うんたま森のキジムナー

イセエビ

イセエビは、卵を持つ産卵期である4月1日~6月30日まで
禁漁期間になっている。普段はいい加減な生活をしている潜り
漁師も、禁漁期間中は絶対にイセエビを捕らない。
捕まれば罰金が大きいと言う事だけではなく、みんなで決めた
決まりごとは守る意識の方が強い。禁漁期間中に魚が捕れなくて、
イセエビの群れにあたることがある。
それでも捕る事はない。

但し、イセエビ漁の解禁は7月1日からで、セリに出せるのは1日の
セリから。厳密に言えば、1日前に禁漁期間をやぶることになる。
海に入るのが今なら夜の8時30分を過ぎてから、そして漁を終えて
港に戻るのが日をまたいだ、夜中の3時頃、つまり1日になっている。

1日のセリはイセエビだけ祝儀相場で普段より少し値段が高い。
生きて捕ればキロあたり2.500円くらい、突いて捕れば2.000円
というところだろうか?
今年のセリは見ていないので、幾ら入ったのかは知らない。
生かしたまま捕るには、それなりの技術がいるので、なかなか
マネが出来ない。

宮古島で捕れるイセエビは、観光客の需要にはとてもおいつか
ないので、ほとんどが外国産のイセエビをお店ではあつかっている。
宮古産のイセエビを食べるなら「海王丸」と言うお店。
素潜り漁をやっていて、宮古島の活きイセエビのほとんどを
この船長が捕っている。夜、私は空気ボンベを背負って潜っているが、
水深25mを超える水中で、素潜りで潜ってきた、この船長さんと
すれ違った事がある。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事