うんたま森のキジムナー

黒砂糖

台風の影響をあまり受けなかったので、
今年のサトウキビは豊作。サトウキビの
出来具合は糖度とトラックの搬入量(台数)で
読む。例年ならトラック5台分のサトウキビから
トラック6台分収穫したとキビ農家の友達が
喜んでいた。

製糖工場では、畑から積み込んできた
サトウキビを借り置きしておく場所がないそうだ。
そういえば、製糖工場の前を通ったときに、
入口のすぐ近くまでトラックが並んでいた。
宮古島のサトウキビから白糖は精製されない。
おもに黒砂糖として製糖される。

子供の頃、駄菓子屋に黒糖菓子
(黒砂糖で作られたパンのようなもの)が売られて
いて、よく食べた記憶があるが、本土では
どのように使われているのだろう。
地元の友達に「内地では黒砂糖をどのように
使っているのか?」と聞かれて
返答に困った。沖縄ではどこでも黒砂糖が
売られているけれど、ほとんど沖縄で
しか黒砂糖を口にしたことがない。

毎日、埠頭桟橋には精製された黒砂糖を満載に
して船が本土へと出港していく。キビ農家の
友達にしてみれば、収穫したサトウキビの行方が
気になるところだろう。
いつだったか?本土の有名ホテルのシェフが、
わざわざ多良間島まで黒砂糖を
買付にきたことがあった。どんな料理に使うのか
聞くと「ハヤシライス」に使うらしい。
わざわざこんな遠くまで買いにこなくても、
本土でも手に入りそうなものだが、職人の
こだわりというのは、やはり自分で確かめて
納得いくものがほしいのだろう。


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