ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2014年5月

2014年06月14日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

米で発売されていたレインボーの8トラックテープの復刻ブート。

●On Stage 8track Tape / RAINBOW

●Rising 8track Tape / RAINBOW

●Long Live Rock 'n' Roll 8track Tape / RAINBOW


  



【Music】

●Fake Idoles / FAKE IDOLES
全然知らないバンドだったが、ショップで試聴したらカッコよかったので購入。イタリアのバンドの1stでBFMVをハードコアにしたような感じ。ジャケットのインパクトも購買欲をそそった。

●Space Police:Defenders Of The Crown / EDGUY(UK,限定2CD盤)
稀代のメロディー・メーカー、トビアス率いるエドガイの3年振り11th。前作に勝るとも劣らないキャッチィな佳曲満載でサウンドが強化された分、印象は前作より良い。しかし、この萎えさせるジャケには勘弁。

●The Complete Albums 1070-1978 / BLACK SABBATH(EU盤)
1stから8thまで第1期オジー時代のアルバムの8枚組ボックス・セット。ボーナス・トラックは無いが好評のライノ・リマスターなので購入。オジーのサバスは旧盤からリマスターへの買い換えはしてなかったので比較は出来ないが確かに音が素晴らしい。


  



【Book】

●首折り男のための協奏曲 / 伊坂幸太郎(2014新潮社)
7つ連作集。というか短編集を伊坂流の技でつながりを持たせた準連作集。

●雪月花黙示録 / 恩田陸(2013角川書店)
待望の最新作だが『ロミオとロミオは永遠に』のパート2的な作品で、質・量ともに劣る。呆気にとられるラストは、誰かも言っていたが、突然打ち切りになったドラマのようでがっかり。

●疾風ロンド / 東野圭吾(2013実業之日本社文庫)
文庫書き下ろし。前作(というのも変だが)の『白銀ジャック』は雪山に爆弾、今回はウイルスって安易過ぎ、この出版社に義理で書いてやってる、ていう感じの薄っぺらな作品。






【Movie】

●ワールド・ウォーZ(World War Z)
●スター・トレック イントゥ・ダークネス(Star Trek Into Darkness)
●クラウド アトラス(Cloud Atlas)
●G.I.ジョー バック2リベンジ(G.I. Joe: Retaliation)
●レッド・ライト(Red Lights)
●アップサイドダウン 重力の恋人(Upside Down)
●真夏の方程式

RAINBOW - LONG LIVE ROCK 'N' ROLL: US 8 TRACK TAPE

2014年06月14日 | monthly report
コージーの遺品からの8トラック、復刻CD化ブート、第3弾。前2商品同様、音質は大したことはないが、曲順がオフィシャルと異なっていることが主な特徴か。

1. Long Live Rock 'n' Roll
2. Lady Of The Lake
3. L.A. Connection
4. L.A. Connection (cont.)
5. Gates Of Babylon
6. Kill The King
7. Rainbow Eyes
8. Rainbow Eyes (cont.)
9. The Shed (Subtle)
10. Sensitive To Light



以下、メーカー・インフォ抜粋。

コージー・パウエルが所有していたUS版オリジナル・8トラック・テープ・シリーズの3本目にして最終弾が本タイトルです。1978年リリースの「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」。こちらも例によって4つのプログラムに収録されているため、L.A. ConnectionとRainbow Eyesの分断収録。更にはKill The Kingの後にRainbow Eyesが聴けるというなかなかドラマチックな楽曲の流れを楽しむことができます。「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」アルバムそのものは合計収録時間が39分27秒で、8トラのジャケット裏にも記載されているとおり、それぞれ9分57秒の4つのプログラムに楽曲が収録されていることになります。トラック3のL.A. Connectionは1分55秒の収録で、最初のギターソロが始まったとたんにフェイドしてしまい、次のL.A. Connection (cont.) はギターソロから収録した3分のヴァージョンで、ノリの良い曲だけに聴いていて脱力感を伴う2ヴァージョンです。Kill The Kingの後にはThe Shed (Subtle)ではなく、Rainbow Eyesが収録されているのですが、ハードロックの権化のようなKill The Kingの直後にRainbow Eyesが間髪いれずスタートするというにもなかなか良いと思って思わず聞き入ってしまいます。そのRainbow Eyesは7分21秒もある曲だけに最後まで収録できず、5分26秒でフェイドアウトし、またエンドパートがフェイドインでスタートしますが(こちらは1分40秒のテイクになってしまっています。)、後半部分を一旦フェイドさせ、延々とリフレインさせるのはプログレ曲のコーダで良くある手法ですので、意外にもそれほど不自然な感じがなかったりします。ラストはパワフルなThe Shed (Subtle)とスピーディなSensitive To Lightですが、アルバムの終わりはスピード・チューンで軽快にフィニッシュしても良いのでは?と思ってしまったりしました。ということで、かなり凄い処理の聴ける「Rising」と違い、これならまだ許せると思ってしまう「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」8トラックヴァージョン。ここの収録されているヴァージョン、サウンドがベスト、というわけではありませんが、実際は、1977年リリースの素の音がリアルなサウンドで楽しめる本盤のサウンドは、多くのファンに好まれるところとなるのではないでしょうか。

RAINBOW - LIVE IN JAPAN(ボーナス・ディスクその2)

2014年06月09日 | monthly report
おまけディスクのその2。『Tarot Woman』の3分14秒のエディット・ヴァージョン。プロモ・オンリーのソノシートからの復刻ブート。これは音源コレクターとしては大変うれしいプレゼント。



以下、メーカー・インフォ抜粋

「RISING」リリース前にプロモーション用に日本のレコード会社が作製した、Tarot Womanの3分14秒のエディット・ヴァージョンを収録した赤色ソノシートを原盤より復刻したボーナスディスク。Tarot Womanは元は5分58秒ありますので、このディスクは冒頭の1分強をカットしリフ開始前の13秒辺りからフェイドインさせ歌の後のギターソロを一分ほど聴かせフェイドアウトさせるというヴァージョン。プロモーション用とはいえ、これも一つの貴重な公式ヴァージョンですので、ファンは原盤は所有していなくても、音としてコレクトする価値はあると思います。サウンドは現行のCDに比べると、明らかにこじんまりしていますが、プレス盤の8トラと同傾向の音と言え、そもそもこの時代のに本国よりマスターテープとして各国に配布されたテープはこんな感じの質感とバランスのサウンドだったのではないでしょうか。ジャケットも当時の原盤より復刻したもので、マニアにはお馴染みの白黒「Rising」ジャケですが、裏面を改めて読んでみると「リッチー・ブラックモアのニュー・アルバム」「本年最高のロック・アルバム」「「銀嶺の覇者」に見せた輝きが一段と増した」は良いとしても、下部の説明が時代がかっていて面白いのでここに転記します。

BLACKMORE'S RAINBOW - RISING: US 8 TRACK TAPE

2014年06月06日 | monthly report
コージーの遺品からの8トラック、復刻CD化ブート、第2弾。今回のは驚愕の『A Light In The Black』のロング・ヴァージョンが聞ける。しかも、もっと驚くのが下手くそなパンチングでリフをリピートしているだけ。こんなのがオフィシャルでリリースされていたなんで信じられません。

1. Tarot Woman
2. Starstruck
3. Starstruck (cont.)
4. Run With The Wolf
5. Do You Close Your Eyes
6. Stargazer
7. A Light In The Black



以下、メーカー・インフォ抜粋

「こんな公式テイクがあったの?」とマニア間で話題沸騰の「ON STAGE」の「8トラ」ヴァージョン。今回はお待ちかね、「ON STAGE」よりさらに一年前の1976年にリリースされていた「RISING」の「8トラ」です。所有者は故コージー・パウエル。コージーはコレクションと言うか私物で「RISING」「ON STAGE」「LONG LIVE ROCK 'N' ROLL」の3本を所有していたようですが(「DOWN TO EARTH」は無し)、それだけレインボーのロニー時代の三作品に愛情・愛着があったという裏付けではないでしょうか。前回同様に「RISING」を状態の良い8トラ専用プレイヤー(これを探すのが困難)で再生してみました。そこには驚きの連続があったのです。「ON STAGE」での説明でも書いた通り、「8トラ」は4つのプログラムで構成されており、プログラム順で自動再生していくシステムです。カセットより広い6ミリの幅のテープに4つのプログラムが並行して記録されているわけで、再生装置をオートプレイ状態にしておけば、自動的に「ONE」「TWO」「THREE」「FOUR」と再生されるわけで、たしかにアルバム全部を一気に聴くには便利なような気もするのですが、問題はソフトを作成する際に、各プログラムごと、全て均一の時間で設定しなければならないということなのです。おそらく、8トラ・メーカーの人は「RISING」のマスターテープを渡されたときに、同時にトラックごとのタイム表も貰っていると思われます。「RISING」で一番長い曲はStargazerですので、そこからこの8トラのプログラムの時間設定をStargazerの収録時間8分26秒+余白数秒で、8分32秒と設定したのだと想定されます(ジャケットにも8:32の表記あり)。そうすると、Tarot Woman(6分)、Run With The Wolf(3分50秒)とアルバム通りに入れると、Run With The Wolfの2分30秒目は歌のサビの部分ですので、8トラ製作者は流石にそこで分断するのは忍びないと思ったのか、思い切って、2曲目と3曲目の位置を逆転させて収録するという奇策に出たわけです。結果、2トラック目に収録されたStarstruckはリッチーのカッコ良いギターソロの25秒目で虚しくフェイドアウトするものの、「PROGRAM TWO」はそのソロの終わりからフェイドインし、その位置にはStarstruck (cont.)という曲後半の1分46秒ヴァージョンが収録されるという結果になってわけです。Starstruckを分断収録することで、代わりにRun With The WolfとDo You Close Your Eyesはフルで収録されています。「PROGRAM THREE」には最長曲Stargazerもフルで収録されているので問題なし。
しかし、「PROGRAM FOUR」で8トラ製作者は問題に直面したようです。A Light In The Blackも大曲とは言え、Stargazerより16秒短い8分12秒テイク(余白を入れても8分15秒程)で、これでは17秒もエンドに空白ができてしまう・・・とうことで、これを避けるために、なんと勝手にA Light In The Blackのイントロを長めに編集し、8分32秒のロングヴァージョンを造り上げて収録しているのです。通常、18秒目で歌に入るところを本テイクでは35秒目で歌に入るようにイントロを編集しています。どうやってるかと申しますと、メインリフの後のEmのスケールダウンのキメの直後(14秒目)に、メインリフのスタートからスケールダウンのキメまでの12秒のコピーテープを挿入しイントロセクションを倍の長さに収録し、更には30秒目にリフ回数を勝手に増やすという神をも恐れぬテープパンチを2回行い(しかも雑な処理!)、オリジナルなA Light In The Blackのロンゲスト・ヴァージョン(8分33秒テイク)を、恐らく勝手に製作・収録しているわけです。いやはや、こんな「公式」テイクがこの世にあったとは!

RAINBOW - LIVE IN JAPAN(ボーナス・ディスクその1)

2014年06月02日 | monthly report
上記、ブートのおまけCDRだが、じつはこちらの方がうれしかったりする。DJは誰かわからないのだが、ゲストは大貫憲章。



以下、メーカーインフォ抜粋

あの「ROCK ON」に続き、RAINBOWの初来日ライヴを貴重なラジオ番組放送テイクで収録した「RISING IN OSAKA」テイクを、エアチェック録音テープより再収録。この放送の冒頭で語られる番組名「LIVE IN JAPAN」(「ON STAGE」リリース前の仮タイトルもこれでした。)として、新装ジャケにて再リリース決定です。内容は、1976年12月9日の大阪厚生年金会館公演(大阪3公演目)をメインとした、約36分間の放送をパッケージ(もちろんあの「ROCK ON」とは別番組)。極上のライヴ音源と共に出演者のトークも聴き応えたっぷり。聴き手を35年前へと誘う、ギフト・タイトルならではの一本です!