作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

〇〇市小学校生活科研修の講師を務めてきました。

2024-11-10 10:59:14 | 社会に開かれた学校
 令和6年11月1日(金)に小学校低学年の先生を対象に生活科の研修がありました。内容が「おもちゃを作ろう」という教材があり工作の勉強をしたいということで、最寄りの小学校で「作って遊ぼう教室」を開いている私が講師を務めることになりました。実は昨年度も務めたので2年目です。
 昨年度は自信のある面白いものを選んで盛りだくさんの内容でしたから講師も先生方も作るのが大変でしたが、今回は低学年に人気のあるものを3つ選んで15分ほどで説明と制作(15分✕3=45分)ができるという基準を定めて選定しました。
 決めたのが①紙飛行機特に「ツバメ紙飛行機」②折れ曲がるストローと用紙でつくる「浮かせ玉」③キッチンペーパーの芯でつくる「空気砲」です。
 このブログを書く前にホームページに掲載していますのでここをクリックしてもらうと観ることができます。

 資料を掲載します。
 まずは表紙です。ホームページとブログを紹介して参考にしてもらおうと思いました。

  スマホでもすぐ利用できるようQRコードを示しています。
① まずは紙飛行機です。このイカ紙飛行機と投げ上げ紙飛行機は、一般的なものですが見れば作れるものなので〔資料を示す。〕〔折ったものを提供〕〔折り順を記述した現物〕を提供しただけで終わりました。
 ツバメ紙飛行機は、私が低学年のときに作りたくても技術が未熟で作れなかったものでしたが、低学年でも作れる方法を工夫したので、それを伝授して作ってもらいました。なぜ低学年が作れないかというと、角の先を折り曲げないといけないんです。それが2か所もあるんです。そこをどう工夫したかというと「あらかじめ鉛筆と定規で折り目を書いておくと筆圧で折れ曲がりやすくなる」ということです。

 ×の折り目と+の折り目を事前に鉛筆で押さえて引いておくとすんなり折れてしまいます。×が谷折り+が山折りです。横や上から押してやるときれいに折りたたまれます。今回も先生方から「わー」という声が上がるほど簡単(感動的)です。
 あとは説明にしたがって順に折っていくだけで簡単です。最後にハサミでツバメのしっぽを作ります。
 子どものときには、ハサミなんか使いませんから“ちぎって”いたんですよ。
 調整も投げ方も特徴的です。高等なことをしている感があるんですが、実は簡単です。飛ばして調整・調整して飛ばすを繰り返すと良く飛ぶようになります。

② 次は浮かせ玉です。
 袋入りの折れ曲がるストローで縦に4つの線が入っているものを提供しました。その折れ曲がるほうの口を線にそって4か所を25ミリほど切ります。その間も切ると8本の切れ目ができます。それを指を突っ込んで開きます。
 
  次は切り開いたストローに受け皿を取り付けます。説明にありますが、用紙を使って穴の開いた皿を2枚作ってストローの8本を挟んでノリ付けします。
 2枚1組の紙を提供して、私が指導用を使って①~⑥を順に演示します。
 指導と制作を一緒にしてもらったら私と同時に出来上がりました。
 浮かせ玉をティッシュペーパーでつくる方法を紹介して、後は遊びの実演です。ピンポン玉・発砲スチール大中小などを浮かせて見せました。意外と高齢の私のほうが肺活量は多いようでした。
 コツを掴むのはさすが先生、私よりも上手にできるかたもおられました。

③ 最後は「空気砲」です。
 両端に両面テープを貼ったキッチンペーパーの芯1本と穴を開ける丸い用紙、風船、撚りひもを提供しました。
 指導用で演示して前の紙を貼ります。次に風船の口を一重に括(くび)ります。風船の先をハサミで切ってもう一方の口に被せます。このとき風船の切れ目のところは裂(さ)けやすいので、そこを摘まんで切った口を広げて筒の口に被せます。
 後はひもを風船の口とくびりの間にクビって取り付けて完成です。
 子どもの考えた遊び方を紹介しました。遊びからどうやったら的(マト)が倒れやすいか、どうやったらたくさん倒せるか、などなど工夫がいっぱいで、競争も始まります。
 いかがでしたか。時間終了ちょっとすぎの4時40分ほどに終わりました。
 先生方皆さん児童のようになって一心不乱に取り組む姿がありました。ものづくりそれも低学年用でしたから’簡単’だったかもしれませんが巧くいった感じです。

 この資料はホームページからpdfファイルとしてダウンロードできます。
 次の図をクリックしてください。研修に参加したつもりで作ってみるのもいいですよ。

キッチンペーパーアニマル教室の作品です。

2024-10-19 07:39:22 | 作って遊ぼう教室
昨日18日最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。準備があり時間の30分前に行きましたが図工室は閉まっていました。15分ほど待って、担当の◯◯先生が来てくれました。準備を始めると児童が来てみんなに手伝いをお願いしました。そのお陰で始まりの時間まで準備が終了しました。さ〜活動です。 
 最初はちょっと騒がしかったですが「今日はキッチンペーパーアニマルです。」と事前に私が作ってきた作品を見せると「カワイイ」と好評です。



 これです。「1年生だったら3個ぐらい作れるのですが、皆さん高学年は何個か楽しみです。」というと制作意欲がguu〜と高まった感じです。結局準備した200個分のキッチンペーパーの組が50組程しか余りませんでしたから、一人当たり5つくらいはできたようです。
 ここに児童が工夫した作品を紹介します。

 最初は「失敗した」と見せてくれたものですが、


 作り方の説明がよくわからなかったみたいでこのように作ってありました。「可愛いじゃないか、どんなにも工夫していいんだよ!」と写真を撮らせてもらいました。
 次は、


 耳が面白いですね。色紙の準備として、耳作成用に折り曲げた色紙をいっぱい提供していますが、その黒をそのまま耳にしてありました。目の色もいろいろです。

 次は、


 昔漫画で見た宇宙人のような表情です。「目に丸を貼ったら?」と話したら「目は糊を付けているんです。」といることだったので、よ〜く見ると糊を付けてあるので光っていました。

 次は、


 口が可愛いですね。その子の作品には全〜
んぶこんな口でした。

次は、


 たぶんキッチンペーパーで形を作るときに左右から巻きますが、ゆったりと巻いたんでしょう、こんなにも太ったワンちゃんになりました。可愛らしさはNo.1です。

 児童の作品には`工夫`がいっぱいです。それが全部、作品の個性になっています。魅力的ですね。明後日の月曜日は別の小学校で12年生の放課後子ども教室です。ここも工夫いっぱいの子どもたちですから、どんなものができるか楽しみです。

 いつもパソコンから投稿していますが、今日は初めてスマホから投稿しました。

 こんなキーボードで入力しています。
 ボタンが小さいので誤入力ばかりですが、AIが修正して`変換候補`には正しい文字が用意されていて助かりました。
 私の間違いはAIにはちゃんと予測できるんですね。隣のボタンを押してしまう間違いを把握しているようです。
 これだったらまた投稿できそうです。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。


「太陽と地球と月の動き」のVer.2ができました。スマホ用も!

2024-10-10 15:51:54 | 教材の開発
 初期画面は今の空の太陽と月の位置や満ち欠けとほぼ一緒のものができました。
     難しかったです。

 Ver.1の投稿は、初期画面が2024年の秋分の日から始まりましたが、今の日付時間にならないかと考えていました。このプログラムは動きのほうから日付時間を計算して表示するようになっているので、先に日付時間を決めて動きを表現することには困難があるのです。
 そこで、初期設定の 2024/ 09/ 23/ 00/ 00/ 00.0の時間を0.1秒を単位として時間をすべて秒だけの数で表していて、それを年月日時分秒.0に変換しているんですが、この秒数を今の日付時間になるように順に増やしていって求める方法を考えました。実際、作ってみると”瞬時”に計算できるものができました。プログラムを立ち上げると、すぐ今の日付時間の太陽・地球・月の動きが表示されます。
 でも、その計算が今年の12月31日23時59分59秒9までは正しいとわかっているんですが、年を越えると別の計算で求めるので、その時期にならなければわからないのです。正月になったらそこを確かめたいと思います。

 先に紹介したVer.1は、スマホでは画面に収まってもすべてが小さすぎて使いずらかったですが、Ver.2ではスマホ用を作ってボタンや図の位置を変えて使いやすくしました。起動すると画面は今日の日付時間となって2つの図は今の太陽・地球・月の動きを現しています。特に下図は今の空の太陽の位置が表示されます。曇りであっても「太陽はあそこにある。」と指させます。

 使い方です。図にしましたのでご覧ください。

〇 パソコン用です。
〇 スマホ用です。


 実際に使ってみませんか。
 私のホームページに飛びますが、次の図をタップすると使うことができます。楽しい?・勉強になります? かわかりませんが、ちょっと使ってみてください。



 どのボタンを押しても壊れることはありませんから、まずは時間を早める【千倍】や【万倍】などのボタンを押してみて下さい。一日が数分数十秒で経過します。

 東経を取得する関数を見つけましたが、画面下のボタンを設置しました。しかし、プログラムをアップすると「取得できませんでした」としか表示されません。チャットGPTにその理由を尋ねると、スマホの設定で許可がOFFになっているかもしれないということでした。どうすることもできず残念です。
解決…プロトコルhttpをhttpsに訂正して解決しました。httpsの方が「暗号化」された通信で、より機密性が高いという通信方法だそうです。
 ホームページの提供元のFC2の設定にhttpにするかhttpsにするか選択するところがありました。

 一昨日の13日夕刻に白い月が東の空に見えていました。このプログラムでは太陽が沈んだ後だんだん月の色が空の色→白→黄色よ変わるようにしていましたが、改めて、太陽が低い時には白い月が見えるようにしました。実際の晴れの空に近づけることができました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。今回はプログラムの作り方をちょっと紹介しましたが、こんなことが楽しいと思う自分です。これが誰かの役に立ってくれれば最高なんですが、どうですかね?

「太陽と地球と月の動き」プログラムができました。

2024-09-18 07:20:10 | 教材の開発
 ひと月ほどかかりましたが、やっとできました。「太陽と地球と月の動き」というこれらの太陽系での配置と動きと見え方を学習するものです。中学校理科で学習するんですが、記憶にありますか。ぜひ次の説明を聞きながら思い出してもらうと嬉しいです。最後にネットにアップしたものをお知らせしますので、実際に使ってみてください。
 では早速説明します。見出しの画像を見てもらうと、2つの画面から構成されています。左が図1「太陽系を北の方向から見たもの」です。太陽が中心にあり、その周りを地球が半時計方向に回ります(地球の公転)。地球は地軸が23.4度傾いて回っています(地球の自転)。ちょっと見難いですが地球の中心よりちょっと右にずれたところの黒い点がその地軸です。その地軸の右側に赤い点がありますが、そこが地球北半球の観察者(私)のいる場所です。地球の自転は赤い点が黒い点を中心に反時計方向に回ることでわかります。その地球を月が半時計方向に回ります(月の公転)。起動したときには、いつもこの位置からスタートします。地球が冬至の方向にありますから冬至(12月20日ごろ)です。赤い点が太陽と反対側にありますから真夜中の0時です。月も地球から見て太陽の反対側にあります。この時の月は「満ち欠けはどうかな?どこに見えるかな?見えないかな?」など〔学習〕しますというより、これを使って〔研究〕できます。
 右の図2は地球上の赤い点にいる観察者(私)が見る東南西の方向です。昼夜で色が変わります。太陽と満ち欠けする月を見ることができます。

※ 地球の地軸の歳差運動については対応しておりません。それは約25772年に時計方向に1回転しますからその分季節がズレてくるというわけです。図1では冬至春分夏至秋分が時計方向に回転するということになります。その大きさをこのプログラミングで計測して見みると、1年に約20分ほどになります。この分だけ季節が早く訪れます。

 詳細に説明したのが次の図です。


 このプログラミングの最大の特徴が3つあります。
1 図1と図2が完全に連動しています。「図1がこういう配置だから、観察者には図2のように見える。」と理解が進む第一歩となります。
2 画面の上のほうには時間と公転自転の詳細なデータがわかります。
3 時間を操作できます。早く進めたり、止めたり、逆進させたり できます。上のデータ欄を見ながら時間をコントロールして仕組みを考えることができます。


 いかがですか、どんなプログラムかわかっていただけたでしょうか。 太陽・地球・月 の動きをこのようなシミュレーションで解明していくためのものです。動きを見ているだけでも楽しいですから〔千倍〕〔一万〕〔十万〕・・〔千万〕のボタンを押してみてください。

 昼の画面です。

 図2の西の空に太陽がありますが、太陽が出ているときが「昼」ですね。何時ごろかな? そのときの図1はこんな感じです。図1の配置を見ただけで図2の太陽の位置、時間などが判るようになれば「理解できた」ということになります。

 夜の画像です。

 図2では西の空に三日月が見えています。このときの図1はこんな位置関係にあります。図1がどうなっていると夜なのかわかりますか? 三日月が見える理由は? 太陽と地球と月の位置からわかリますね。そんなことを言われても、う〜ん、判りません。 ヒントは「赤い点の位置」です。ちょっと見にくいですから拡大して見てください。

 〔位置表示〕のボタンを押したときの画面です。

 画面には月しか見えていませんが、太陽はどこにあるんでしょう。図1にはちゃんとありますね。太陽は見えないところにあります。それを「ここ」と示してくれるのがこの機能です。地面の下に白い点がありますが、ここが太陽の位置です。つまり地球の裏側にあるので見えないんです。〔画面表示ボタン〕はこんな機能です。同じように見えない月の位置も「黄色い点」で現します。地球の裏側にあるときと、昼明るくて見えない空の月です。

 〔補助線〕を押したときの画面です。

 図1の赤い点に茶色い線と黄色い線が現れました。これはどんな意味の補助線でしょうか?ヒントは図2と比較してください。共通点が見えてきませんか!
 実際の画面はシミュレーションですから、遅く早く停止して観察できます。こんな機能です。

 最後に、この図1で実際と違う部分があります。それは太陽・地球・月の大きさと互いの距離についてです。正しい情報を次の図で示します。

 まず大きさです。太陽の直径は地球の直径の約100倍です。月の直径は地球の直径の4分の1です。月の直径を1とすると地球は4、太陽は400です。
 次に互いの距離です。日食ではちょうど太陽と月が重なって見えます。このことから地球からの見かけの大きさは同じというわけです。月の400倍の太陽が同じ大きさに見えるということは、地球から月までの距離を1とすると、地球から太陽までの距離は400ということになります。

 実際に使ってみませんか。これまでの説明が実感できます。もし理科の先生がいたら教えてください。授業で使ってもらったら嬉しいです。興味のある人だったら小学生高学年から大人まで楽しめると思います。
 次の《太陽と地球と月の動き》をタップすると使えます。(私の「開かれた学校HP」へ飛びます。)
 パソコンとタブレットでの使用を推奨しますが、スマホでも十分楽しめます。

《太陽と地球と月の動き》












自己研鑽のためにChatGPT講座を受講しました。

2024-09-04 07:11:56 | 教材の開発
 先月の27日19:00~21:00 に当市の公民館講座に行ってきました。受講料は500円です。講座名は「上手にリクエストChatGPT講座」というものです。講師は市内のパソコン教室の先生です。日頃から生成AIをどう仕事につかえるかを仲間(会員)を募って研究されているということでした。
 本日はその初級の初級、初めて使う人に向けての講座でした。私自身は、初めてChatGPTがメディアで紹介されたとき使ってみましたが、チョットかじって「すごいな~プログラムを作ってくれるんだ」と驚いたのですが、私の質問に対して「こうすれば作れますよ!」と部分的なプログラムを提供してくれました。しかし、それをどう活用すればよいかわからずそれまででした。
 今回の講座の資料の表紙です。

 2時間で学んだ内容です。

 これらの内容はChatGPTを使えるようになって
・「生成AIとは何ですか。」
・「あなたに手伝いをお願いするときの注意点を教えてください。」
・「あなたはどんなことができますか。」
 などと聞くとChatGPT自身が教えてくれます。

 生成AIはChatGPTだけではなくて他にもいっぱいありそうでした。

 生成AIというと、鉄腕アトムのような知能と感情を併せ持つ存在のように思いがちですが、実は「事前に質問されそうな内容をいっぱい集めて学んでいて、それをストックしていて、質問に合わせてそこから引き出してきます。それで不足するものをネットから探し出して提供する」という仕組みだそうです。生成AIの種類によりますが、その出典を照会してくれるものもあります。それにしてもチャット〇〇〇というくらいですから、私たち人間と話をしながら作業をしてくれる存在には驚かされます。
 実際に使ってみました。読者の皆さんも一緒にできるようパソコンでの一歩一歩を紹介していきます。スマホの場合も画面は違いますが、同じ手順ですのでご一緒にやってみてください。
 検索画面で「chatGPT」と入力して検索してください。するとこんな画面が表示されます。

 ChatGPT-OpenAI というのが一番上に表示されます。これをクリックすると、

 このようなChatGPIの画面になります。中央下の黒くなっている〔Start now〕をクリックします。すると、

 ChatGPTの入力画面「ChatGPTにメッセージを送信する」になります。この入力する言葉を「プロンプト」というそうです。
 ではさっそくプロンプトを入力してみましょう。

 ちょっと文字が細くて見えにくいですが、「熊本城を背景に武者姿の日本犬を描いてください。」と入力しました。入力欄の右の↑を押すと10秒ほどして

 こんな絵を描いてくれました。こんなことができるんです。「秋田犬」というところを「日本犬」と書いてしまいました。しかしその辺にいるような犬が甲冑を着て兜をかぶっていて、背景は黒ずくめの城が描かれています。私の想像した絵に近いものが描かれていました。凄いです。
 他にも、私の今の仕事であるJavascriptプログラミングについて聞いてみました。
 「Javascriptプログラミングで、アナログストップウォッチを作ってください。」と入力しました。↑を押すと、これも10秒ほどでJavascriptプログラムが表示されました。それをコピーして動かしてみると

 こんな望みどおりのアナログストップウォッチができました。プログラムを詳しく見ると私の知らない関数がいっぱい使ってあって短くすっきりとしたプログラムです。勉強になります。更に「100分の1秒まで測れるようにしてください。」と入力すると1秒で一回転する100分の1秒針が加わったプログラムを示してくれました。

 また、私の活動を仲間内の新聞に掲載したいと依頼を受けていますが、その原稿を校正してもらいました。やり方は入力欄の左に〔添付〕のクリップマークがありますね。それをクリックしてマイクロソフトのメモ帳で作った原稿のテキストファイルを選んで添付します。そして「この添付ファイルは新聞に掲載する原稿です。この校正をしてください。」と入力しました。すると誤字脱字送り仮名の訂正、言葉の足らないところの付け加えなど校正された文章が出力されました。

 講座参加者の中にはスマホだけの人もいましたので、私もスマホでやってみました。次の写真はストアからダウンロードした生成AIのアプリです。全部無料のアプリです。

 まず左から ChatGPT/Gemini/リートン/ChatOn AI です。生成AIの種類によって、ログインの必要のないものやログインを要求してくるものがありますが、特段違いはないようです。ログインしたからと言って有料になることはありませんでした。但し、「無料体験版を使ってみませんか。」とたびたび表示されるものもあります。これは「有料版の最初の一か月は無料です。」というものです。私もうっかり押そうとしたときがありました。周りをよく見ると「有料版・・・一か月・・・無料・・後・・月3000円・・・」という記述がありました。有料版は月3000円程度だそうです。いっぱい使いたい人はこれでもいいようですが、私の場合、制限のある無料版でも特段困らないようです。制限としては画像数や文字数に制限があるようです。制限が来てしまったら「他の生成AIを使う」で対応できるところもあります。

 最後にCopilotについてです。


 パソコンでマイクロソフトの検索サイトを使っています。つまりマイクロソフトのプラウザです。その画面の右上か右下に、このロゴがありました。「これは生成AIだ!」と気づきました。検索し表示させなくてもこのCopilotの生成AIはこのロゴをクリックするだけで使えるのです。さっそくクリックしてみました。これまで紹介してきた同じことをすることができました。

 ということでスマホにもストアからこのアプリもダウンロードしました。ログインしたものはパソコンとスマホが連携されています。
 
 これからどう活用していけるか楽しみです。
 講座では、「仕事の有能な文句を言わない助手です。」ということでした。
 また、AIに仕事が取って替えられるというのもありますね。これについては、AIを助手として使う人はどんどん仕事が今以上にできますか、使わない人は〝仕事が無くなる〟のではないかということでした。

 最後に〔間違い〕を一つ見つけました。「私はマラソン大会で123位の人を1人追い越しました。私は何位になりましたか。」と入力すると「あなたは123位の人を追い越したので122位になります。」と答えてくれました。更に「123位と124位が入れ替わったので、私は123位ではないですか。」と入力すると、返答は「マラソンの順位はそんな単純な問題ではありません・・・・・・・」という長い長い文章で122位となることを説明してきます。このようなチャットが10回以上続いたあと、「こんな単純な間違いをしてしまいました。すみませんでした。」と正直に謝ってきました。これも面白い出来事でした。こんなAIの間違いをハルシネーション(幻覚)というそうです。堂々と間違いを主張してきます。このような間違いは意外と多いようですから気を付けて利用する必要があるようです。
 それでも凄いものができました。これからの世界が変わって行きますね。楽しみが増えました。自分にできることが益々増えてくるのが嬉しいです。