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頭料理

頭料理をご存知ですか?
あたま料理なんていうと、サルの脳みその料理かなと
思うかたもあるでしょう。

豊後竹田の人以外、知っているかたは
ほとんど無いと思います。
実は竹田が誇るユニークな郷土料理です。



先月10月23日、「スローフードとの出会い」というイベントが
竹田であって、私は頭料理のコーナーに釘付けになりました。
上の大分合同新聞の記事の、右側で写真を撮っているのが私です。
夢中に撮っていました。

頭料理、美味しいんです!
焼酎、日本酒、ワイン、何でも合います。



腹肉、上下のあご、ほお肉、えら、肝(肝臓)
心臓、胃袋、真子、皮・・・・
料理に使う部位 は三十種類近くとか。
もみじおろし、ショウガなどを入れた三杯酢で味わいます。
特産のカボスの搾り汁を入れると、さらに味が引き立ちます。
他地域にない素晴らしい郷土料理です。



竹田は内陸ですから、魚を運ぶのは大変だった。
それで、本来なら捨てる部位も大切に料理したのが
始まりだったそうです。

捨てるものというと、思い出すのがホルモン。
関西弁で「放るもん」、つまり本来捨てる
内臓の部位を活かしたのがホルモンになったと聞きました。

頭料理も「放るもん」を活かしたんですね。