天晴れ、MAZDA!
世界カー・オブ・ザ・イヤー2016をMAZDAのロードスターが受賞した。
デザイン部門にも輝くというダブル受賞だ。
ロードスターは、初代モデルが乗って一番楽しい車だった。
人馬一体感というか、小柄で軽いボディのハンドリングといい、運転する楽しさがあった。2代目3代目となるに従って、その楽しさは消えていた。スポーツカーと呼ぶには馴染まないかったるさが鼻についたものだ。
ユーザーのそんな不評にMAZDAの開発チームも気付いたのか、4代目となる今回のモデルは、ダイエットで軽さを取り戻しドライビングが相当改良されているようだ。
スタイルは好みがあるからそれぞれだろうけど、今風に洗礼されている。
私的には2代目のスタイルがよかった。
いずれにしても、二つ以上の大陸で発売された車の中でナンバーワンに輝いたことは、凄い。
元気をまったく失っている日本のスポーツカー。
個性を無くした車たちが多い中で、ロードスターは輝いている。
オープンにして風を切って走る醍醐味は、とびっきり爽快で楽しい。
こんな楽しい車たちを、ずっと世に出し続けてほしいものだ。