ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2010年6月

2010年06月30日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

・Heaven And Hellはロニーの追悼ライブを、グレン・ヒューズとヨルン・ランデをvoに迎えて行う予定。

・レインボーのデラックス・エディションの詳細が明らかになる。8月4日発売(らしい)。



【music】

●Where Angels Fear To Tread/HEAVEN (米盤)
1983年作のボーナストラック入り再発盤、ロニーは1曲のみバッキングヴォーカルで参加。

●That'll Flat Git It! Vol.4(独盤)
60年代コンピレーションアルバムに「Ronnie Dio And The Prophets」時代の2曲が収録

●Scream/OZZY OSBOURN (墨盤)
3年振り10作目。ザックと袂を分かち、ガス・Gを抜擢した第1作。溌剌とした楽曲が目立ち、ポテンシャルも高い。新しい血を取り入れたのは大正解。

●Rockthology4:No Fear(DVD)
アーカイブ・ロック・マガジン「ハード・アンド・ヘヴィ」のDVD化。80年代後半だろうか、ロニーが自ら自宅を紹介している。

●Rockthology8:Sessions(DVD)
「ハード・アンド・ヘヴィ」ヴィデオのDVD化、DIO『Lock Up The Wolves』のレコーディング風景が収録されている。






【book】

●新参者/東野圭吾(講談社 2009)
昨年の『このミス』第1位の評判に違わぬ傑作ミステリー。連作短編の形式だが、1つの長編にカッチリまとまっている。加賀刑事シリーズでありながら、現代版下町捕物帖に仕上がっている。

●ネバーランド/恩田陸(集英社文庫 2003)
冬休みを迎え、多くの生徒が帰省するなか、男子校の寮に居残りを決めた4人の少年の青春ドラマ。2000年作の文庫化。

●ボトルネック/米澤穂信(新潮文庫 2009)
恋人が転落死した崖から、誤って転落した少年が目を覚ますと、そこはその少年がいなかった世界に変わっていた。恋人は生きていて、家には事故死したはずの兄や、生まれてこなかったはずの姉もいた。青春パラレルワールドミステリー。2006年作の文庫化

●TOKYO BLACKOUT/福田和代(東京創元社2008)
発電所を狙ったテロで首都東京が大停電に、犯人の狙いは何なのか。

●ソロモンの犬/道尾秀介(文春文庫2010)
飼い犬に引きずられた少年が事故死。なぜ、犬は暴走したのか。2007年作の文庫化


 



【Movie】

●2012(2012)
●アバター (Avatar)
●96時間(Taken)
●フォース・カインド(The Fourth Kind)
●スペル(Drag Me to Hell)
●アドレナリン(Crank)




・ロニー追悼企画(オフィシャル音源を振り返る)も今月でいったん終了。1983年から2004年までの一部までしかできなかったが、続きは1年後にやりたいと思う。来月から、通常のブート紹介(備忘録)を再開。

・TVドラマ、『新参者』、『ジェネラルルージュの凱旋』が終了。前者はほぼ原作に忠実に見事に再現、後者は原作の主旨を全く無視した、酷い脚本だった。


さらば、ロニー

2010年06月29日 | Ronnie James Dio
ダグ・アルドリッジがホワイトスネイクとの活動を優先し、2003年脱退する。後任としてラットのウォーレン・デ・マルティーニの名が浮上するが、リハーサルの段階でロニーに解雇される。そこで三たび、クレイグ・ゴールディが加入して、ツアーを行う。ツアー終了後レコーディングに入るも、ジミー・ベインとロニーが対立し、ジミーが脱退。助っ人にドッケンのジェフ・ピルソンを呼び寄せ、2004年10th『Master Of The Moon』を完成させる。おそらくディオの最後のアルバムになるであろう本作は残念ながら最悪の出来。日本盤は半年遅れの2005年にボーナストラック付きでリリースされた。

●Master Of The Moon/DIO (2005)
1.One More For The Road
2.Master Of The Moon
3.The End Of The World
4.Shivers
5.The Man Who Would Be King
6.The Eyes
7.Living The Lie
8.I Am
9.Death By Love
10.In Dreams
11.The Prisoner Of Paradise

さらば、ロニー

2010年06月28日 | Ronnie James Dio
"キリング・ザ・ドラゴン"ツアー、2002年12月13日ニューヨーク公演のライブがDVDとして2003年にリリース。メンバーはレコーディング時と同じで、ギターはダグ・アルドリッジ。ダグはプレイはもちろん、見た目もかっこいい。しかし、残念なことに2003年に入り、ホワイトスネイクのツアーに参加し、そのまま戻ってこなかった。久しぶりに作られたPVにはテネイシャスDが冒頭に出演している。

●Evil Or Divine/DIO (2003)
1.Killing The Dragon
2.Egypt (The Chains Are On)
3.Children Of The Sea
4.Push
5.Drum Solo
6.Stand Up And Shout
7.Rock And Roll
8.Don't Talk To Strangers
9.Man On The Silver Mountain
10.Guitar Solo
11.Long Live Rock 'N' Roll
12.Lord Of The Last Day
13.Fever Dreams
14.Holy Diver
15.Heaven And Hell
16.The Last In Line
17.Rainbow In The Dark
18.We Rock
19.Interview
20.Photo Gallery
21.Behind The Scenes Footage
22.Promo Video for Push


酷い話で、このDVDの日本版が出たのは2年後の2005年。

さらば、ロニー

2010年06月27日 | Ronnie James Dio
同年、10000枚限定のツアー・エディションがリリース。通常盤にライブトラック2曲と"Push"のPV、スクリーンセイバーが追加収録されている。ライブ音源はパープルとロニーで行った2000年10月30日ロッテルダム公演時のもの。今となっては付加価値はあまりないが、ケースにナンバリングがなされている。

●Killing The Dragon (Limited Tour Edition)/DIO (2002)
1.Killing The Dragon
2.Along Comes A Spider
3.Scream
4.Better In The Dark
5.Rock & Roll
6.Push
7.Guilty
8.Throw Away Children
9.Before The Fall
10.Cold Feet
11.Fever Dreams (Live)
12.Rainbow In The Dark (Live)
13.Push (MPEG video)
14.Screensaver

さらば、ロニー

2010年06月26日 | Ronnie James Dio
マジカ・ツアー終了後、バンドはさっそく次作への曲作りを始めるが、クレイグ・ゴールディがはやくも離脱。家庭の事情で脱退したクレイグの後任にダグ・アルドリッチが加入する。ダグは1989年のクレイグ脱退時にもオーディションを受けたことあって、少なからぬ縁があった。近年のダグは初期ホワイトスネイクのようなブルージーなHRに傾倒していて、ディオへの相性が気になるところだったが、2002年にリリースされた9th『Killing The Dragon』は、結果論だがダグに替わって大正解の佳作だ。ファストの『Holy Diver』に近い、シンプルでストレートなHR/HMに仕上がっている。クレジットをみるとクレイグ在籍時の曲も使われているのがわかる。

●Killing The Dragon/DIO (2002)
1.Killing The Dragon
2.Along Comes A Spider
3.Scream
4.Better In The Dark
5.Rock & Roll
6.Push
7.Guilty
8.Throw Away Children
9.Before The Fall
10.Cold Feet

さらば、ロニー

2010年06月25日 | Ronnie James Dio
アルバム『バタフライ・ボール』を再現するコンサートが遂に1975年10月16日英、ロイヤル・アルバート・ホールで実現する。イアン・ギラン、デヴィッド・カヴァーディル、ロジャー・グローヴァー、ジョン・ロード、グレン・ヒューズらパープル・ファミリーのほか、ジョン・ロートン、エディ・ハーディン、 ヴィンセント・プライス等アルバム参加ミュージシャンが多数集まり、豪華共演のメモリアルな一夜となった。残念ながらロニーはリッチー・ブラックモアとのレコーディングを理由に不参加、代役はギランが務めた。この模様はフィルムに収められ、翌年映像化されたが、動物の着ぐるみを着た役者のイメージショットが随所に挿入され、これが不評を買う結果となった。しばらく廃盤であった本作はうれしいことに2006年DVD化された。

●The Butterfly Ball-A Fun Musical Extravaganza (2006)
1.Dawn
2.Get Ready
3.Saffron Dormouse & Lizzy Bee
4.Together Again
5.Old Blind Mole
6.Magician Moth
7.Watch Out For The Bat
8.Aranea
9.Sir Maximus Mouse
10.Behind The Smile
11.Little Chalk Blue
12.Waiting
13.Sitting In A Dream
14.No Solution
15.Love Is All
16.Homeward
17.Love Is All (encore)



2006年当初は直輸入盤という形で日本で販売されたのを喜び勇んで購入したのだが、現在は字幕付きで日本版が出ているんですね、知りませんでした。廃盤になる前に今回さっそく注文しました。

さらば、ロニー

2010年06月24日 | Ronnie James Dio
バタフライ・ボールのハイライトはやはり、ロニーが歌う『Love Is All』だろう。アニメーションのPVも作られ、シングルはベルギー、オランダ、フランスで1位を獲得するヒットとなった。1999年にリマスター化されたアルバムにこのPVが収録されている。

●The Butterfly Ball And The Grasshopper's Feast (1999)
1.Dawn
2.Get Ready
3.Saffron Dormouse & Lizzy Bee
4.Harlequin Hare (*)
5.Old Blind Mole
6.Magician Moth
7.No Solution
8.Behind The Smile
9.Fly Away
10.Aranea
11.Sitting In A Dream (**)
12.Waiting
13.Sir Maximus Mouse
14.Dreams Of Sir Bedivere
15.Together Again (*)
16.Watch Out For The Bat
17.Little Chalk Blue
18.The Feast
19.Love Is All (**)
20.Homeward (**)
includes also Love Is All video as MPEG file

さらば、ロニー

2010年06月23日 | Ronnie James Dio
パープルとオーケストラのツアーでロニーがゲスト参加して歌っていたのが、1974年にリリースされた『The Butterfly Ball And The Grasshopper's Feast』。これは同タイトルの絵本を当時パープルを脱退したロジャー・グローバーがミュージカル化の要請を受けて、彼の知人・友人たちの協力により、曲作り、レコーディングを行ったもの。ロニーはエルフ在籍時、パープルのサポートを務めたことがあった縁で参加し、ヴォーカルを取った3曲のほかにも作曲者として2曲に関わっている。このアルバムはいろいろな形でCD化されているが、ここで紹介するのは、1996年に日本でリリースされた『The Butterfly Ball And Wizard's Convention』で、カップリング収録された『Wizard's Convention』はバタフライ・ボールでも大きく貢献したエディー・ハーディンが手掛けたプロジェクトである。本作の得りはもちろん『Wizard's Convention』ではなく(ロニーは参加してないし)、『The Butterfly Ball』の別ヴァージョン9曲がボーナストラックとして収録され、"Love Is All"のデモ・ヴァージョン が聴けることである。

●The Butterfly Ball And Wizard's Convention(1996)
CD 1:The Butterfly Ball And The Grasshopper's Feast
1.Dawn
2.Get Ready
3.Saffron Dormouse & Lizzy Bee
4.Harlequin Hare (*)
5.Old Blind Mole
6.Magician Moth
7.No Solution
8.Behind The Smile
9.Fly Away
10.Aranea
11.Sitting In A Dream (**)
12.Waiting
13.Sir Maximus Mouse
14.Dreams Of Sir Bedivere
15.Together Again (*)
16.Watch Out For The Bat
17.Little Chalk Blue
18.The Feast
19.Love Is All (**)
20.Homeward (**)
21.Love Is All (demo version, bonus track) (**)
22.Dawn (different mix, bonus track)
23.Magician Moth (different mix, bonus track)
24.Harlequin Hare (different mix, bonus track)
25.Magician Moth (different mix, bonus track)
26.No Solution (different mix, bonus track)
27.Waiting (different mix, bonus track)
28.Fly Away (different mix, bonus track)
29.Aranea (different mix, bonus track)

CD 2:Wizard's Convention
1.The Craig Song
2.When The Sun Stops Shining
3.Loose Ends
4.Money To Burn
5.Who's Counting On Me
6.Make It Soon
7.Until Tomorrow I, II, III & IV
8.Light Of My Life
9.She's A Woman
10.Swanks & Swells I & II


さらば、ロニー

2010年06月22日 | Ronnie James Dio
パープル&オーケストラのツアー、締め括りはジャパンツアー。2001年3月24、25日東京国際フォーラムで新日本フィルセレクトオーケストラの協力のもと行われた。これまでどおりの曲でロニーが参加。6公演を収録したボックスセット『The Soundboard Series』で聴ける。

●The Soundboard Series/DEEP PURPLE (2001)
《Live In Concert-Tokyo 24th March 2001》
CD1:
1.Pictured Within
2.Sitting In A Dream (*)
3.Love Is All (*)
4.Fever Dreams (*)
5.Rainbow In The Dark (*)
6.Watching The Sky
7.Sometimes I Feel Like Screaming
8.The Well-Dressed Guitar
9.Wring That Neck
10.Fools
11.Perfect Strangers
CD2:
1.Concerto Movement 1
2.Concerto Movement 2
3.Concerto Movement 3
4.When A Blind Man Cries
5.Pictures Of Home
6.Smoke On The Water (*)

《Live In Concert-Tokyo 25th March 2001》
CD1:
1.Pictured Within
2.Sitting In A Dream (*)
3.Love Is All (*)
4.Fever Dreams (*)
5.Rainbow In The Dark (*)
6.Sometimes I Feel Like Screaming
7.The Well-Dressed Guitar
8.Wring That Neck
9.When A Blind Man Cries
10.Fools
11.Perfect Strangers
CD2:
1.Concerto Movement 1
2.Concerto Movement 2
3.Concerto Movement 3
4.Pictures Of Home
5.Smoke On The Water (*)


 




3/29にDP単独札幌公演があり、もしかしたらロニーが来るかもと思い、見に行ったがやっぱり来なかった。

考察ロニー

2010年06月21日 | Ronnie James Dio
1999年のロンドン・オーケストラとの共演コンサートが好評でだったため、DPは北米を除くワールドツアーを敢行。当然ロニーのパフォーマンスは必須であることから、ツアーではロジャーの『Butterfly Ball』の2曲のほかに"Rainbow In The Dark","Fever Dreams"をセットに加えてロニーを迎えた。本作は2000年10月30日オランダ、ロッテルダム公演を完全収録したライブアルバム。

●Live At Rotterdam Ahoy/DEEP PURPLE (2001)
CD 1:
1.Introduction
2.Pictured Within
3.Sitting In A Dream (*)
4.Love Is All (*)
5.Fever Dreams (*)
6.Rainbow In The Dark (*)
7.Wring That Neck
8.Fools
9.When A Blind Man Cries
10.Vavoom, Ted The Mechanic
11.The Well Dressed Guitar

CD 2:
1.Pictures Of Home
2.Sometimes I Feel Like Screaming
3.Perfect Strangers
4.Smoke On The Water
5.Black Night
6.Highway Star

考察ロニー

2010年06月20日 | Ronnie James Dio
こちらは映像DVDで、CDと比べると収録曲は少ないがロニー出演部分はカットされていない(よかったね)。言うまでもないが、ロニーのパフォーマンスは完璧。クレジットを信じると26日のみということになっている。(CDでは25日、26日とクレジットされ、両公演から編集されているようだが)

●In Concert With The London Symphony Orchestra Conducted By Paul Mann/DEEP PURPLE (2000)
1.Pictured Within
2.Wait A While
3.Sitting In A Dream
4.Love Is All
5.Wring That Neck
6.Concerto For Group And Orchestra - Movement I
7.Concerto For Group And Orchestra - Movement II
8.Concerto For Group And Orchestra - Movement III
9.Ted The Mechanic
10.Watching The Sky
11.Sometimes I Feel Like Screaming
12.Pictures Of Home
13.Smoke On The Water

考察ロニー

2010年06月19日 | Ronnie James Dio
1969年のディープ・パープルとオーケストラの共演コンサートを収めた『CONCERTO FOR GROUP AND ORCHESTRA』の30周年を記念して、1999年9月25、26日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでパープルとロンドン・シンフォニック・オーケストラの共演コンサートが行われた。これにはロニーもゲスト参加しており、1974年のロジャー・グローヴァーが手掛けたプロジェクト・アルバム『Butterfly Ball』の曲、"Sitting In A Dream"と"Love Is All"で歌っている。さらに、"Smoke On The Water"ではイアン・ギランとのデュエットも披露している。同年日本先行で、このコンサートを収録した『In Concert With The London Symphony Orchestra』がリリースされた。

●In Concert With The London Symphony Orchestra Conducted By Paul Mann/DEEP PURPLE (1999)
CD1:
1.Pictured Within
2.Wait A While
3.Sitting In A Dream
4.Love Is All
5.Via Miami
6.That's Why God Is Singing The Blues
7.Take It Off The Top
8.Wring That Neck
9.Pictures Of Home

CD2:
1.Concerto For Group And Orchestra - Movement I
2.Concerto For Group And Orchestra - Movement II
3.Concerto For Group And Orchestra - Movement III
4.Ted The Mechanic
5.Watching The Sky
6.Sometimes I Feel Like Screaming
7.Smoke On The Water



このオーケストラとのジョイント・コンサートが評判だったため、パープルは地元のオーケストラと共演するツアーを2000年から2001年にかけて南米、欧州、日本で行った。これにはロニーも自身のバンド、ディオを休止してまで帯同した。

考察ロニー

2010年06月18日 | Ronnie James Dio
98年サバスのサポートを務めるためヴィニーが離脱し、サイモン・ライトが復帰、さらに、99年にはクレイグ・ゴールディ、ジミー・ベインとかつて盟友らが復帰する。ヘヴィネスの呪縛から目を覚ましたロニーはディオ初のコンセプトアルバム『Magica』を作り上げる。「ブック・オブ・マジカ」をめぐる、邪悪なものと世界の再興を目指す魔術師たちの戦いを描いた壮大な物語というが、母国語ではないのでドラマへの感慨は特に沸かないが、かつてのメロディが復活したことは喜ばしい。⑪のボーナストラック付きで2000年に日本先行リリースされた。

●Magica/DIO (2000)
1.Discovery
2.Magica Theme
3.Lord Of The Last Day
4.Fever Dreams
5.Turn To Stone
6.Feed My Head
7.Eriel
8.Challis
9.As Long As It's Not About Love
10.Losing My Insanity
11.Annica
12.Otherworld
13.Magica - Reprise
14.Lord Of The Last Day - Reprise
15.Magica Story



この『Magica』続編の製作意欲を生前、ロニーは述べていたが、残念ながら叶わなかった。

考察ロニー

2010年06月17日 | Ronnie James Dio
1996年から1997年までの「Angry Machine」ツアーを記録したディオ初のライブ・アルバム。シカゴ公演をメインに、シャンバーグ、ニューヨーク、ブレーメン、東京公演を加えて編集されている。ツアーでは、ベースはラリー・デニソンが務め、ロニーは全盛期と比べると幾分キーは下げられているが、まだまだ力強い素晴らしい声を聴かせている。98年にリリースされた本作の日本盤は遅れること数ヶ月、ボーナストラック⑨⑩⑪を伴ってリリース、ジャケも異なりスペシャルな内容となった。

●Dio's Inferno-The Last In Live/DIO (1998)
Disc1:
1.Intro
2.Jesus Mary & The Holy Ghost
3.Straight Through The Heart
4.Don't Talk To Strangers
5.Holy Diver
6.Drum Solo
7.Heaven And Hell
8.Double Monday
9.Stand Up And Shout
10.Bass Solo/Hunter Of The Heart

Disc2:
1.Mistreated/Catch The Rainbow
2.Guitar Solo/Mistreated
3.The Last In Line
4.Rainbow In The Dark
5.Mob Rules
6.Man On The Silver Mountain
7.Long Live Rock 'N' Roll
8.We Rock
9.After All (The Dead)
10.I
11.Interview with Ronnie James Dio


このアングリー・マシーン・ツアーでは10年ぶりの日本公演が実現し、わたしも最前列でロニーのコンサートを初めて体験できた。

考察ロニー

2010年06月16日 | Ronnie James Dio
1995年のツアーからジェフ・ピルソンの代わりに、元ライオンのジェリー・ベストが加入、新作のレコーディングにもそのまま彼が参加する。しかし、大方のファンが疑問視していたとおり、力量不足からジェリーを解雇し、急遽、ドッケンで活動中のジェフを呼び寄せ、7thアルバム『Angry Machines』を完成させる。1996年リリースで前作同様、トレイシー・Gをフューチャーしたヘヴィー路線を追求した作品。⑩は日本盤のみのボーナストラック、⑪はディオ初と言ってもいいくらいの美しいバラード。なお、ジェフはドッケンに在籍していたため、クレジットはあるものの、バンド写真からは外れている。

●Angry Machines/DIO (1996)
1.Institutional Man
2.Don't Tell The Kids
3.Black
4.Hunter Of The Heart
5.Stay Out Of My Mind
6.Big Sister
7.Double Monday
8.Golden Rules
9.Dying In America
10.God Hates Heavy Metal
11.This Is Your Life



以降、ディオのベーシストは固定せず、流動的。ジェリーはレコーディング当初は在籍していたため、⑩のみクレジットされている。近年このアルバムのデモ音源が流出することとなるが、犯人はジェリーのようだ。