九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
晴耕雨浴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/28/1759743b49d3ffc92721a0e0aa640bbc.jpg)
久々の恵みの雨。
僕たちの場合
雨は「雨読」のタイミングではなく
入浴(温泉湯治)のチャンス。
今日は大分市へ買い物を兼ねて
モール泉の明野アサヒ温泉へ。
この温泉、2011年か12年に写真のみHPにアップしています。
http://onsen.angelfarm.jp/index.php?go=7AJ8eb
同じ経営の下郡アサヒ温泉のことは
2011年12月8日にブログにアップしています。
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/13906abd575dfe658a877b3de5438af2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/0e/c28799431ade46c1d8d151a1f0c8f4c4.jpg)
当時、下郡(しもごおり)アサヒ温泉にこういう
表示がありました(現在はありません)。
実はこの表示によって2011年12月に初めて
「フミン酸」という言葉を知りました。
ネットで「フミン酸」を検索するとすぐ
「フルボ酸」のことが出てきました。
あれからずっとフルボ酸のことが気になっていました。
というのも、モール泉に入ると
明らかに肌の状態が良くなります。
それがモール泉に含まれている「フルボ酸」の
おかげだとしたら・・・
最近、桂子がこれを調べはじめて
フルボ酸エキスを取り寄せました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d8/41a6e85712d18c68a8877b1ab46fb75f.jpg)
これです、「Fulvic Farth」。
桂子はいろいろ試してみると思います。
マッサージオイルに混ぜてみるでしょう。
面白いです。
フルボ酸は森の腐植土や腐葉土にも含まれています。
僕たちが大好きなモール泉にも含まれており
それが人間の健康や美容に役立ち
植物の成長にも役立つ・・・
薔薇の無農薬・無化学肥料栽培にも
役立つわけです。
僕たちがこの大地でやってきたことが
「フルボ酸」というキーワードで統合されていきます。
先日このブログで話題にしましたが
みなみかつゆき先生は土についてこのように書かれています。
わたしたちの健康
とくにスピリチャリティ(精神性・霊性)に
大きな影響を及ぼしている。
ボディ、マインド、スピリット
ヘルシー、ビューティ
農業、園芸、地球環境
そういうこととフルボ酸がつながっています。
腐葉土マルチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/56/64668602f03dcc6c07bd1466e6c97941.jpg)
ずいぶん前に買って“積読”になってしまっていた本、
『ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン』。
最近ふと手にとって読んでみると
今僕たちが薔薇栽培で採用している腐葉土マルチの方法が
「基本のき・マルチング」として書かれていました。
新しい花壇に植栽したあとの仕上げには
必ず土の表面に5~10センチの厚みで
マルチングを行う。
その後も毎年、4、5センチのマルチングをする。
「この庭では、完熟腐葉土を使って
マルチングをしています。
森に入ると足元の土はふかふかで
気持ちがいい。
これは落ち葉や他の有機物が地面に積もり
下のほうからミミズなその虫や
バクテリアによって耕され
空気や水分の適度に混ざった
よい土が出来ているからだよ」
この自然の方法を取り入れるのは
庭にとって良いことばかりだという。
「まず、土が乾燥しにくくなる。
土の表面に光がささなくなるので
雑草が出にくくなる。
断熱効果があり温度変化から
植物を守ってくれる。
土に直接雨が当たらないので
土が固まったり、流れたりしにくくなる。
ミミズやバクテリアのエサになるので
土が良くなる。
おまけに、植物の緑がきれいに見えるんだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c0/b050d1b53d0404da57e011fe786101c2.jpg)
エンジェルファームの薔薇苗に施した
腐葉土+落ち葉マルチ。
すぐそばでチマサンチュウの苗を育てています。
化学肥料+農薬のセットが不可欠と言われる薔薇を
まったく化学肥料+農薬を使わずに育てるために
僕たちは腐葉土マルチの方法を採用しています。
幸い裏山に豊富に腐葉土があるので
それを採取して庭に運びます。
薔薇に農薬を散布しないので
すぐそばで野菜を栽培できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/12/70a25b7420a7704dc622ccde7a43fe66.jpg)
こちらの背景はミズナ。
ポール・スミザー氏は腐葉土マルチのアイデアを
どこで学ばれたのでしょう。
僕たちはここの自然の姿から学びました。
ユキヤナギ2016
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b4/729ec9aedc01b984a165b42a69060808.jpg)
今夜二度目の投稿。
今春のユキヤナギの様子を記録しておきます。
一昨日の夜、集落の86歳の女性が亡くなりました。
昨日はお通夜、今日はお葬式の手伝いをしました。
生涯、農作業と子育て・家事に励んでこられた。
懸命に働いてきて、長患いすることなく
静かに燃え尽きるというような死・・・
幸せな大往生であったと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1d/eabca3a1f7e2398bd45782dea3d7f6e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f3/c9ab0d8a807aa103cb1fa544d698d7ff.jpg)
エンジェルファームの裏庭のユキヤナギ。
堆肥小屋改修
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c0/d73b20dd731db31b870430282404111d.jpg)
今朝の前庭の様子。
右上の旧ニワトリ小屋(現堆肥小屋)の
青いトタンを取り、ツルバラの支柱を作ることができました。
下はトタンが残っていた3月5日の様子。
やはり撤去して良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5b/c64e064db8c246ab815c1155aee67305.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a8/f25afbc202e005eff9a3a62b91e89bf3.jpg)
この支柱は裏山のカシの木を切って作りました。
鉄や塩ビ製の市販の支柱と違って
有機的な曲線がいい風情。
その影もいいです。
菜の花2016
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/4a/57f70c2338e7f240e7d00584548b5fe7.jpg)
3月21日午後4時過ぎ。
エンジェルファームの旧菜園。
今年は最高の菜の花畑になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e8/ab052a42328eebb42228d72a7b877ede.jpg)
3月24日午前9時前。
この菜の花たち、すべて勝手生え。
栽培したのではなく、こぼれ種から勝手に発芽し
勝手に生育し、勝手に花咲いた。
種まきもしない、間引きもしない
水やりもしない、肥料もやらない。
僕たちは「おばけ菜」と呼んでいます。
この土地で雑種化、原種化、雑草化したアブラナ科の野菜。
こういうのには害虫も寄りつきません。
病害虫にまったく強い。
生命力が違います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d2/cb9b39e828bfd6a65c848f87e5051e77.jpg)
これです。
一株が圧倒的に大きい。
花房の数も圧倒的に多い。
実は種も大きいんです。
数株残して種を採取して
有効利用できないか考えてみます。
雑草鑑賞2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b1/64416e941f0f31b6a24e2d877fea398c.jpg)
あまりに可憐なので撮りました。
今朝のエンジェルファーム駐車場のホトケノザ。
僕の手元にある『柳宗民の雑草ノオト』という本には
「早春の野辺にあるホトケノザやその仲間、
雑草扱いするには惜しい愛すべき野の花である」
と書かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0c/b2ceb9d899c9ef5c1786b7a6ccc11ebf.jpg)
著者・柳宗民(やなぎむねたみ)さんは
民芸運動の柳宗悦の三男。
今夜知ったんですが10年まえ(2006年)に
亡くなられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ed/314e92dda51ff432800abe3be2176f0c.jpg)
本の中のナズナの素敵なイラスト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/cd/6b4324235aa46ee7d95d3ec2b8d3561e.jpg)
今朝の駐車場のナズナ。
雑草鑑賞
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d5/da718255d0875f781ad632be958ff648.jpg)
エンジェルファームの駐車場の雑草。
冬場からここにありました。
あんまり美しいので除草せず鑑賞しています。
写っているのはホトケノザとナズナと
オオイヌノフグリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/80/385d3c9368421b70f20064c231ed4e0a.jpg)
ホトケノザはシソ科。
昨日アップしましたシソ科のローズマリー同様
花が見慣れない特殊な形態です。
左のハート型はナズナの果実。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/23/e3128dc3ae1263491df13a4047b1ae55.jpg)
ナズナ(ペンペングサ)の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7c/3d0cafaf2f95f447825a94530570d57c.jpg)
オオイヌノフグリ。
一見ただの雑草だけど
近寄って見るとすべて素敵な花です。
エンジェルファームでは、駐車場だけでなく
薔薇園も野菜や果樹を育てているエリアでも
こういう雑草との共存を試みています。
雑草が生えているのが自然な環境です。
もちろん、かといって野菜や果樹、薔薇が
雑草に埋もれてくれては困ります。
そのあたりの微妙なバランス
そこですね、人間の役割・・・
ローズマリーに飛来
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/b9/e6c84012179623af2cf37d9098b0f9d3.jpg)
エンジェルファームのローズマリーの花に
日本ミツバチ飛来。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/79/f5bc9f70b617273e7b0b8b4cc739d1d5.jpg)
ハーブ療法家、アロマセラピストたちにとって
もっともポピュラーなローズマリーですが
この花をちゃんとイメージできるひとは稀でしょう。
思い浮かべて描いてみてくださいと言われて
描けるひとはどれぐらいいるでしょうか?
あまり馴染みのない珍しいカタチです。
次はもっとうまく撮ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/55/f2abca75e11fab61e5524b20e2aef306.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/1b/3d052eb6ec5a1352830c37ee554e606d.jpg)
菜の花にミツバチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/52/99e5ce0fa9be94a5f09f7cb27946ab73.jpg)
エンジェルファームの満開の菜の花に日本ミツバチ。
今春の菜の花はすべてこぼれ種で育った勝手生え。
こういう野菜は強靱で、ほとんどまったく
病害虫にやられません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ab/314daae3c8e51353bbc8ed91b1694606.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4e/51dd5d9016bd19401f1ce11fa21c146a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6e/06c4b007e8f15e5b0cb78d3b0aba3a68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c9/64d115e76e2f440d177cb59f3acf02b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d0/64a4093a86fc17b8a5bcc20555bc023f.jpg)
より重い石の運び方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/aa/842ab1199796a87964b79c059ff1bc8c.jpg)
急に進行している季節のことや
3.11原発事故のことも書きたかったけれど
3月6日の石運びのことを記録しておきます。
エンジェルファームの駐車場の端に
薔薇を植えるべく大きな穴を掘りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c6/433c405948a40ea15e6682b849628ff8.jpg)
そこから出た石、今回この石が一番重かった。
もっと体積が大きい石は運んだのですが
比重が違うんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/de/3f503f3f2a58044998ce8f8914179647.jpg)
掘った土の上に
よいしょよいしょと
重い石を転がしていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/96/e2f3ecb07d9017ff596315712a5d3803.jpg)
傾けた一輪車に落とし込みます。
文字で書くと簡単ですが
キツイ作業です。
もう嫌(^_^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e2/28748e20b00366677b0eb2390469b725.jpg)
気合いを入れて
傾いた一輪車を立て直します。
この石は薔薇園の踏み石になりました。
重すぎる石の運び方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5b/c64e064db8c246ab815c1155aee67305.jpg)
最近、庭の地中に埋まっていた石などを使って
踏み石を作りました。
困りものの石を立派に生かすことができて
うれしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/90336c47b5fcf077fdefb0218b2eba85.jpg)
それにしても重たかった。
なかでも重かったのが手前の石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ca/975b6ecce6802d0f7a0a64f19e29e189.jpg)
これです。
裏庭にあったんですが
前庭のバラ園の踏み石にするには運ぶのが大変・・・
まったく動かないわけではない
かといって持ち上げることはできないので
一輪車には乗らない。
少しずつころがしていく手はあるけれど
時間もかかるし体力も消耗するので迷いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f4/e069882062bb6a408504c3ad1cf478d6.jpg)
ふと思いついたのがこの方法。
重くて持ち上がらないなら
一輪車の高さまで転がして
そこから一輪車に落とし込んだらどうだろう・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/12/16c3b77315fc016b30c36e76dd7b77fa.jpg)
見事に一輪車に乗せることができました。
乗せてしまえばあとは集中力をもって
注意深くやればあっというまに運べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6f/0adb6e49a6bcce4a4000b7785c3259a8.jpg)
そして今日はまとまった雨が降って
植え替えた植物たち、芽吹き中の薔薇たちにとって
恵みの雨となりました。
トップバッタ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/81/abdc1c321ad1402d773f25819ad9aa2a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c0/39d9e0a96ab791bcf0ce8eaffcfb78e4.jpg)
庭のバラの“葉もぎ”をしていた桂子が
葉に隠れているこのバッタを見つけました。
今年初めてのバッタ。
トップバッター(トップバッタ)は
日本で唯一成虫で越冬するツチイナゴ。
ナナホシテントウやモンキチョウの
姿も見かけ始めました。
ウグイスの声も近くで聞こえます。
18cmの奇跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8f/f11686562ab50767873ede593ec6887a.jpg)
ごく最近出会った本『18cmの奇跡』。
土壌微生物やフルボ酸のことを調べているうちに
この本の著者・みなみかつゆき先生に行きつきました。
非常に重要な本です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/53/25d9ba67a97a8eab11faf72054ea4b97.jpg)
みなみ(陽)先生は土壌についてこう書かれています。
わたしたちの健康
とくにスピリチャリティ(精神性・霊性)に
大きな影響を及ぼしている。
ヴィラモ梅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/bf/d8424a49f7ebef58d05db99a23946623.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/74/ac5182c6e146ec40087f51d6fa283536.jpg)
桂子が1996年にインドでもらった名前がヴィラモ。
インド古典語(サンスクリット)でリラクゼーションを意味します。
東京でヒ-リングの仕事をしていた桂子は1999年に
鉢植えの小さな「豊後梅(ぶんごうめ)」を入手。
その年、豊後=大分に住む僕と出会い
彼女は2000年に東京から大分に移住。
2002年、築明治元年(1868年)の古民家に出会い
このスペースを「エンジェルファーム」と名づけ
ヒーリングのお仕事をしてきて
エンジェルファーム創業14年です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/7f/3851ceae5461bda6cf72588631bc92e4.jpg)
この豊後梅、なかなか植え場所が決まらず
いろいろ移動したあげく現在の裏山に定植。
いきなり荒々しい野生の環境に置かれ
毎年猛々しい雑草に覆われて
なかなか根づけなかったんですが
最近何だか立派な梅になってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/35/3a5be5a6dd98d6589fafcfaa53a3e1f4.jpg)
裏山に育つヴィラモ梅。
想えば東京から来た桂子自身の歩みでもあるような・・・