カトリック社会学者のぼやき

カトリシズムと社会学という二つの思想背景から時の流れにそって愚痴をつぶやいていく

カトリック司祭の老後と介護 ー 「人生を歩み続ける途で」(外川直見神父 ロヨラハウス館長)

2020-04-01 18:43:01 | 教会

 長く教鞭を執られた後、ロヨラハウスの館長として、リタイアした司祭の老後と介護に尽くされてきた外川直見(けがわなおみ)神父がこのたび山口教会に移られることになった。新型コロナウイールスで騒がしいなか、カト研の有志の方々が送別会を開かれた。そのおり、神父様がご紹介されたお話の一部が2016年の「カトリック生活」11月号に掲載されている。師の許可をいただいたのでここに紹介したい。
 カトリックの司祭は一応75歳が定年になっているようだ。その後も元気な場合は、召命の減少や司祭不足もあり、教区司祭を続ける場合もあるようだが、介護が必要になる場合もある。司祭や牧師の老後と介護というと大げさな話になるが、制度としてもまだまだ十分ではないようだ。老いと病と死に直面する司祭が何を考えているのか、外川神父様のお話を紹介したい。この文章は外川神父様のお人柄がよくわかるとともに、キリスト者が死をどのように考えているかを具体的に示している。

 

コメント (1)
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