風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

バルナック型ライカⅢf

2016-09-07 23:47:00 | 写真とカメラ
残暑が続きます。
秋のイベントや依頼品の製作を続けています。

さて、最近はフィルムカメラでの撮影の機会はすっかり減ってしまったのですが、機械としての存在感はいつ見ても飽きません。
動作確認を兼ねて、時々カシャカシャと空シャッターを切って遊んでいる状態です。
本当はフィルムを詰めて撮りたいんですが・・・最近はフィルムも高くなりまして・・・

バルナック型ライカのⅢfです。




レンジファインダでのピント合わせは実に楽しい。
ハーフミラーは交換したばかりなので、二重像もはっきり見えます。
シャッタースピードも調整してもらっているので、今のところ快調です。

他のカメラと並べて。


ニコンD200 Ai Nikkor 50mmF1.4s ISO800

まわるもの 4

2016-09-01 22:57:00 | 木工
今回、私が目指しているのは、ジャイロスコープです。
ジャイロスコープは、金属で精密に加工された回転コマで、船の姿勢制御や、宇宙船や航空機の航法装置などに積まれている物です。

おもちゃでは「地球コマ」と言う名前で有名かもしれません。
遊んだことがある方は、回っている時のあの不思議な感覚を楽しんだと思います。

これを木で作ったらどうなるかなあ?と前から思っていて、ではどうやって作ろうかなあ?と試行錯誤していたのです。

回転子の周りを囲っている環は曲げ木が使えないかな?とか、回転子は重い方が良いだろうという事で、コクタンを使ってみたりと言った具合に。

金属のように均質ではないし、手持ち旋盤もおもちゃみたいな物なので、精度的には不利です。
やってみて分かりましたが、難しいです。
とりあえず、見た目はそれっぽい形になりました。