作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

〔動く教材〕斜面上の物体と力(スマホ用)を作りました。

2024-12-29 01:03:23 | 教材の開発
 昨年の12月22日に投稿した「斜面上の物体と力(角度を変えて)」を紹介しましたが、その折スマホ用を作っていなかったのでここに作りました。
 中学校で重力などを勉強しましたが、その学習に使用するものです。最後には、実際使えるものを提供しますので使ってくださいね。

 では表紙に掲載したのが初期画面です。右ボタン〔重力〕を押した状況で表示されます。左の図には、物体にはたらく重力が青い矢印で記入されています。
 右側の7つのボタンは、その力をボタンの色の矢印で表示するものです。
 だから重力は青色なのです。

他の力のボタンを押してみます。
〔重力の斜面に垂直な分力〕を押しました。
青の点線の矢印で表しています。

〔重力の斜面に平行な分力〕を押しました。
これも青の点線です。

〔斜面が物体を押す力〕を押しました。
緑の矢印です。

〔ひもが物体を引く力〕を押しました。

赤い矢印です。

〔物体が斜面を押す力〕を押しました。

ピンクの矢印です。

〔物体がひもを引く力〕を押しました。

 このように力が個々に表示されます。〇〇が△△を押す(引く)、、力という表現です。

 上の黒いボタンは、力の関係を表示するものです。
〔つり合い〕ボタンを押すと、

 2つのつり合いが表示されています。関係する力のボタンが押された色になっています。

〔重力の分解〕ボタンを押すと、
 重力が2つの分力に分解されています。

〔物体に働く力〕ボタンを押すと、
 このようになります。これも「つり合い」ですかね。

〔物体が他に働く力〕ボタンを押すと、
 物体が触れあっているものに力を及ぼしているんですね。

 角度のボタンを押してみました。
 角度によって力の大きさが変わるのが角度を変えるたびに表示されます。

 最後は〔力のリセット〕ボタンを押しました。

力が全部消えてしまいます。

こんなソフトです。中学校時代を思い出して勉強してみるのもいいですよ。お子さんお孫さんと一緒に学習するのもいいかもしれません。
 ぜひ使ってください。次のURLかバナー(絵)をクリックすると使えます。
 私のホームページに飛びます。


 これはパソコン用です。





〔動く教材〕湿度を求めるグラフ〔スマホ用〕を作りました。

2024-12-26 21:42:13 | 教材の開発
 もうかなり以前(昨年の10月)ですが、スマホ用を紹介していなかったので、ここに作り替えて紹介します。改善したところは、パソコンでは障害となりにくいんですが、パソコン用をスマホで使用すると、ちょっと指でボタンを触るだけで、横にずれてしまい画面が拡大してしまうのです。そこをCSS言語で”禁止命令”を挿入しました。
 同じような改善はパソコン用にも挿入しています。
まずパソコン用は初期画面です。
使用中の画面です。

 露点と気温を飽和水蒸気量のグラフに記入することで、図のように湿度を求めることができます。

 これをスマホで見るとボタンが押せませんから、スマホ用は指で押せるほどに大きくしました。

 これがスマホ用の初期画面です。
気温を高くしました。
 露点を下げたところです。
〔湿度目盛表示〕を押したら、目盛りが表示されます。
 
 目盛りを読むとだいたいの湿度が原理的に分かります。40%よりチョット大きい値ですね。

〔湿度数字表示〕を押したら、湿度の数字が表示されます。

 この場合、41.5%です。

 実際に使っていただけるように、次のURLかその下のバナー(図)をクリックすると現物が表示されます。URLの表記からわかるように開かれた学校の応援という私自身のホームページへ飛びます。ぜひ楽しんでください。
 中学生や高校生、学校の先生がいたら教えてください。できれば一緒に使ってもらったら嬉しいです。
 「開かれた学校の応援」と検索してもらうと、直接ホームページにたどり着けます。そこで「学校支援ソフト」を押すとたくさんの学校支援ソフトのあるページが開きます。







クラブ活動[紙トンボ教室]に行ってきました。

2024-12-21 08:38:02 | 作って遊ぼう教室
久しぶりのジャンル「作って遊ぼう」の投稿です。

2023年9月紙トンボ教室の投稿です。作り方を掲載しています。

 12月20日金曜日15時から15時45分まで最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。制作するのは〔紙トンボ〕です。この学校では人気のオモチャで意欲的に作ってくれます。担当の先生が2人おられますが、子どもたちと一緒に作って遊んでくれました。しかし全国の学校と同じで欠席者が30人中5人以上もいて残念でした。

準備物です。
 先ずは紙トンボの芯となる12〜3cmの竹串です。接着剤を使わなくていいように予め紙を瞬間接着剤で固定していてそこへノリで貼り付けするように工夫しています。さらにゴムの小片を突き刺して押し付けるようにしています。すると、すぐ遊びながらノリは乾くというわけです。



 これが竹串に刺すプロペラ部分です。
 キッチンペーパーの芯に長方形の色紙を斜めに貼ったものを大ざっぱに切って提供します。


 この2つを1人ひとつずつ取ってもらって制作がスタートします。

 作り方と飛ぶ原理と遊び方を一気に説明しました。

 2つ目からは自由に材料を取ってもらいます。

 材料はこのように、切り出す前のものを提供します。



 次ように、キッチンペーパーの芯から自分で切り出してもらいます。好きな色が選べますから子供たちにとっては好都合です。

 自分で切り取っています。

作っています。

 竹串の芯にプロペラ部を刺してノリ付けしてゴムで押さえる作業をしています。

 1人でこんなに作っています。目標は10個作るそうです。

 このようにいっぱい作りたいとか、作って遊びたい、良く飛ぶ紙トンボを工夫したい、プロペラを二重にする児童と色々な考えで取り組んでいます。ボンヤリしている児童はいません。
 教室の後ろでは〝跳び比べ〟が始まっています。〝天井まで跳んだ。〟と言っています。先生も一緒です。作って遊ぼうに先生も生徒もないですね。

 そうしている間に45分の時間が過ぎてしまいました。希望する児童には材料を持ち帰ってもらいました。

 2回目のスマホからの投稿です。スマホの写真は10M程もあって大きすぎるので、それを縮小して掲載しました。(スマホ投稿初心者)
 ぼけたりおかしいところがあったら教えてください。







〔動く教材〕円周角 中学校数学3年

2024-12-18 15:26:57 | 教材の開発
 この前の投稿に”ひでぼう様”からのコメント「学校の教科書をタブレットに変えるなら、こうゆう動くのに変えてほしいですね。」と言ってもらったので、ここに開発している教材を “動く教材” とネーミングすることにしました。教えていただいてありがとうございました。これからの開発意欲が高まります。

 円周角は中学校数学3年生の教材です。「うん、覚えている。」という人も多いと思います。円周上の2点(2点間の弧)からもう一つの円周上の1点にそれぞれ直線を引きます。その2直線からできる角を円周角といいます。またその2点から円の中心点に引いた2直線からできる角を中心角といいます。
 円周角の定理とは、ひとつの弧について、中心角の半分が円周角の値となります。このことは、円周角が弧が対面する円周上のどこにあっても成り立ちます。
 この事実を確かめた後で、それを証明することが学習内容です。青点から中心点までのの補助線を引くと証明のやり方が見えてきます。二等辺三角形が2つできますからそれを手がかりにして証明していきます。(1例です。)

 その青点が「どこにあっても」というところを動かしながら角度が変わらないことを確かめることができます。
 「ひとつの弧」というのも、2点を離したり近づけたりして、いろいろな”弧”で確かめることができます。

では、教材をお見せします。
これが初期画面です。
弧の部分を2つの黒点で表しています。円周角の点を青点で表しています。
画面下のボタンで黒点を動かします。
黒点が円にそって離れました。当然、円周角は大きくなります。
次は上の左側の⇦ボタンか⇦⇦ボタンを何回か押すと、
このように青点が円周上を動きます。
円周角の大きさはどうでしょうか?
そこで、分度器ボタンを押します。すると、
円周角のところに分度器があてられ角度を測ることができます。一目盛りは5度です。10度ごとに太い線、30度ごとに長い線が引かれています。
この状態でも動かすことができます。
円周角(値)ボタンを押したところです。赤色で円周角の値が表示されます。
勿論、この状態でも青点を動かすことができます。

次は中心角のほうです。中心角(線)ボタンを押すと、
中心角が表示されます。
さらに、中心角(値)ボタンを押すと、
黒い数字で中心角の値が表示されます。
全部を表示させるとこんな表示です。
どれを押しても壊れることはありませんから、試しに色々押してみると仕組みがわかります。
使い方説明書も作りましたので掲載します。

 ぜひ、使ってみてください。次のURLかバナーの絵をタップすると、プログラムが開きます。 



そのボタンの位置を変えてスマホ用を作りました。
初期画面です。
黒点を離しました。
青点を右へ動かしました。
ボタンを押して表示させたところです。

全部押したところです。


スマホ用の説明書です。


実際に使うには、URLかバナー(絵)をタップしてください。




 いかがだったでしょうか。前回までの理科教材と比べると計算量は100分の1、1000分の1ほどです。「ボタンを押すと動く」タイプの教材ですからスマホでもスイスイ動きます。使っていただけたら嬉しいです。できれば感想も聴きたいですね。
 中学3年生や中学校・高校の先生がいたら教えてあげてください。
 よろしくお願いします。

〔動く教材〕三角関数 sin cos tan 高校数学

2024-12-03 15:02:57 | 教材の開発
 sin cos tan 覚えていますか?「うん、習ったけど、どんな内容か忘れたな〜」というかたが多いと思われます。思い出すのにいい教材を作りました。まずは読んでください。実際にこの教材を使ってみることもできますから。

前投稿で円の座標と角度の関係の教材を紹介しましたが、それを発展させて高校数学1の「三角比」の内容に作り変えました。作り変えたといっても基本のところはそのままです。sin,cos,tanの三角関数を理解する教材に変身するために、角度ボタンを押すたびにグラフに点を画いていきます。そのグラフを3つ付け加えました。

 これが初期画面です。

 初期画面の角度は30.0度に設定しています。グラフを見てください。グラフの横目盛りが角度の目盛りです。1目盛りが30度です。その上のほうにsinでは赤丸がcosでは緑丸がtanでは青丸がプロットされています。これが角度ボタンを押すたびにプロットされます。

 ボタンをいくらか押したところです。
 点がつながって線となっています。おなじみのsin曲線、cos曲線、tan曲線が見えてきました。

 さらにボタンを押していくと
 曲線が完成します。角度は
  0.0 <= 角度 < 360.0
と設定しているので、さらに押していくと359.9度の次は0.0度です。30.0度まで押していくと完成します。
 この付近はちょっと楽しいです。完成の喜びというかわかったような気になります。何度も繰り返すと理解が進みます。

 図の下 ボタンの上 がsin cos tanの値です。前投稿の座標の数値はsin cos の値と同じ数値です。sin cos tanというと難しそうですが、実は半径1の円のy軸上の値がsinの値でx軸上の値がcosの値というわけです。
 tanはsinをcosで割った値になります。cosが分母になりますから分母が0のとき(角度が90度と270度)は値がありません。グラフを見てもらうと+∞か-∞という値になりそうです。数字では表現不能です。  

 実際に使ってみませんか。次のURLやバナー(図)をクリックすると使うことができます。

https://hirakaretagakkou.web.fc2.com/puroguramu/sannkakukannsuup.html



 スマホ用を作りました。グラフの位置を変えて縦長にしました。ボタンを押しやすく位置を変えて大きくしました。ボタンを押すとき拡大縮小する場合があるのでそれを禁止する命令を付け加えています。
 それがこれです。


 グラフが画けたところです。

 どうぞ使ってみてください。