プーチンの顔がニュースに表れると気分が悪くなる。
「ファシストに苦しめられるウクライナを解放する軍事作戦」などと大ウソの大義でウクライナへの侵略戦争を始めたプーチン。過去の軍事侵攻の成功体験に勘違いし、1週間もあればウクライナを屈服させてみせるとナメてかかった。
1か月が過ぎてもプーチンの思うようにならない。それでもロシア国内向けには、嘘っぱちであれ「大勝利」を演出して終わらせないと、支持率の低下どころか我が身が危ういことになる。
プーチンもわかっているから、ポーズだけの停戦交渉で時間稼ぎをしながら、ウクライナ東部の攻撃を強化して、「戦利品」として領土を手に入れることに必死だ。
戦争に反対する国内の声を抹殺するため、スターリン時代と同じ手口で弾圧が行われている。秘密警察あがりのプーチンにすればお手の物だろうが、SNSの情報があふれるデジタル時代の21世紀ではロシアといえども無理がある。
それに、ロシア軍の若い兵士たちの戦死者も多く出ている。侵略戦争だとも知らずに前線に送り込まれ、「ファシスト」のそしりを受けながら犠牲となったロシア兵たち。その家族や友人たちの無念は計り知れない。戦争への憎悪は溜まりプーチンへの恨みとなる。
戦争犯罪人の顔は醜い。それは人々の恨みをかうからだ。ニュースからプーチンの顔が消える日よ早く来い。