またまた、コージーの遺品から、レインボーの商品化。正直、一度聴いたら一生ラックで眠ってしまうであろう、コレクターズ・アイテム。まさにレインボーやロニー関連なら何でもほしい人向け。
以下、メーカーインフォ抜粋
コージー・パウエルが所有していた激レアなUSポリドール製「8トラックテープ」をダイレクトに初CD化!各所で独自の編集痕が確認できる「On Stage」の「8トラ」ヴァージョンを、当時も今も、日本で聞いていた人は恐らくいないのではないでしょうか。ということで、本盤の出現により、おそらく全てのレインボー・ファンは、貴重な「ON STAGE」の「8トラ」ヴァージョンを初めて聴くことになると思います。そもそも「8トラって何?」と思われるファンの方に簡単に8トラを説明します。Wikipediaによると「8トラ」はRCAビクター社をはじめとする数社のコンソシウムによって、1965年にステレオ録音された音楽を手軽に再生できるメディアとして開発されたもので、主たる想定用途はカーオーディオでの使用とのこと。4つのプログラムが1本のテープに平行して録音されているのが特徴で、4つのプログラムを連続自動再生できるという利点があります(ですので長時間のライヴソースの再生には向いているのかも)。縦13.5cm、横10cmという、カセットに比べると大型の耐久性に優れたケースが使用されており、ゆえに、アメリカを中心に主にカーステレオ用に幅広く普及していました。日本では音楽ソフトはLPとカセットのみで、洋楽ソフトの8トラ版は一部の例外を除き殆どリリースされませんでしたが、アメリカ、そして一部ヨーロッパでは各アルバムごとに8トラがコンスタントに生産リリースされており、特にアメリカでは一定の需要はあったようで、80年代前半期まで、例えばDuran Duran等の8トラも公式リリースされていました。(日本では70年代はカセットプレイヤー付きの車両はなく、殆どがラジオのみで一部に8トラプレイヤーが搭載されていました。)カセットに比べると幅の広いテープはリールテープに近い感じで、再生すると自然な温かみに加え、重厚感溢れるサウンドが飛び出してきます。日本ではカラオケ店、更にはトラックの運転手らが演歌ソフトを聴いたりするのに愛用されていた8トラは、車上などのハードな環境下でも耐えうるように頑丈に造られていたためか、38年近い時間が経過した今聴いても、まさにその時代に造られたそのものの音が、一切の劣化無くスピーカーから飛び出してきます!現行のCDと比較しても、その音質の差は歴然としており、強烈なデジタルマスタリングにより、全ての音が過剰に主張している現行盤と比べ、全く別物と言える、自然でマイルドな、喧しさ・押しつけがましさが微塵もない、実に懐かしい音色・サウンドを楽しむことができます。また8トラ特有のテープの幅の太さのせいか、カセットテープでは表現しきれない、音の奥行とパンチ、更にはパワフルな出力感を、実に魅力的な音像で体感することができます。弱音の箇所では、アナログテープ特有のヒスノイズも聞こえますが、あたかもマスターリールを再生しているような音の感触を楽しめると思います。まずは皆さん一曲目のKill The King で比較してみて下さい。これぞライヴテープ!といった感じの本テイクに比べて、公式テイクは全てのパートが煩く(ボーカルですら)、やかましい感じのサウンドになっていまっているのが比較により、お分かりになられると思います。「これだよ、これ!俺らが聴いていたのはこれ!」とスピーカーの前で思わずガッツポーズを取ってしまうファンも多いのではないでしょうか。全てが必要以上に主張している感のある現行CDの音の押しつけがましさが後退し、全体が自然かつ最良のバランスで鳴っているため、Man On The Silver Mountainの中間部のBlues等もベストなサウンドで楽しむことが出来ます。とにかく、現行オフィシャルのベースの音は大きすぎです。全体的に言えるのですが、本テイクは、ベースの低音が低めなので小気味いい感じで、邪魔になっていないわけです。
またピンク・フロイドの「アニマルズ」でも有名ですが、アルバムによっては8トラ独自のミックスが聴けるもののあり、意外と侮れません。(Catch The Rainbowのロニーの曲紹介後の2箇所の高音シンセのような音も本テイクには入ってません。)あと、最後にこれが「8トラ」ソフトの非常に面白いところなのですが、最初に説明した通り、8トラは全体を均等の時間に4分割のプログラムで収録します。本来ならレコードのA~D面を4つのプログラムに落とし込めば良いと思うわけですが、「On Stage」の場合は、ひとつのプログラムがこの約16分強に設定されており、これで全体の64分をカバーするように編集されています。ゆえに、アルバムの面が16分に収まりきれない部分は、独自のフェイド処理により、次にプログラムにまたがって収録されるという結果になっており、テープのジャケにも記載されている通り、下記のような構成になっています
1. Over The Rainbow
2. Kill The King
3. Man On The Silver Mountain / Blues / Starstruck / Man On The Silver Mountain(reprise)
4. Man On The Silver Mountain(Concl.)
5. Catch The Rainbow
6. Mistreated
7. Sixteenth Century Greensleeves (Begin)
8. Sixteenth Century Greensleeves (Concl.)
9. Still I'm Sad
以下、メーカーインフォ抜粋
コージー・パウエルが所有していた激レアなUSポリドール製「8トラックテープ」をダイレクトに初CD化!各所で独自の編集痕が確認できる「On Stage」の「8トラ」ヴァージョンを、当時も今も、日本で聞いていた人は恐らくいないのではないでしょうか。ということで、本盤の出現により、おそらく全てのレインボー・ファンは、貴重な「ON STAGE」の「8トラ」ヴァージョンを初めて聴くことになると思います。そもそも「8トラって何?」と思われるファンの方に簡単に8トラを説明します。Wikipediaによると「8トラ」はRCAビクター社をはじめとする数社のコンソシウムによって、1965年にステレオ録音された音楽を手軽に再生できるメディアとして開発されたもので、主たる想定用途はカーオーディオでの使用とのこと。4つのプログラムが1本のテープに平行して録音されているのが特徴で、4つのプログラムを連続自動再生できるという利点があります(ですので長時間のライヴソースの再生には向いているのかも)。縦13.5cm、横10cmという、カセットに比べると大型の耐久性に優れたケースが使用されており、ゆえに、アメリカを中心に主にカーステレオ用に幅広く普及していました。日本では音楽ソフトはLPとカセットのみで、洋楽ソフトの8トラ版は一部の例外を除き殆どリリースされませんでしたが、アメリカ、そして一部ヨーロッパでは各アルバムごとに8トラがコンスタントに生産リリースされており、特にアメリカでは一定の需要はあったようで、80年代前半期まで、例えばDuran Duran等の8トラも公式リリースされていました。(日本では70年代はカセットプレイヤー付きの車両はなく、殆どがラジオのみで一部に8トラプレイヤーが搭載されていました。)カセットに比べると幅の広いテープはリールテープに近い感じで、再生すると自然な温かみに加え、重厚感溢れるサウンドが飛び出してきます。日本ではカラオケ店、更にはトラックの運転手らが演歌ソフトを聴いたりするのに愛用されていた8トラは、車上などのハードな環境下でも耐えうるように頑丈に造られていたためか、38年近い時間が経過した今聴いても、まさにその時代に造られたそのものの音が、一切の劣化無くスピーカーから飛び出してきます!現行のCDと比較しても、その音質の差は歴然としており、強烈なデジタルマスタリングにより、全ての音が過剰に主張している現行盤と比べ、全く別物と言える、自然でマイルドな、喧しさ・押しつけがましさが微塵もない、実に懐かしい音色・サウンドを楽しむことができます。また8トラ特有のテープの幅の太さのせいか、カセットテープでは表現しきれない、音の奥行とパンチ、更にはパワフルな出力感を、実に魅力的な音像で体感することができます。弱音の箇所では、アナログテープ特有のヒスノイズも聞こえますが、あたかもマスターリールを再生しているような音の感触を楽しめると思います。まずは皆さん一曲目のKill The King で比較してみて下さい。これぞライヴテープ!といった感じの本テイクに比べて、公式テイクは全てのパートが煩く(ボーカルですら)、やかましい感じのサウンドになっていまっているのが比較により、お分かりになられると思います。「これだよ、これ!俺らが聴いていたのはこれ!」とスピーカーの前で思わずガッツポーズを取ってしまうファンも多いのではないでしょうか。全てが必要以上に主張している感のある現行CDの音の押しつけがましさが後退し、全体が自然かつ最良のバランスで鳴っているため、Man On The Silver Mountainの中間部のBlues等もベストなサウンドで楽しむことが出来ます。とにかく、現行オフィシャルのベースの音は大きすぎです。全体的に言えるのですが、本テイクは、ベースの低音が低めなので小気味いい感じで、邪魔になっていないわけです。
またピンク・フロイドの「アニマルズ」でも有名ですが、アルバムによっては8トラ独自のミックスが聴けるもののあり、意外と侮れません。(Catch The Rainbowのロニーの曲紹介後の2箇所の高音シンセのような音も本テイクには入ってません。)あと、最後にこれが「8トラ」ソフトの非常に面白いところなのですが、最初に説明した通り、8トラは全体を均等の時間に4分割のプログラムで収録します。本来ならレコードのA~D面を4つのプログラムに落とし込めば良いと思うわけですが、「On Stage」の場合は、ひとつのプログラムがこの約16分強に設定されており、これで全体の64分をカバーするように編集されています。ゆえに、アルバムの面が16分に収まりきれない部分は、独自のフェイド処理により、次にプログラムにまたがって収録されるという結果になっており、テープのジャケにも記載されている通り、下記のような構成になっています
1. Over The Rainbow
2. Kill The King
3. Man On The Silver Mountain / Blues / Starstruck / Man On The Silver Mountain(reprise)
4. Man On The Silver Mountain(Concl.)
5. Catch The Rainbow
6. Mistreated
7. Sixteenth Century Greensleeves (Begin)
8. Sixteenth Century Greensleeves (Concl.)
9. Still I'm Sad