虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

何やってんだ、おれ。

2011-01-21 23:46:10 | 南ア-学校-
今日は、
朝から家でたまった仕事の整理と決めていたのですが、
急遽用事が入り、学校に行くことに。

いつものSchoemansdal地区の学校に行ったのですが、
用件を伝える校長先生はいず。

居場所を聞くと、徒歩10分弱のSecondaryだと聞き、
またまたSeconadaryへ。

私PrimarySchoolteaacherなのですが。

まあそれはさておき、
学校に行くと、お目当ての校長先生は、
また別の学校へ行ったようで、会えずじまい。

そこで、出くわしたのが、
各クラスターのリーダーの校長が集まって開く
校長代表者会議。



全ての学校の校長が集まる、来週の校長会議に向けて、
あらかじめ協議事項を確認していました。

私は、参加する必要がないので、
また小学校に戻ろうと思ったのですが‥

校長先生に呼びとめられて、急遽Gr.8の授業を頼まれました。

Gr.8の子どもたちは、ほぼすべての子が私のことを知っています。
去年それなりに教えましたから。

ひさしぶり(?)の教え子との再会を楽しみ、算数クイズをしました。

その後、学校をあとにする前に、
これまた急遽、Gr.8の子どもたちに誘われて、
合唱部の練習を見学しました。

楽譜を見ながら、男の子も女の子も練習します。



来月に合唱コンクールがあるそうで、
それに向けての練習をしているそうです。

ちなみに去年の合唱コンクールのようすは、リンクを張っておきます。

昨年度の合唱コンクールのようす-1-

昨年度の合唱コンクールのようす-2-

ちょっと笑ってしまったのが、この学校の音楽の先生。



彼は、私と何度も面識がある先生なのですが、
みたまんまのおっさん。

指揮棒かムチか分からない棒を持って、指導しています。

ただ指導がめちゃくちゃ分かりやすく、
しかも的確で恐れ入りました。

人は見た目では、ありませんね。

ちなみに写真にある、dとかmとかfは、
それぞれ「d(ド)」、「m(ミ)」「f(ファ)」で、「:」は四分音符です。
子どもたちは楽譜を持っていますが、楽譜を読めません。
(現在、学習中と説明した方が的確でしょうか。)

結局、せっかく出かけたが、用事をまったく果たせず、
私の業務と関係のうすいSecondaryで授業をして、
最後に、合唱コンクールの練習まで見て帰ってきました。

本来、家でするはずのたまった仕事は、結局週末に行うことに。

何やってんだ、おれ。

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登録はつづく‥

2011-01-21 13:01:26 | 南ア-学校-
今日は児童登録の話。

以前にも書いたように、
南アの学校は、登録制。

登録には、IDカード(学校によっては授業料の納付)が必要です。

私の巡回先の学校は、
スワジランドとの国境沿いの街。

モザンビークもさほど離れていないため、
結構な割合で、外国からの移民の親子がいます。

南ア政府は、基本的に移民の受け入れの方針を出しているため、
(国によっては制限や強制送還をしていますが)
近年増える一方の印象を受けます。

スワジランドで職を失った人が
南アに来て、新たな職を探すということがかなりあります。
(仕事は南アにもないんですがね。見つかれば所得水準の高い南アの方がいいということでしょう。)

さて、そこで必要となるのが、
先ほど言った、IDカード。

このカードを手に入れるのが大変。

両親が健在でも
子どものIDカードを申請いていないケースがかなりあり、
申請からGETするまでに約3ヶ月はかかるようです。

そのため、Department of Home Affairs(家庭省)は、
いつも超満員。

また両親が外国人移民の場合は、
さらに申請の認可が難しく時間がかかるそうです。

その間、子どもたちが南アの学校で教育を受けられるかが
かなり難しい判断になるのは、容易に想像がつきますよね?

朝の職員会議で受け入れの話がかなり議論されていました。

さて、話がだんだんマニアックになってきました。



この日も、
スワジランドの首都ムハバネからの
母子家庭の親子がやってきました。
(写真の左側)

受け入れに際して、
校長先生から学校のきまりを直接伝授されています。
(写真の右側)

このような受け入れ(登録)のバタバタがしばらく続きそうです。

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