秋は運動会シーズン。沖縄のいやいや宮古島の運動会は「熱い!」
以前、港湾工事の現場作業をしているとき、
「今日は早く上がらせてもらうよ。運動会の練習があるからね。」といわれた。
意味がわからなかったが、近くの公園で徒競走のスタートの練習をしているのを
見かけたことがある。子供の運動会の父兄参加の競争の練習。
子供の運動会であるが父兄、親族が参加する徒競走やリレー、玉転がしや
二人三脚などがスケジュール表にあるのが離島の運動会。
前日や朝から席取りが始まって、今は禁止されているが、あちこちにで
飲み会が行われる。お昼の弁当を囲む頃には顔を真っ赤にした親や親戚が
オトーリをまわしていた。運動会の日には学校近くの道路は渋滞する。
駐車場のスペースには車が収まりきらずに、学校を囲むように車が停まっている。
学校前には屋台が出ていたこともあった。
現在は運動会でも学校への出入りは厳しくなっているそうだ。
子供が学校に通っていた頃は「運動会のお弁当のおかずにしなさい。」と
近所のオバサンたちから色々とよくしてもらったのは、
いい思い出となっている。
オバァたちの時代は運動会の終了を告げるのは渡り鳥のサシバだったそうだ。
運動会の終盤に差し掛かるころ、空を覆いつくすほどのサシバが
飛んできていたそうだ。それを取りに行くのが秋の風物詩でもあった
という話しを毎年この時期になると聞かされた。