宮古島の城辺、砂川というところに多良川酒造所がある。
太平洋を望むこの地は、もともと沼地であり、湧水や地下水などの
水源に恵まれていた。
酒造所ができたのは1948年、ミネラル豊富な水は泡盛作りには欠かせない
ものとなり 多良川酒造は発展していった。
今でも井戸水や湧水を使って作っているそうだ。
何度か製造過程を見学させてもらったことがある。
米を蒸すところから、泡盛のラベル貼りに至るまでの全ての工程を、
基本的に人の 手を介して行っている。 また、泡盛造りに欠かせないのが
貯蔵だと言われている。
酒造所から少し離れた場所に「ウイピャーうぷうす蔵」
という洞窟がある。
ウイピャーというのは、この地の名称で、うぷうすとは「大きな岩」
という意味。 この洞窟の中に蔵があり大量の泡盛が寝かされている。(育てる)
なんとその数は合わせて5000本以上20年以上の古酒が貯蔵されている。
見学の過程で最後に30年以上育てた古酒をいただいたことがある。
泡盛というより高価なブランデーのような味わいだった。
宮古島は地域によって、その地域が好む泡盛がある。
宮古島の中でも古くからある酒造所である。
泡盛はタイ米を使用するので純県産品ではない。
多良川酒造では宮古島も水、そして宮古島のサトウキビから純宮古島産の
ラム酒も作られている。
コメント一覧
きじむな
ダイバー
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事