草むらや畑の中を歩いているとガジャン(蚊)やアブの仲間、
ダニに刺されることは珍しいことではない。
痒みが出るので掻いて虫刺されの薬を塗っておく。
翌日になれば、何かに刺されたことなんて忘れてしまう。
それから1週間〜10日ほどしてから全身のだるさや頭痛、
食欲不振、発熱など風邪と似た症状が現れ39度以上の熱が出る。
この時点で病院に駆け込んでいれば身体にできる発疹から
風邪以外の病気の疑いが出る。
今までは原因が特定されずに重篤な症状になることが多かった。
最近になって、その原因がツツガムシに関連していることがわかった。
実際に症状はどんどん悪化して、あちこちの病院で診てもらっても
原因がわからず健康を取り戻すことができなくなった人を
何人か知っている。
もっと早くに原因が特定されていれば、それほど大した病気ではない。
ツツガムシ病とは病原体(リッチケア)を保有するダニ(ツツガムシ)に
刺されたときに感染する病気である。
(すべてのツツガムシが病原体を持っているわけではない)
ツツガムシは非常に小さく、身体のどこかについていてもなかなか
見つけられない。
また、刺されても蜂や蚊、ノミのように痛みや痒みを感じない。
刺されてしばらくしてから痒みなどが出てくる。
感染した人と接触しても、人から人へと感染することはない。
宮古保健所管内においてもツツガムシ病が発生している。
ツツガムシが活発に活動し始めるのが梅雨じきからだといわれている。
畑や草むらの近くではできる限り肌を露出しないことくらいしかできない。
原因がわからない体調不良は気をつけてください。
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