友人が執筆した新刊の小説が届いた。
書店での発行は9月から。
発売前の出来立てほやほやを送ってくれたようだ。
一気に読み終えた。
主人公は地方のまちに暮す中学生の少女。
両親の離婚に翻弄されながらも運命的な出会いの中で生きていく。
「アタシはこの夏『生きる』を知った」
と帯にあったフレーズが暗示するものは深い。
読み終えて清々しさを覚えた。
50男が、なぜ少女の心のつぶやき、葛藤、苦悩、恋心が書けるのか、不思議だ。
知らなかった友人の裏っかわをいきなり知ったような。
2冊目の小説出版だということも添えられた挨拶文で知った。
お礼メールに読み終えた想いをそのまま記して送った。