(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−129(観応の擾乱−2)
39.観応の擾乱 39.3.直冬が蜂起し、尊氏発進する 観応元年/正平4年(1350年)9月29日、九州肥後国から援軍依頼の早馬が京に来た。 それは、ちょうど高師泰が、青杉城...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−128(観応の擾乱−1)
39.観応の擾乱 石見で戦闘中の高師泰がなぜ呼び戻されたのか? この頃、京都で大騒動が起きて、南朝軍が京に攻撃を仕掛けてきており、それに対応するために高師泰軍を引き上げさせたの...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−127(高師泰の石見討伐隊−2)
38.高師泰の石見討伐隊 38.3.高師泰那賀郡に侵攻する 佐波一族を降伏させると師泰は軍勢を二分し、 上杉重能をして江川峡谷を下らせ、自身は安濃・邇摩の海岸沿いに西進し、両軍...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺 目次−3
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺 目次−3(101〜148) 101.(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−126(高師泰の石見討伐隊−1)
38. 高師泰の石見討伐隊 観応元年/正平5年(1350年)6月21日に京都を出発した、高師泰率いる石見討伐隊は、道中で兵糧を受け取り、兵力を増しながら西に向かった。 高師泰が...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−125(足利直冬)
37. 足利直冬 石見で南北朝の軍勢が合戦を繰り返している中、ある人物によって、戦乱は益々激しくなっていく。 その人物とは足利直冬である。 足利直冬は南北朝時代の武将で足...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−124(南北朝動乱・石見編−15 南朝軍の復活−2)
36.南北朝動乱・石見編 36.6. 南朝軍の復活 36.6.3.貞和元年/興国6年(1345年) この年に、京都では天龍寺の落慶供養が行われている。 天龍寺 天龍寺は京...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−123 南北朝動乱・石見編−14 南朝軍の復活−1)
36.南北朝動乱・石見 暦応4年/興国2年(1341年)7月から繰り広げた、北朝軍が安芸の北朝軍と共同で、那賀郡(江津市、浜田市)の全山野に展開した大掃蕩作...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−122 南北朝動乱・石見編−13 胡簶局)
36.南北朝動乱・石見編 36.5. 胡簶局(やなぐいのつぼね) 胡簶局は、三隅三隅兼連の妹である。 前述したように、鎌倉末期の元亨年間(1321年〜1324年)倒幕を狙った...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−121(南北朝動乱・石見編−12 雲月作戦)
36.南北朝動乱・石見編 36.4.戦線の拡大 36.4.9. 雲月作戦 美濃を抑え、日野邦光、高津道性が没落し不在の今が、那賀郡の南朝軍の制圧の好機と上野頼兼は捉えた。 ...