数年前に台風が通過した後、風に飛ばされてきたのか亀がいた。
裏の原生林はもともとゴルフ場で池もあったので、もしかすると
その辺りから 飛ばされてきたのかも知れない。
おそらく元の場所までは帰ることができないと 思ったので
飼うことにした。
そしてまた、次の台風がやってきたと同時に 庭に亀が現れた。
結局、そんなことを繰り返して亀が三匹になってしまった。
最初、亀はミシシッピーアカミミガメ、いわゆるミドリガメだと思ったが、
図鑑で 調べるとヤエヤマイシガメだということが判明した。
八重山諸島の固有種で絶滅危惧種に指定されている希少種であるが、
この宮古島では 特別外来種で害獣となっている。
宮古島には生態系に害を与える外来種がいる。
ニホンイタチ、インドクジャク、コウライキジ、シロアゴガエル、
ヤエヤマイシガメ、セマルハコガメ、グッピーやテラピアなどなど。
2019年にインドクジャクの駆除が行われて約500匹以上が駆除されたそうだ。
外来種の扱いには苦慮している。
たとえば貴重種であるヤエヤマイシガメもそうだが、セマルハコガメは
外来種で あっても天然記念物に指定されている。
天然記念物は駆除することもできない。
数年前から捕獲されたセマルハコガメが役所に持ち込まれるようになった。
現在52匹のセマルハコガメが役所で飼育されているそうだ。
この先、20年以上世話をすることになる。
この外来種の問題に市も頭を悩まされている。
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きじむな
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