デイゴの花の英名である。デイゴは沖縄を代表する花、
昭和42年に県民投票によって「県花」に指定された。
デイゴの花の見頃は3月~4月。卒業式や入学式とかさなるので
学校のシンボルツリーとして校庭に植えられていることが多い。
デイゴは不思議な花で、花は毎年同じように咲くわけではなく、
木によってはまるで花を咲かせない年もあれば、
満開に咲く年もある。それでかどうかは定かではないが、
「デイゴの花がきれいに咲けば、その年は台風の当たり年」
という言い伝えがある。
昔の言い伝えに詳しいオジィに聞くと、やはりデイゴが
平年よりたくさん咲く年は台風が多い年だと言う。
私はこのデイゴの台風占いには否定的である。
毎年、気にして見ているので、そんなことは迷信だと思う。
船の名前を「コーラルビーン」にしたのは別に深い意味が
あってのことではない。初夏を思わせる真っ赤な花が、
なぜか気に入って、カラカラ先生が思いついてつけただけ。
デイゴの花言葉は「夢」だそうだ。
カラカラにおこしのせつは、夢を抱いて船に乗ってください。
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