ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

ロニー伝説

2010年06月08日 | Ronnie James Dio

1990年にディオのプロモーショ・ヴィデオとライブ・クリップを集めたヴィデオ『Time Machine』が発売される。ロニーの解説とともに映像でディオの歴史を振り返るというコンセプトで、タイトルが示すように曲間ではタイムマシーンが現れる。日本版のリリースは確かベスト盤『Diamonds』と同時期の1992年でタイトルも『Diamonds』に変えられていた。本作ではなぜか傑作PV3本が未収になっている。ライブ・クリップを製作、収録するくらいなら、このPVを収録してほしかった。未だDVD化されてないので、DVD化の際は是非、追加収録してほしいところ。また、ライブ・クリップ⑤⑨は1985年としか公表されていないが、9月13日フィラデルフィア(スペクトラム)公演じゃないだろうか。

●Time Machine/DIO (1990)
1.Wild One
2.Holy Diver
3.Rainbow In The Dark
4.The Last In Line
5.Hungry For Heaven (1985)
6.Rock 'N' Roll Children
7.Stand Up And Shout (1987)
8.King Of Rock And Roll (1985)
9.All The Fools Sailed Away
10.Lock Up The Wolves (outro)


本作に漏れたPVは以下の3本。
・Mystery
・I Could Have Been A Dreamer
・Hey Angel
上記2つはファンタジックで曲をイメージできるような、非常によく作り込まれたPV。
3つめは、バンド・プレイ・オンリーだが、ツアーセット上で歌うロニーは最高にかっこいい。






※所有しているオフィシャルコレクションでロニーの功績を振り返っているが、次回からリユニオン・サバスへ。

追悼ロニー

2010年06月07日 | Ronnie James Dio
アルバム『Lock Up The Wolves』収録の"Born On The Sun"のシングルプロモ盤(非売品)。アルバム・ヴァージョンのほかにエディット・ヴァージョンが収録されている。

●Born On The Sun/DIO (1990 Reprise PRO-CD-4360)
1.edit
2.album version



ロニー以外のメンバーを総入替えし、ローワン・ロバートソンを迎えてヘヴィ・リフを軸に据えた『LOCK UP THE WOLVES』を発表するも、商業的に大失敗。下降し続けるバンドにロニーは苦悩する。結局、ロニーはディオを活動休止させ、サバス復帰への道を選択する。


追悼ロニー

2010年06月06日 | Ronnie James Dio
アルバム『Lock Up The Wolves』から"Hey Angel"がシングル・カットされたが、ここで紹介するのは、プロモ盤(非売品)。アルバム・ヴァージョンのほかにエディット・ヴァージョンが収録されている。日本のショップでも入手できたが、一体どのくらいプレスされたのだろうか?

●Hey Angel/DIO (1990 Reprise PRO-CD-4476)
1.edit
2.album version


90年8月28日、ミネアポリス公演のアンコールでギーザー・バトラーが飛び入り参加、一緒に"Neon Knights"を演奏する。公演後、ロニーはギーザーと飲み交わし、82年のサバス脱退時のいざこざについて和解。これがロニーのサバス復帰への重要な一因となる。

追悼ロニー

2010年06月05日 | Ronnie James Dio
『Dream Evil』がセールス、ツアーともに惨敗に終わり、ディオは活動停止に。まずクレイグが脱退し、ロニーは、後任にイギリス人で無名の新人ギタリストを募集。現代の若者にアピールする音を作り出すべく、当時17歳のローワン・ロバートソンが選ばれる。その後ジミー・ベイン、クロード・シュネルが脱退し、さらにレコーディング直前にヴィニー・アピスも脱退。後任にはそれぞれ、テディ・クック、ヤンス・ヨハンソン、サイモン・ライトが加入。ディオは新メンバーで、1990年5th『Lock Up The Wolves』をリリース。これまでの音楽性を一変させる、ヘヴィでブルージーな作風となった。

●Lock Up The Wolves/DIO (1990)
1.Wild One
2.Born On The Sun
3.Hey Angel
4.Between Two Hearts
5.Night Music
6.Lock Up The Wolves
7.Evil On Queen Street
8.Walk On Water
9.Twisted
10.Why Are They Watching Me
11.My Eyes


当時、このスタイルの激変に驚きとともに失望した。今思えば90年代の幕開けとしては自然な推移とも思える。
オジーが21歳の新人ザック・ワイルドをパートナーに、サバス的な『NO REST~』をリリースして成功したのを、ロニーが参考にしたのではないか。

追悼ロニー

2010年06月04日 | Ronnie James Dio
1998年にリリースされたベスト盤。一応、当時リマスターを謳っていたがここで取り上げるのはそれが理由ではない。特筆すべきは『Dream Evil』アルバムから、シングル・カットされた2曲④⑪のシングル・エディット・ヴァージョンが収録されていることである。

●Master Series/DIO (1998)
1.We Rock
2.Rock 'N' Roll Children
3.Why Are They Watching Me
4.I Could Have Been A Dreamer (7" version)
5.Mystery
6.Just Another Day
7.Twisted
8.The Last In Line
9.Fallen Angels
10.Stand Up And Shout
11.All The Fools Sailed Away (7" version)
12.Night Music
13.Another Lie
14.Night People
15.Hey Angel
16.Overlove
17.Like The Beat Of A Heart
18.Walk On Water

追悼ロニー

2010年06月03日 | Ronnie James Dio
クレイグ・ゴールディ加入後、初フルレンスアルバム、4th『Dream Evil』が1987年にリリースされる。レインボーを崇拝するクレイグが持ち込んだ要素はディオを新たなステージへと導いている。ヴィヴィアンとともに作り上げたディオのスタイルが限界を見せはじめていた中、クレイグによって更なるドラマティックな様式美へと昇華している。

●Dream Evil/DIO (1987)
1.Night People
2.Dream Evil
3.Sunset Superman
4.All The Fools Sailed Away
5.Naked In The Rain
6.Overlove
7.I Could Have Been A Dreamer
8.Faces In The Window
9.When A Woman Cries


セールスの不振とツアーでの新興勢力の台頭を見せつけられたロニーは本作を失敗作としたうえで、原因をクレイグに押しつけた。個人的にはフェイヴァリットアルバムは『Holy Diver』だが、最高傑作は『Dream Evil』だと思っている。

追悼ロニー

2010年06月02日 | Ronnie James Dio
83年『Holy Diver』から86年『Intermission』までを総括する4枚組ボックスセットが日本限定で1991年にリリースされた。ディスク1から3までは『Holy Diver』、『The Last In Line』、『Sacred Heart』そのまんまだが、注目すべきはディスク4の『Live Tracks』。『Intermission』から"Time To Burn"を除く5曲のライブ・テイクに加えシングルB面に収録されていたライブ音源6曲を収録。これら6曲は初CD化であり、このボックスセットでしか聴けないないので貴重ではないか。

●Great Box / DIO (1991)
CD1:『Holy Diver』、CD2:『The Last In Line』、CD3:『Sacred Heart』
CD4:『Live Tracks』
1.King Of Rock And Roll (*)
2.Rainbow In The Dark (*)
3.Sacred Heart (*)
4.Medley: Rock 'N' Roll Children/Long Live Rock 'N' Roll/Man On The Silver Mountain (*)
5.We Rock (*)
6.Stand Up And Shout (**)
7.Straight Through The Heart (**)
8.Eat Your Heart Out (***)
9.Don't Talk To Strangers (***)
10.The Last In Line (****)
11.We Rock (****)

(*) : from 『Intermission』
(**) : Monsters Of Rock, Castle Donington, UK on August 20th, 1983
(***) : Coliseum, Spokane, USA on July 24th, 1984
(****) : Spectrum, Philadelphia, USA on September 13th, 1985


83年から86年までの時代ではアナログシングル、特に12"盤にはライブ・テイクがよく収録されていました。まとめると以下のとおりで、そのうち10曲中6曲がこのボックスセットでCD化されたことになります。未CD化音源についても、①83年ドニントン公演はライン録音のブートで聴けますし、④84年フィラデルフィア公演はDVD収録曲なので、気になるのは③85年フィラデルフィア公演の"Like The Beat Of A Heart"だけになります。私はアナログ盤を集めるよりも、今はやりのデラックスエディションでボーナストラックとして収録されるのを期待したいと思います。

①1983年8月20日英ドニントン公演(Monsters Of Rock)
・Stand Up And Shout (**)
・Straight Through The Heart (**)
・Holy Diver(未CD化)
・Rainbow In The Dark(未CD化)

②1984年7月24日米スポケイン公演
・Eat Your Heart Out (***)
・Don't Talk To Strangers (***)

③1985年9月13日米フィラデルフィア公演
・The Last In Line (****)
・We Rock (****)
・Like The Beat Of A Heart(未CD化)

④1984年8月25日米フィラデルフィア公演
・We Rock(DVD収録曲)


追悼ロニー

2010年06月01日 | Ronnie James Dio
クレイグ加入後2曲目の新曲『Hide In The Rainbow』が4曲入りEP(ほかに既発曲3曲"Hungry For Heaven","Shame On The Night","Egypt (The Chains Are Onを収録)"で1986年リリースされる。この曲は映画『Iron Eagle』のサントラにも提供されたが、シングル向きのポップさはなく、むしろダークな曲調。現在この曲はサントラのほかではベストアルバム『Diamonds - The Best Of Dio』で聴くことができる。

●Diamonds - The Best Of / Dio (1992)
1.Holy Diver
2.Rainbow In The Dark
3.Don't Talk To Strangers
4.We Rock
5.The Last In Line
6.Evil Eyes
7.Rock 'N' Roll Children
8.Sacred Heart
9.Hungry For Heaven
10.Hide In The Rainbow
11.Dream Evil
12.Wild One
13.Lock Up The Wolves

ディオ初のベスト盤で主に1st『Holy Diver』から5th『Lock Up The Wolves』の中から選曲されている。数あるベストの中でも全盛期に絞られているため、個人的にはもっとも楽しめるベスト盤。

ロニーを偲ぶ

2010年05月30日 | Ronnie James Dio
クレイグ加入後のセイクレッド・ハート・ツアーから1986年6月17日米、フィラデルフィア公演のヴィデオ『Sacred Heart "The Video" 』が早くも同年に発売。これも会場がスペクトラムであったため、日本版のタイトルがまたもスペクトラムを使っているが、"1985"となっているのは戴けない。イントロから②への流れは最高にかっこいいオープニング。クレイグ初登場映像なのだが、意外にも音もカット割りも目立たない作りになっている。ライティングやステージセットは豪華にスケールアップし、⑧での巨大ドラゴンとロニーの決闘シーンは見物。

●Spectrum Live 1985 / DIO (1986)
1.Intro (Draco Ignis)
2.King Of Rock And Roll
3.Time To Burn
4.The Last In Line
5.Holy Diver
6.The Last In Line (reprise)
7.Heaven And Hell
8.Sacred Heart
9.Rock 'N' Roll Children
10.Long Live Rock 'N' Roll
11.Man On The Silver Mountain
12.Rock 'N' Roll Children (reprise)
13.Rainbow In The Dark
14.Hungry For Heaven (Outro)



さて、04年にはDVD化されましたが日本版は出てましたでしょうか?

ロニーを偲ぶ

2010年05月29日 | Ronnie James Dio
1986年に入りヴィヴィアン・キャンベル脱退、後任にクレイグ・ゴールディ加入というニュースが飛び込む。年1作というノルマを課していたロニーは、ツアー中のため、スタジオ録音1曲にライブ音源で補充するという苦肉作でミニアルバム『Intermission』をリリースする。新曲の④はクレイグ初披露の曲だが、非常にポップでコマーシャルな"Hungry For Heaven"と同系列の曲。ライブ音源はクレイグ加入後ではなくヴイヴィアン在籍時の85年12月6日米、サンディエゴ公演のもの。

●Intermission / DIO (1986)
1.King Of Rock And Roll
2.Rainbow In The Dark
3.Sacred Heart
4.Time To Burn
5.Rock 'N' Roll Children
 ~Long Live Rock 'N' Roll
 ~Man On The Silver Mountain
6.We Rock


ついに、ヴィヴィアンとロニーは和解することが叶わなかったが、ロニーがヴィヴィアンを選んだ事は正解だと思う。ヴィヴィアンはロニーの求める音楽に十分応えてくれた。

ロニーを偲ぶ

2010年05月28日 | Ronnie James Dio
ヒア・アンド・エイドの12インチシングルは日本でも直輸入盤という形で発売されました。ロング・ヴァージョンのみアルバム(CD)に収録されましたがショート・ヴァージョンはアナログシングル盤でしか聴けません。約2分短くなっているので、どの部分がカットされているか確認したかったのですが、手元にプレイヤーがないので断念。さて、誰のギターソロがカットになっていたでしょうか。この他に"ニュース"と題されてkeyのクロードシュネルの伴奏のもとでアーチスト・インタビューが4分半収録されています。

●Stars / Hear 'N Aid (1986)
A:
1.Stars (extended version)
B:
1.Stars (7"version)
2.The 4 1/2 Minute News

ロニーを偲ぶ

2010年05月27日 | Ronnie James Dio
ヒア・アンド・エイド・プロジェクトではアルバムも発売されました。メインの"Stars"に加え、8アーチストのライブ・テイクが収録。主催者であるDIOは1985年12月6日米、サンディエゴ公演のライブ・テイク"Hungry For Heaven"を提供しています。権利関係があやしい中、94年には日本盤でのみCD化されましたが、予想どおりすぐに廃盤となっています。

●Hear 'N Aid (1986)
1.Stars (extended version) / Hear 'N Aid
2.Up To The Limit (live) / Accept
3.On The Road (live) / Motorhead
4.Distant Early Warning (live) / Rush
5.Heaven's On Fire (live) / Kiss
6.Can You See Me / Jimi Hendrix
7.Hungry For Heaven (live) / Dio
8.Go For The Throat / Y&T
9.The Zoo (live) / Scorpions

ロニーを偲ぶ

2010年05月26日 | Ronnie James Dio
エチオピアの飢餓を目の当たりにして、80年代にはアフリカ救済のために音楽仲間による”エイド・ブーム”がおこりました。そして1985年、ロニー・ジェイムズ・ディオの呼びかけでHR/HMのアーチスト達もアフリカ救済のために立ち上がったのがHear'n Aid。ディオ のメンバーであったジミー・ベインとヴィヴィアン・キャンベルによって書かれた”Stars"に豪華トップアーチストが共演しました。チャリティ商品として発売されたヴィデオ『Hear 'n Aid:The Sessions』では、セッションの様子やPVが収録されています。
セッションは”vocal"、"Guitar"、"chorus"の3部構成になっていて、他のエイドものでは、トップ・アーチスト達が交代で歌う豪華競演リレーに目を奪われましたが、このHear'n Aid はそれに加えてギターリスト達の豪華ソロリレーを楽しむことができます。スムースに歌うなとロニーに指導されるドン・ドッケンやピンクのジャケットを着て肩車されるケヴィン・ダブロウ親分は今でも強く印象に残っています。このプロジェクトが素晴らしいものになったのは、集まったアーチストが豪華だったのはもちろんですが、やはり楽曲が良かったことです。実に強力な曲を作ってくれましたジミー・ベインとヴィヴィアン・キャンベルを讃えましょう。
商品の性質上、現在までDVD化されていませんが、今後、ロニー関連作品が次々と商品化されるような気がします(願望も込めて)。

●Hear 'n Aid:The Sessions (1986)

《参加アーチスト》
▼VOCALS
・ERIC BLOOM (BLUE OYSTER CULT)
・RONNIE JAMES DIO (DIO)
・DON DOKKEN (DOKKEN)
・KEVIN DUBROW (QUIET RIOT)
・ROB HALFORD (JUDAS PRIEST)
・DAVE MENIKETTI (Y&T)
・PAUL SHORTINO (ROUGH CUTT)
・GEOFF TATE (QUEENSRYCHE)

▼LEAD GUITAR
・VIVIAN CAMPBELL (DIO)
・CARLOS CAVAZO (QUIET RIOT)
・BUCK DHARMA (BLUE OYSTER CULT)
・BRAD GILLIS (NIGHT RANGER)
・CRAIG GOLDY (GIUFFRIA)
・GEORGE LYNCH (DOKKEN)
・YNGWIE MALMSTEEN
・EDDIE OJEDA (TWISTED SISTER)
・NEAL SCHON (JOURNEY)

▼RHYTHM GUITAR MELODY LINES
・DAVE MURRAY (IRON MAIDEN)
・ADRIAN SMITH (IRON MAIDEN)

▼BASS
・JIMMY BAIN (DIO)

▼DRUMS
・VINNY APPICE (DIO)
・FRANKIE BANALI (QUIET RIOT)

▼KEYBOARDS
・CLAUDE SCHNELL (DIO)

▼BACKING VOCALS
・TOMMY ALDRIDGE (OZZY OSBOURNE)
・DAVE ALFORD (ROUGH CUTT)
・CARMINE APPICE (VANILLA FUDGE/KING KOBRA)
・VINNY APPICE (DIO)
・JIMMY BAIN (DIO)
・FRANKIE BANALI (QUIET RIOT)
・MICK BROWN (DOKKEN)
・VIVIAN CAMPBELL (DIO)
・CARLOS CAVAZO (QUIET RIOT)
・AMIR DERAKH (ROUGH CUTT)
・BUCK DHARMA (BLUE OYSTER CULT)
・BRAD GILLIS (NIGHT RANGER)
・CRAIG GOLDY (GIUFFRIA)
・CHRIS HAGER (ROUGH CUTT)
・CHRIS HOLMES (W.A.S.P.)
・BLACKIE LAWLESS (W.A.S.P.)
・GEORGE LYNCH (DOKKEN)
・YNGWIE MALMSTEEN
・MICK MARS (MOTLEY CRUE)
・MICHAEL MCKEAN (DAVID ST. HUBBINS OF SPINAL TAP)
・DAVE MURRAY (IRON MAIDEN)
・VINCE NEIL (MOTLEY CRUE)
・TED NUGENT
・EDDIE OJEDA (TWISTED SISTER)
・JEFF PILSON (DOKKEN)
・RUDY SARZO (QUIET RIOT)
・CLAUDE SCHNELL (DIO)
・NEAL SCHON (JOURNEY)
・HARRY SHEARER (DEREK SMALLS OF SPINAL TAP)
・MARK STEIN (VANILLA FUDGE)
・MATT THORR (ROUGH CUTT)




ロニーを偲ぶ

2010年05月25日 | Ronnie James Dio
DIOとしての初来日公演となったのが85年8月10日お台場でおこなわれたフェスティヴァル"Super Rock '85"。このコンサートの模様を収めたヴィデオが日本で翌年発売される。Sacred Heartツアーの初日だが、ロニーをはじめ皆素晴らしいパフォーマンスを提供している。この生々しいサウンドは修正など無い真のライブで、まさにキング・オブ・ロックンロール。ワールドワイドでリリースされなかったのは、日本のファンにとってはスペシャルなプレゼントとなった。

●Super Rock '85 In Japan / DIO (1986)
1.King Of Rock And Roll
2.Like the Beat Of A Heart
3.Don't Talk To Strangers
4.Hungry For Heaven
5.The Last In Line
6.Holy Diver
7.The Last In Line (Reprise)
8.Heaven And Hell
9.Sacred Heart
10.Rock 'N' Roll Children
11.Long Live Rock 'N' Roll
12.Man On The Silver Mountain
13.Rock 'N' Roll Children (Reprise)
14.Rainbow In The Dark
15.Stand Up And Shout


5月11日のロニーのオフィシャルサイトでは今年の8月31日にDVDとCDをリリースすると発表しています。ロニーが亡くなる前にウェンディとともに25年振りにこの映像を見たことが切っ掛けだったようだ。

ロニーを偲ぶ

2010年05月24日 | Ronnie James Dio
映画『ヴィジョン・クエスト』のサントラ盤にディオは3rdアルバム『Sacred Heart』にも収録されている"Hungry For Heaven"を提供している。この曲はアルバム中最もキャッチーでコマーシャルな曲。戦略上、市場拡大を狙っての提供でしょう。注目すべき点はオリジナルとは異なるヴァージョンをサントラ盤に提供していること。ちなみに、このサントラ、ディオ抜きにしても、十分楽しめます。

●Vision Quest / Original Sound Track (1985)
1.Only The Young / Journey
2.Change / John Waite
3.Shout To The Top / The Style Council
4.Gambler / Madonna
5.She's On The Zoom / Don Henley
6.Hungry For Heaven / Dio
7.Lunatic Fringe / Red Rider
8.I'll Fall In Love Again / Sammy Hagar
9.Hot Blooded / Foreigner
10.Crazy For You / Madonna