12月25日火曜日
久しぶりに、学校の建物に向かう。
いつのまにか、手前にもう一棟、まったく同じ大きさのビルが建設中。
新しい大学院とアーユルヴェーダ治療のための入院病棟になるそうだ。
以前より学校が近くにみえたのは、新しい建物が見えていただけ。
ちょうど、私が通っていたとき、大学の建物が完成したばかりだった。
まるでそのときと同じように、ほとんど完成しそうな新しい建物。
薬局も新しくなっていたし、食堂の会社も変わっていた。
ほんの4~5年のあいだに、景色が違ってみえる。
学校の前に木が一本。
あまり印象に残っていないから、気づかないくらい小さかったと思う。
大きくなった木の陰に学生たちのオートバイが停まっている。
正面の階段を数段あがって中に入ると吹き抜けのスペース。
まわりを囲むようにして廊下があり、さらに外側に教室が並んでいる。
入ってすぐの右手は図書室。
講義が終わる3時から4時には、皆帰宅するので閉まってしまう。
一人で授業を受けていたので、自習は教室がほとんど。
他の学生達も階段に座ってサンスクリット語を覚えたりしていたが、
あまり図書室の中にこもっていなかった気がする。
突然の休講の時には、外で男子学生がクリケットをしていたのが印象的だった。
なにしろ、この学校の四方八方何もない。
町から離れているので交通も不便。
授業が終わったらはやく帰らなくては、バスもない。
夏は暑くて行き帰りだけでふらふらしそうだった。
図書室から出て、事務室に教頭先生をたずねてみる。
あいにく、食事中。
廊下でうろうろしていると、吹き抜けの上から声がした。
サンスクリットの先生だ!
ヴァイディヤ先生は私とかわらないくらいの年齢で、女の子がいる。
最後のサンスクリットの試験で1番がとれたのは、彼女が毎日10コ、詩を覚える課題をくれたおかげ。
家にも一度お邪魔して、お母さんと娘さんに会った。
だんなさんは、ソフトウエアのエンジニアだったと思う。
”ひさしぶり!”
急いで、2階に行くと、先生が笑顔で立っていた。
少し立ち話をして、他の先生のことをきいてみる。
ほとんどの先生は変わっていて、知らない先生が多い。
講義をしている様子の教室の前をのぞいてみた。
ドラヴィヤグナ(製薬学)の教室。
床の上で何やら集まって本を広げている学生たち。
中に入って、先生の顔をのぞく。
ジョーティ先生が奥の机に座っていた。
日本から用意していたいくつかの質問をたずねて、教えてもらう。
それから、アーユルヴェーダの昔ながらの製薬道具の見本などを写真にとらせてもらった。
学生たちに、先生が私を紹介してくれた。
彼らは、今、アーユルヴェーダの薬について一人一つずつ、古典を調べて発表する準備をしている。
写真をとってもいいかな?ときくと、
皆笑顔でこっちを向く。
”できたら、勉強している風景をとりたかったんだけど。。”
というと、
背中を向ける位置に座っていた男子が”ちょっと待って!”といって、
あわてて反対側にまわり、カメラの正面を向く。
皆、大笑い!
ここの学生たちは、とても無邪気な印象だった。
講義のときは、男子と女子が左右に分かれて座る。
食堂や休憩時は仲良くしゃべっているけど、マラディー語なので私はついていけなかった。
あるとき、何を話しているのかきいてみると、
先生のうわさ話。
あの男の先生と女の先生はカップルにちがいない!というような。。
実は、男の先生は結婚しているし、まったくありえない話だったけれど。
インドでは師弟関係が厳しく、先生にはとてもくだけた話をできないからかもしれない。
先生には、学生が敬意を表すとき。足先に手をついて礼をする。
男の先生には、サー(Sir),
女の先生には、マダム(Madam)をつけて呼ぶ。
先生は絶対的な存在だ。
久しぶりに、学校の建物に向かう。
いつのまにか、手前にもう一棟、まったく同じ大きさのビルが建設中。
新しい大学院とアーユルヴェーダ治療のための入院病棟になるそうだ。
以前より学校が近くにみえたのは、新しい建物が見えていただけ。
ちょうど、私が通っていたとき、大学の建物が完成したばかりだった。
まるでそのときと同じように、ほとんど完成しそうな新しい建物。
薬局も新しくなっていたし、食堂の会社も変わっていた。
ほんの4~5年のあいだに、景色が違ってみえる。
学校の前に木が一本。
あまり印象に残っていないから、気づかないくらい小さかったと思う。
大きくなった木の陰に学生たちのオートバイが停まっている。
正面の階段を数段あがって中に入ると吹き抜けのスペース。
まわりを囲むようにして廊下があり、さらに外側に教室が並んでいる。
入ってすぐの右手は図書室。
講義が終わる3時から4時には、皆帰宅するので閉まってしまう。
一人で授業を受けていたので、自習は教室がほとんど。
他の学生達も階段に座ってサンスクリット語を覚えたりしていたが、
あまり図書室の中にこもっていなかった気がする。
突然の休講の時には、外で男子学生がクリケットをしていたのが印象的だった。
なにしろ、この学校の四方八方何もない。
町から離れているので交通も不便。
授業が終わったらはやく帰らなくては、バスもない。
夏は暑くて行き帰りだけでふらふらしそうだった。
図書室から出て、事務室に教頭先生をたずねてみる。
あいにく、食事中。
廊下でうろうろしていると、吹き抜けの上から声がした。
サンスクリットの先生だ!
ヴァイディヤ先生は私とかわらないくらいの年齢で、女の子がいる。
最後のサンスクリットの試験で1番がとれたのは、彼女が毎日10コ、詩を覚える課題をくれたおかげ。
家にも一度お邪魔して、お母さんと娘さんに会った。
だんなさんは、ソフトウエアのエンジニアだったと思う。
”ひさしぶり!”
急いで、2階に行くと、先生が笑顔で立っていた。
少し立ち話をして、他の先生のことをきいてみる。
ほとんどの先生は変わっていて、知らない先生が多い。
講義をしている様子の教室の前をのぞいてみた。
ドラヴィヤグナ(製薬学)の教室。
床の上で何やら集まって本を広げている学生たち。
中に入って、先生の顔をのぞく。
ジョーティ先生が奥の机に座っていた。
日本から用意していたいくつかの質問をたずねて、教えてもらう。
それから、アーユルヴェーダの昔ながらの製薬道具の見本などを写真にとらせてもらった。
学生たちに、先生が私を紹介してくれた。
彼らは、今、アーユルヴェーダの薬について一人一つずつ、古典を調べて発表する準備をしている。
写真をとってもいいかな?ときくと、
皆笑顔でこっちを向く。
”できたら、勉強している風景をとりたかったんだけど。。”
というと、
背中を向ける位置に座っていた男子が”ちょっと待って!”といって、
あわてて反対側にまわり、カメラの正面を向く。
皆、大笑い!
ここの学生たちは、とても無邪気な印象だった。
講義のときは、男子と女子が左右に分かれて座る。
食堂や休憩時は仲良くしゃべっているけど、マラディー語なので私はついていけなかった。
あるとき、何を話しているのかきいてみると、
先生のうわさ話。
あの男の先生と女の先生はカップルにちがいない!というような。。
実は、男の先生は結婚しているし、まったくありえない話だったけれど。
インドでは師弟関係が厳しく、先生にはとてもくだけた話をできないからかもしれない。
先生には、学生が敬意を表すとき。足先に手をついて礼をする。
男の先生には、サー(Sir),
女の先生には、マダム(Madam)をつけて呼ぶ。
先生は絶対的な存在だ。