マッチ棒を手のひらの上でいとも簡単に立たせる。
そのマッチ棒の先端からマスターの「気」がモヤのように視覚で確認できるらしいが、角度が悪くて見れなかった。

この人のパワーは半端ではない。

豆電球を宙に浮かせながら光らせたり、ニクロム線を持っただけで赤く熱してしまう。

500円玉を手のひらに載せて、4cm位の木の板で、まるでせんべいでも割るかのように簡単に割ってしまう。
しかもその割れた硬貨はすぐに手で元の姿に戻ってしまった。

100円玉にたばこを通してしまう。
引き抜くと穴が開いている。
タバコに金属の分子が溶け込んでいるらしい。

再びその穴に入れて、引き抜くと、元の100円玉だ。

・・・硬貨のタバコ通しはマジックのネタでも存在するので、半信半疑だが・・・

1000円札も同じようにボールペンでプスリと通す。
これはだれでもできる。
しかし、違うのは、通したまま札の中を移動してしまうのだ。
引き抜けば穴は無い。

50円硬貨を1000円札に刺す事もやった。

色が全くバラけたルービックキューブをぽんと上に放り投げたら、瞬時に全ての面の色が揃ってしまった。

コカコーラの瓶にどう見ても瓶の口より大きい500円硬貨を入れてまた出したり、ガラス瓶の中のボルトとナットを触らずに緩めたり、まあ、ただただ驚くばかりだった。
でもこれも、今はテーブルマジックでやる人けっこういるんだよなあ・・・

続く・・・