風の声

想いつくまま

トップリーダーの言葉力

2020年05月06日 | 日記
いつもながら心に響かない喋りだ。
延長を表明した安倍総理の会見。

対照的なのはメルケル首相の会見。
都市封鎖のスピーチは心に響いた。
自身の東ドイツの暗黒時代を振り返り
心苦しい決断だったことを明かした。
率直な心で自分の言葉で語りかけた。
このスピーチが国民の結束を促した。

リーダーに言葉の力は欠かせない。
とりわけ政治家のそれは決定的だ。
流暢さの話術をいうのではない。

そこに魂が込められているかだ。
心からの思いとはっきりした意味付け。
それが伝われば人は納得し動く。

安倍総理の延長会見にはそれがない。
延長はしても救済策の追加はなし。
期間も曖昧で14日に含みを持たせた。
心がなく意味づけもない。

まったく響かない会見だった。





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